1月の展覧会情報
◀12月2月▶
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\\\掲載情報募集中///

展覧会の掲載情報を募集しております。
【お知らせ】展覧会情報あるふぁは令和6年3月末を以て終了いたします。
新規の掲載のお申し込みは令和5年10月28日を以て終了いたしました。

詳しくは上の丸印をクリック
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北海道立近代美術館

☎/011(644)6811
札幌市中央区北1条西17
9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

AINU ART―モレウのうた

▼1月13日~3月10日
→アイヌ文様の特徴のひとつであるモレウ(渦巻き文)をキーワードに、アイヌアートの多様性とデザイン性に富んだ造形力に注目します。貝澤徹、西田香代子、藤戸康平らの近作、新作とともに、先人たちが残した木工芸、染織の優品を展示する

札幌市資料館ミニギャラリー

☎/011(251)0731
札幌市中央区大通西13
9時~19時
会期中無休

北海道教育大学岩見沢校現代美術・空間表現研究室展

▼1月23日~28日


ギャラリー大通美術館

☎/011(231)1071
札幌市中央区大通西5の11大五ビル1F
10時~18時(最終日~16時)
会期中無休

"Agerの衣食住と遊びvol.2

▼1月23日~28日
→手作りのクラフトを通じた心地よい暮らしを提案"


札幌芸術の森 工芸館

☎/011(591)0090
札幌市南区芸術の森2の75
10時~16時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)、~12月15日は土日祝日のみ開場

クラフトギャラリー VESTPOCKET ""暮らしのとなり”

▼11月18日~3月3日
→夜は長く、静寂の季節が訪れる。赤黄色の葉がはらはらと落ちるともうすぐ銀世界が広がる。マグカップからたちのぼる湯気、首元を優しくあたためるマフラー、お気に入りのカトラリー、耳元を飾るイヤリング、そばにあるとほっとして毎日を彩ってくれる、暮らしのとなりに寄り添うものを展示。テキスタイルは、小島柚穂、坂本友希、下村好子、松崎 孝一が出品"



三越仙台店

☎/022(225)7111
仙台市青葉区一番町4の8の15
10時~19時30分
会期中無休

第70回日本伝統工芸展仙台展

▼1月24日~29日

→昭和29年に創設された伝統工芸界最大規模の公募展で、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門で構成。人間国宝の作品をはじめ、受賞作、地元在住作家の入選作品などを展示

秋田市立赤れんが郷土館

☎/018(863)6851
秋田市大町3の3の21
9時30分~16時30分
12月29日~1月3日休み

CRAFT&DESIG

▼10月28日~2月4日
→秋田市美術工芸協会と秋田県デザイン協会との合同企画展。テーマをもとに会員が制作した作品を展示し、その作品と活動を広く紹介する

日本きもの美術館

☎/024(984)3021
福島県郡山市熱海町熱海5の211
10時~17時
年末年始(12月29日~1月3日)を除いて会期中無休

晴れの日の一領・思いは永遠に

▼8月23日~24年1月15日
→今もなお袖を通せば「“晴れの日”を待っています」と言われているかのような、手の込んだ刺繡が施された幕末から明治・大正・昭和の振袖の数々を展示。時代の流れに入り込み、時を超えて想いを受け継ぐ着物の魅力を紹介する



杉野学園衣裳博物館

☎/03(6910)4413
品川区上大崎4の6の19
10時~16時
11月2日、日曜・祝日休み

民族衣装入門

▼9月19日~1月29日
→民族衣装はその華やかで美しい装いが魅力的であるが、一歩踏み込んでみるとその民族における歴史や習俗、宗教など、そこに付随する様々な文化的要素を知ることができる。同展では1階展示室にウズベキスタン、インド、グアテマラ、アイヌ民族の衣装を、2階展示室にブルガリア、ルーマニアの衣装を展示する。民族衣装に施された美しい装飾とともに、衣装が物語るその背景を紹介する

文化学園服飾博物館

☎/03(3299)2387
渋谷区代々木3の22の7新宿文化クイントビル
10時~16時30分(12月15日・1月19日~19時、入館30分前)
日曜・祝日、12月28日~1月5日休み

魔除け―見えない敵を服でブロック!―

▼12月9日~2月14日

→新型コロナウィルスの世界的な流行は、病気の恐ろしさや、人生でままならぬ事態が突然起こりうることを改めて実感させた。科学の知識がない時代、病気や死は目に見えない「魔」によって引き起こされるものと信じられ、人体と外界との境目にある衣服には、「魔」から身を守る役割も求められた。人々は、「魔」を追い払い、さらに幸運を引き寄せる力があるとされる文様を衣服に表したり、装身具によって結界を築くなど、「見えない敵」から身を守り、より良い人生となるよう衣服に願いを込めた。同展では、日本と世界各地の民族衣装や装身具に見る魔除けや招福の役割を探る

世田谷文化生活情報センター生活工房

☎/03(5432)1543
世田谷区太子堂4の1の1キャロットタワー3F
9時~21時
月曜休み(祝日は開館)

あみきをほどく 家庭用編み機の展覧会

▼10月31日~1月21
→完成までに多くの時間がかかる手編みは、手芸のなかでもとくに人の想いがこもるモノとして語られてきた。母親が夜なべした手袋は、その典型です。これに対して、戦後に普及した「家庭用編み機」(家庭機)は、誰でも早く簡単に、きれいに編めることが目指されたプロダクト。家庭機は、1950年代後半から60年代にかけて流行した。最盛期には年間100万台が生産されており、花嫁道具としても売り出されている。ミシンと並ぶ定番の家庭用品であり、またニット製品を量産するための仕事道具でもあった。しかし既製服が一般化すると、編み物は「作るもの」から「買うもの」へ、「家事」から「趣味」へとシフトしていく。やがて家庭機は、徐々にその姿を消していった。同展では、各時代の家庭機や編み物、雑誌等の資料を糸口に、この家庭用品を中心に編成された「暮らし」と「編むこと」の関わりを辿る。あわせて現在も家庭機を使用するニッターの作品も紹介。1923年に萩原まさが考案してはや100年、長らく忘れられてきた家庭用編み機の可能性を再考する

世田谷文学館

☎/03(5374)9111
東京都世田谷区南烏山1-10-10
10時~18時
月曜休み(祝日は開館)

衣裳は語る──映画衣裳デザイナー・柳生悦子の仕事

▼10月7日~2024年3月31日
→1950年代から80年代まで、100本以上の映画作品で数々の衣裳デザインを担当した柳生悦子(1929~2020年)のデザイン画を展示し、映画衣裳デザイナーのパイオニアの仕事を紹介する。

東京国立博物館

☎/03(5777)8600
台東区上野公園13の9
9時30分~17時(金曜~20時、土曜・日曜・祝日~18時、入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

中国の染織 吉祥文様

▼11月14日~2月4日
→中国の旧正月である春節にあわせて、吉祥文様を表した緞通(絨毯)、刺繡を展示。四霊に数えられる龍に加え、中国で好まれてきた牡丹文、蝙蝠文、蝶文、石榴文などについて、各モチーフに込められた願いを解説するとともに、作品の染織技法を紹介する

アジアの染織カシミヤ・ショール 吉祥文様

▼11月14日~2月4日
→インド北西部・カシミール地方で放牧される山羊からは、上質な毛糸が生産された。それを染色し、緻密な文様を綴織で表したカシミヤ・ショールは、インド・ムガル朝の貴族のみならず、18世紀にはヨーロッパでも人気を博した。その需要に応えるため、織りを模した刺繡のショールが登場し、さらに、イラン・ケルマン地方でも製作されるようになる。同展では、これらの作品を展示し、カシミヤ・ショールの展開を追う。あわせて、カシミヤ・ショールを愛好したインド・ムガル朝やイラン・サファヴィー朝の装束や錦も展示することで、同時代のアジアの宮廷文化を紹介する。

ATELIER MUJI GINZA

☎/03(3538)1311
中央区銀座3の3の5無印良品銀座5F
11時~21時
不定休

素材の源流を辿る『渡し舟-からむしの営み』

▼11月3日~1月28日
→世界各地で受け継がれてきた伝統的工芸の多くは、生活様式の変化、作り手の高齢化や後継者不足など時代の移り変わりとともに様々な課題に直面している。「素材の源流を辿る」は、様々な課題に向き合いながらも、昔とかわらない原材料と伝統的な技術で作られる素材や作り手に目を向け、背景を理解するとともに文化として丁寧に伝えることで、共感や新たな価値の創出に繋がるようなものづくりを紹介していく取り組み。今回は第一弾として、苧麻とも呼ばれる「からむし」という植物の繊維を素材としたからむし織を取り上げる。からむしは麻に近い素材で、吸湿性や速乾性に富んだ肌触りの良さを持ち、夏の衣料品に適した素材として、高級織物の原料にも使用されてきた。同展は3つのテーマで構成し、古来より受け継がれたからむし栽培の様子を福島県昭和村の四季豊かな自然風景の写真、栽培の際に使用する道具などとともに展示する「季節に根ざしたからむしの栽培」、福島県昭和村でからむしの可能性を探る活動を行っている渡辺悦子、舟木由貴子による「渡し舟」のアトリエを再現し、からむしを績んで糸を作り、布を織り上げる工程を実際に使用している道具の展示を交えながら、渡し舟の活動を紹介する「渡し舟-からむしの営み」、からむしの可能性を探り、そのひとつとして、からむしとアート分野との融合を試みる「これからのからむしを探る」では、からむし織の布に染色家の柚木沙弥郎氏の図案を配し、藍染め集団BUAISOUが染め上げたタペストリーなどを展示する。素材の生まれる背景から今後につながる可能性を提案し、これまで培われてきたものづくりの過去、現在、未来をつなぐ展示を目指す。

ギャラリーおかりや

  ☎/03(3535)5321
  中央区銀座4の3の5銀座AHビルB2F
  11時~19時(最終日~16時)
  会期中無休

蟻川工房のホームスパン展

▼1月24日~29日
→盛岡で減耗を素材に手紡ぎ手織りで取り組む蟻川工房のホームスパンを展示。手の温もりを感じる服地やジャケットなどを出品

ACギャラリー

☎/03(3573)3676
中央区銀座5の5の9阿部ビル4F
11時30分~19時(最終日~16時)
会期中無休

帯留展

▼1月18日~13日

丸紅ギャラリー

📩/gallery@marubeni.com
千代田区大手町1の4の2丸紅ビル3F
10時~17時(入館30分前)
日曜・祝日

「ふしみ殿御あつらへ」小袖裂と復元小袖―墨書と裂から分かる桃山時代の小袖制作―

▼1月23日~2月22日
→丸紅コレクションとして所蔵する希少な桃山時代の辻が花の小袖裂と、それをもとに復元した小袖を展示。この小袖は、1996年7月から1999年12月まで3年余りの歳月をかけ、丸紅設立50周年記念事業として、養蚕から糸づくり、手織り、湯のし、下絵、糸入れ、絞り、染め、仕立てまでの工程を、可能な限り桃山期の技術に基づいて復元したもの。また、小袖裂には、「ふしみ殿御あつらへ」との墨書が記されており、秀吉の側室であった淀が着用した小袖の一部と考えられてきた。同展では、当時の呉服制作の観点から墨書が記された目的と理由を明らかにし、必ずしも注文主が淀とは限らないことを示すとともに、同じ桃山時代の貴重な染織品である辻が花裂を紹介する

皇居三の丸尚蔵館

☎/050(5541)8600
千代田区千代田1の1皇居東御苑内
9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

皇室のみやび―受け継ぐ美―第2期 近代皇室を彩る技と美

▼1月4日~3月3日
→同館の収蔵作品には、明治時代以降に宮中において室内装飾として使用された美術工芸品類が含まれている。なかでも、明治22年(1889)に大日本帝国憲法発布式が行われた場所でもある明治宮殿を飾った作品は、当時の著名な作家が最高の技術を凝らしたもの。第2期では、それらの作品とともに即位や大婚25年(銀婚式)など皇室の慶事を契機として制作された作品、さらに明治・大正・昭和の三代の天皇皇后にゆかりのある品々を紹介する

伝統工芸青山スクエア

☎/03(5785)1301
港区赤坂8の1の22赤坂王子ビル
11時~19時(最終日~18時)
12月29日~1月3日休み

全国伝統的工芸品公募展優秀作品展

▼12月22日~1月11日
→長い間受け継がれた伝統的技術・技法に、現代生活の中で使われるための新しいアイディアや表現を取り入れた、市場性のある伝統的工芸品の公募展入選・入賞作品から優秀作品を展示

根津美術館

☎/03(3400)2536
港区南青山6の5の1
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

繡と織―華麗なる日本染織の世界―

▼12月16日~1月28日
→様な織と繡(刺繍)は、染織品の加飾技法の中でも古くから日本では格式高いものとして捉えられた。また時代がくだると、刺繡は染と組み合わせられて小袖を彩り、重厚な織は能装束に多用された。 根津美術館のコレクションの礎を築いた初代根津嘉一郎は、古美術品の豪快な蒐集で名を馳せたが、その意欲は染織品にも向けられた。同展では、嘉一郎の蒐集品を中心に、法隆寺や正倉院伝来の上代裂、袈裟や打敷などの仏教染織、唐織や縫箔といった能装束、そして江戸時代の小袖まで、幅広い時代の染織品の中から、織と刺繡の技が光る作品を紹介する

国立新美術館

☎/03(5777)8600
港区六本木7の22の2
10時~18時(入館30分前)
火曜休み(祝日の場合翌休)

第36回平泉展~楽しい手作り~

▼1月24日~2月5日

日本民藝館

☎/03(3467)4527
目黒区駒場4の3の33
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

柳宗悦唯一の内弟子 鈴木繁男展―手と眼の創作

▼1月14日~3月20日
→その才能を柳宗悦によって認められた鈴木繁男(1914―2003)は、唯一の内弟子として1935年に入門、柳から工芸や直観について厳しく教育された。陶磁器、装幀、漆絵など多岐な分野にわたる鈴木作品の特質は、筆や型を用いて施された品格ある模様の独自性。同展は没後20年に合わせ、工芸家・鈴木繁男の手と眼による仕事を顕彰する。鈴木繁男蒐集の着物なども展示される”

東京造形大学

☎/042(637)8111
八王子市宇津貫町1556
10時~17時
会期中無休

ZOKEI展 2023年度東京造形大学卒業研究・卒業制作展/東京造形大学大学院修士論文・修士制作展

▼1月19日~21日
→テキスタイルデザイン学科、デザイン研究領域を含む

国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館

☎/0422(33)3340
三鷹市大沢3の10の2
13時~17時
火曜~木曜開館

型紙 精美なる技

▼1月9日~3月14日
→型紙とは、柿渋で防水加工を施した和紙に文様を彫り抜いた、染色で使う道具。生地の上に型紙をあて、粳米の糊を置いてから染めて糊を洗い落とすと、糊の部分が防染されて文様が白く染め残る。型紙の手法は主に江戸小紋や型友禅、中形と呼ばれる木綿の浴衣地に模様をつける際に用いられた。その歴史は古く、鎌倉時代には確立していたと言われる。通常は一枚の型紙を順次移動させて一反分の連続模様をつけるが、複雑な文様を複数枚の型紙に彫り分けて組み合わせる二枚型や三枚型もある。文様の彫り方には突彫、錐彫、引彫、道具彫があり、それぞれの文様に適した道具と技法を用いる。また柄を固定するための糸入れも、非常に高度な技術です。江戸時代中期に紀州藩の保護を受け、伊勢湾沿岸の白子・寺家一帯(現在の三重県鈴鹿市)が一大産地として「伊勢型紙」を広めたほか、京都や江戸、会津で制作された型紙も各地に残っている。同展では、今に守り受け継がれてきた高度な彫りの技術と、型紙の文様の多様さに焦点を当てて紹介する

益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子

☎/0285(72)7555
栃木県芳賀郡益子町益子3021
9時30分~16時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月25日~1月1日休み

益子日帰り―旅する染色家 芹沢銈介―

▼10月22日~1月8日
→民藝運動の染色家として知られる芹沢銈介は旅を好み、生涯にわたって日本各地や世界各地をめぐった。芹沢の作品には、各地を旅することで目にした手仕事の現場の光景や、そこで作られた民芸品などが数多く表されている。特に1939年の沖縄滞在以降、沖縄をモチーフとした名作を次々に生み出し、明るくおおらかな作風へと転換している。芹沢は益子にも訪れ、窯場など町の様子を描いた『益子日帰り』という絵本を制作した。同展では「旅」をテーマに、芹沢が旅先で出合った景色や文物に取材した作品を紹介

群馬県立日本絹の里

☎/027(360)6300
群馬県高崎市金古町888の1
9時30分~17時
火曜休み

宝塚歌劇~美しき和の世界~

▼10月21日~12月22日
→宝塚歌劇は、大正3(1914)年に初演を行って以来、100年以上の歴史を持つ日本を代表する劇団。宝塚歌劇の魅力の一つである絢爛豪華な衣装は、鮮烈な美しさで多くの人々を魅了し、夢と感動を与えている。同展では、宝塚歌劇展初となる《和》の衣装を中心とした構成で、華やかで美しい宝塚歌劇の世界を紹介する

高崎市染料植物園

☎/027(328)6808
群馬県高崎市寺尾町2302の11
9時~16時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

収蔵品展「草木染の美 冬」

▼12月10日~2月27日

川崎市立日本民家園

☎/044(922)2181
神奈川県川崎市多摩区枡形7の1の1
9時30分~17時(11月~2月:~16時30分)
月曜(祝日の場合翌休)、12月29日~1月3日休み

伝統工芸館ミニ展示「干支2024―辰・たつ―」干支の型染め作品

▼12月22日~1月7日
→スタッフによって染められた、辰の図柄の藍染め作品を展示

新潟市文化財センター

☎/025(378)0480
新潟市西区木場2748の1
9時~17時(土・日曜・祝日10時~16時)
月曜休み(祝日の場合翌休)

育てる・紡ぐ・織る―麻の歴史―

▼9月12日~24年3月24日
→麻は縄文時代から編布(アンギン)などに使われてきた、身近な素材の一つ。糸や布そのものは地中で腐ってしまうため、遺跡ではなかなかお目にかかることができない。しかし、最近は、機織りの復元実験や分析により、使用された植物を特定する「繊維考古学」などさまざまな研究が進んでいる。同展では、麻の利用とその歴史について、新潟市および近隣の考古資料を中心に、絵図・復元写真なども合わせてわかりやすく展示する

金沢市立中村記念美術館

☎/076(221)0751
金沢市本多町3の2の29
9時30分~17時(入館30分前)
会期中無休

寿ぎの工芸

▼12月9日~2月25日

福井県陶芸館

☎/0778(32)0273
福井県丹生郡越前町小曽原120の61
9時~17時(入館30分目)
月曜(祝日の場合翌休)、12月28日~1月4日休み

新幹線開業記念特別展Ⅰ「魅せる、現代工芸―金沢-福井-京都―」

▼第二部:12月2日~2月18日
→令和6年3月の北陸新幹線開業を見据え、福井県陶芸館では新幹線沿線がつなぐ予定をされている地域である金沢、福井、京都の工芸による連携を目的とした工芸作品の交流展を開催する。金沢からは金沢美術工芸大学大学院生、福井からは日展に所属する越前焼作家・吉田豊一氏、司辻健司氏、京都からは京都市立芸術大学大学院生の協力で、北陸新幹線がつなぐ1府2県の作家の工芸作品を一堂に展示することにより作家同士の交流、「伝統工芸」が盛んな産地の「現代工芸」という新たな可能性について模索を試みる。実用の「用」だけではなく、「魅せる」をテーマとした工芸作品を展示する。出品作品には染織を含む

山梨県立博物館

☎/055(261)2631
山梨県笛吹市御坂町成田1501の1
9時~17時(入館30分前)
火曜休み(祝日の場合翌休)

アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで

▼11月18日~1月21日
→アーツ・アンド・クラフツは、19世紀にイギリスで活躍したデザイナー、詩人、社会運動家であるウィリアム・モリス(1834~96)が提唱したデザイン運動。産業革命によって生まれた機械化による粗悪な量産品や、職人の手仕事を軽視する商業主義を批判し、上質なものづくりや天然素材の価値を見直すことで、日常に根ざした多彩な美術工芸品を生み出した。モリスが提唱したアーツ・アンド・クラフツの精神は同時代の若いデザイナーや建築家たちの共感を呼び、イギリス以外のヨーロッパの国々やアメリカ、さらには日本にまで広がった。日常生活と芸術を結びつけたアーツ・アンド・クラフツの実践は、現代のデザイン思想にまで引き継がれている。同展では、モリスの代表作として名高い《いちご泥棒》をはじめ、テキスタイル、家具、金属製品、ガラス製品、宝飾品、書物といった160点に及ぶ作品を通じて、モダン・デザインの源流となったアーツ・アンド・クラフツ運動の魅力と広がりを紹介

岡谷蚕糸博物館シルクファクトおかや

☎/0266(23)3489
長野県岡谷市郷田1の4の8
9時~17時(最終日~16時)
水曜(祝日の場合翌休)

東京農工大学科学博物館連携展「フランス式・イタリア式・そして諏訪式へ~VRでよみがえった葵町製糸場~」

▼11月23日~2月18日
→富岡製糸場と同時期に作られ、明治6年に現在の東京都港区虎ノ門付近にあったとされている官営2番目の製糸工場『勧工寮葵町製糸場』。この製糸場は、イタリア式の製糸法を採用し、フランス式である富岡製糸場と同時期に作られ、器械製糸技術の伝播に貢献したことが知られている。幻であったこの勧工寮葵町製糸場の図面40点余りが発見されたことにより、東京農工大学科学博物館で復元プロジェクトが立ち上げられた。膨大な紙の図面をデジタル画像化し、VRで復元された製糸工場を同時代の資料とともに紹介する


フェルケール博物館

☎/054(352)8060
静岡市清水区港町2の8の11
9時30分~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

背守りと子どもの着物

▼12月9日~2月18日
→背守りは、子どもの産着の後ろ身頃の衿の付け根に色糸の縫い飾りをつけて、厄除けのお守りとした。色糸で松や鶴などのめでたい縫い目をつける糸じるしや、刺繍、押絵の背守りもある。展示では静岡で発見された背守りや、見本帳などを中心に、子どもの着物により成長を願う風習を紹介する


静岡市立芹沢銈介美術館

☎/054(282)5522
静岡市駿河区登呂5の10の5
9時~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

芹沢銈介の収集 海外篇

▼1月4日~3月17日
→沢銈介は、世界の工芸品を集めた収集家としても広く知られている。徹底して自分が好きだと思うもの、よいと思うものだけを選んだことが芹沢の収集の特徴で、それにより収集全体が芹沢の「もう一つの創造」へと昇華している。同展では、同館が所蔵する4500点の収集品の中から海外の品々300点を紹介する。展示室の前半には、「ばんどり図二曲屛風」「鯛泳ぐ文着物」といった代表作もあわせて展示する

ギャラリースペースNEUTRAL

☎/075(431)5537
京都市上京区皀莢町287堀川新文化ビルヂング2F
10時~19時
会期中無休

現代テキスタイルアート・ミニアチュール展―THE KYOTO―Ⅲ

▼1月13日~2月3日
→2019年にギャラリーギャラリーで開かれた展覧会の第3弾。多くの染織作家たちがKYOTOをテーマに制作したテキスタイルの小品を一堂に展示する

京都国立近代美術館

☎/075(761)4111
京都市左京区岡崎円勝寺町26-1<コレクション・ギャラリー>
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)

小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ

▼1月6日~3月10日
→1960年代以降、欧米において従来のテキスタイルの概念を超えるような作品群が数多く登場した。伝統的な技法を踏まえつつも、天然・合成繊維のみならず、金属や鉱物など様々な素材を取り込み、平面から立体へ、そして空間へと展開した作品群は、ファイバーアートと呼ばれ、その新たな潮流は、とりわけ1962年から1995年までスイスのローザンヌで開催された国際タペストリー・ビエンナーレを中心に世界へと波及していった。日本におけるこの領域のパイオニアである小林正和(1944 – 2004)は、京都市立美術大学(後の京都市立芸術大学)で漆工を学んだものの、川島織物在職時の「1本の糸との出会い」を起点に、糸を「垂らし」「張り」「緩め」集積させた立体造形作品を発表する。そして第6回国際タペストリー・ビエンナーレへの入選を皮切りに、国際テキスタイル・トリエンナーレ(ウッヂ、ポーランド)や国際テキスタイルコンペティション(京都)などでの活躍を通して、国際的に高く評価されるようになった。糸を含む「ファイバーは人間と密接に結びついている」と考える小林の作品は、常に空間と関係を切り結ぶことを志向し、最終的には戸外でのインスタレーションへと展開していく。また小林は、成安女子短期大学(後の成安造形短期大学)そして岡山県立大学で教える傍ら、1981年には国内で初めてのファイバーアート専門ギャラリーを開設し、そこでの展覧会活動などを通じても、多くの後進に大きな刺激と影響を与え続けた。2024年に生誕80年・没後20年をむかえる小林正和の初めての回顧展として開催される同展では、小林の代表作や関連資料約80点に、彼と歩みをともにした作家たちの作品を加えた約100点を紹介。そうすることで、1970年代から90年代にかけて京都に発したファイバーアートの動向を振り返り、そこでの小林の活動とその意義、さらには国際的な位置づけについて、そして今後のファイバーアートの展開について、改めて考える機会となる

京都市美術館(京都市京セラ美術館)

☎/075(771)4107
京都市左京区岡崎円勝寺町124
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)

第10回日展

▼12月23日~1月20日
→日本最大規模の総合公募展「日展」の京都巡回展。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門を設け、全国を巡回する基本作品と地元関係作品を展示

ギャラリー翔

☎/075(724)8154
京都市左京区北山通下鴨中通東入ル北側
11時~18時(最終日~17時)
月曜休み

春匂う!

▼1月30日~2月11日
→染、工芸盆栽、アクセサリーなどを展示

川島織物文化館

☎/075(741)4323
京都市左京区静市市原町265
10時~16時30分(入館30分前)
見学は要予約 土・日曜、祝日休み

澤部清五郎生誕140年 川島と歩む 綴織壁掛

▼~2024年2月2日
→創業から約半分まで織り進めた大正後期から、戦後数年間にかけて製作した、綴織壁掛の資料をひも解く。苦難の時代に「綴織の川島」を支え、新た展開を見出し、大きな役割を果たしたのが、当社の宝物であるデザイナー澤部清五郎(1884-1964)であった。澤部は15歳の時、二代川島甚兵衞と出会い、三代・四代甚兵衞と共に歩んだ。その中で四代甚兵衞が感じたのは、澤部のバラエティの豊かさ・展開の上手さ・色彩の多様性と気品・運筆の妙・創意創作の淵源の深さと豊かさ、史実の確かさ、知識の豊かさだった。展示作品を通し、それらを紹介する

ギャラリー恵風

☎/075(771)1011
京都市左京区丸太町通東大路東入南側
12時~19時(最終日~18時)
月曜休み

松本健宏展

▼1月25日~2月4日
→蠟染により限界集落などをテーマに制作する染色作品を展示

アトリエシムラ Shop & Gallery

☎/075(585)5953
京都市下京区河原町通四条下ル市之町251の2壽ビルディング2F
12時~18時
水・木曜休み(祝日の場合開館)

しむらの茶小物展

▼12月15日~1月30日
→染織家・志村ふくみ、志村洋子の作品である裂から制作した、古帛紗、出袱紗、数寄屋袋、懐紙入れを展示販売。植物の豊かな色は、お茶のお席に調和しつつ、彩りを与えてくれる。お茶会だけでなく、日々の様々な場面でも使える作品を紹介

ギャラリーなかむら

☎/075(231)6632
京都市中京区姉小路河原町東入
11時~19時
月曜休み

第4回猛虎展―虎!!アレはアレやがな!!―

▼1月9日~28日
→79名の美術・工芸作家が阪神タイガースをテーマに制作した小品を展示する。染織では、青野卓司、上野真知子、阿部緑、井隼慶人、兼先恵子、くぼまり、樋上千哲、吉水絹代が出品

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細辻伊兵衛美術館

☎/075(256)0077
京都市中京区室町通三条上ル役行者町368
10時~19時(入館30分前)
会期中無休

福よぶ手ぬぐい展―縁起えぇわぁ―

▼9月30日~1月17日
→江戸時代から昭和初期の手ぬぐいコレクションの中から、「七福神」「縁起もの」「正月」「干支(龍)」の4つのテーマで、縁起の良い意匠の手ぬぐいをピックアップ。福徳を授ける七福神や、商売繁盛の縁起ものである招き猫、初夢に見たい一富士二鷹三茄子、龍は出世運や幸運をもたらす象徴として古くから好まれるなど、縁起をモチーフとした手ぬぐいは、今も昔も変わらない人気柄。また、十二支の中で唯一、伝説上の生き物である龍の姿をしている、2024年の干支「辰」にちなみ、さまざまな時代に制作された龍柄の手ぬぐいを紹介する。2024年の多幸多福を祈り、福が訪れますよう願いを込めた展覧会


ギャラリーマロニエ

☎/075(221)0117
京都市中京区河原町通四条上ル塩屋町332
12時~19時(日曜~18時)
月曜休み

Beyond Fiber Art ビヨンド・ファイバー・アート 草間喆雄 久保田繁雄 田中千世子

▼1月16日~28日
→今なお国内外で活躍する3名のベテラン繊維造形作家が画廊の全室を使って作品展開


同時代ギャラリー

☎/075(256)6155
京都市中京区三条通御幸町角1928ビル2F
12時~19時(最終日~16時)
会期中無休

高見晴惠展

▼1月8日~14日
→スウェーデン在住のテキスタイルアーチストによるインスタレーション


染・清流館

☎/075(255)5301
京都市中京区室町通錦小路上ル明倫ビル6F京都市中京区室町通錦小路上ル明倫ビル6F
10時~18時(入館1時間前)
月曜休み(祝日の場合翌休)月曜休み(祝日の場合翌休)

コレクション展 染色の抽象表現 part1コレクション展 染色の抽象表現 part1

楽空間祇をん小西

☎/075(561)1213
京都市東山区祇園花見小路四条下ル西側
13時~19時(最終日~17時)
会期中無休

上野真知子展

▼1月5日~14日
→町家空間に繊維造形の作品展示

KUNST ARZT

☎/090(9697)3786
京都市東山区三条通神宮道北東角2F
12時~18時
会期中無休

村田のぞみ個展―言葉の舟を編む―

▼1月23日~28日
→細いステンレス線による「空間ドローイング」。見えていないけれど感じる“何か”を確かめるように、執拗なまでに、ただひたすらステンレス線を縒り合せ、空間に描いてゆく作品を展開

あべのハルカス美術館

☎/06(6624)1111
大阪市阿倍野区阿倍野筋1の1の43あべのハルカス16F
火~金10時~20時、月・土・日曜・祝日10時~18時
12月31日・1月1日休み

コシノジュンコ 原点から現点

▼11月23日~1月21日
→大阪・岸和田に生まれたコシノジュンコは、1960年に新人デザイナーの登竜門とされる装苑賞を最年少で受賞、以後東京を拠点にファッションデザイナーとしての活動をスタートさせる。世界各地でショーを開催し高い評価を得る一方、近年では服飾デザインの領域を超えた新たな境地を切り開いている。同展は、常にモードの先端を走り新たな創造を繰り広げるコシノジュンコの活動の全貌を紹介する過去最大規模の展覧会。衣装やデザイン画、写真パネルなど約200点からその魅力に迫る

大阪市立住まいのミュージアム 大阪くらしの今昔館

☎/06(6242)1170
大阪市北区天神橋6の4の20
10時~17時(入館30分前)
火曜、12月29日~1月2日休み

船場花嫁物語Ⅱ

▼12月9日~2月12日
→江戸時代、経済の中心地として栄えた大坂では、豪商のあいだで、武家の婚姻儀礼に倣った格式ある華やかな婚礼が行われていた。船場の商家では、娘が嫁ぎ先で不自由することが無いように、一生分の着物や装身具類、生活道具などを調え、その内容を書き上げた荷物目録を添えて婚家へと送り出した。贅を尽くした嫁入り道具は、娘への財産分けであったという。一方、婚家では嫁入り道具を納める蔵を建てて花嫁を迎えた。蔵を建てる財力を持たなければ、船場の商家から嫁を迎える資格が無いとされていた。婚礼は、結納に始まり、嫁入り道具の荷物送り、道具を披露する荷飾り、祝言、披露宴と続く一大イベントであった。船場商家の盛大で華やかな婚礼の伝統は、昭和戦前期まで受け継がれた。同展は、船場の商家・廣野家が昭和14年に調えた嫁入り道具の中から着物を中心に紹介する。「はんなり」とした婚礼衣装や「こうと」な日常着の数々に船場商家の好みと美意識を見出すことができる

赤穂市立歴史博物館

☎/0791(43)4600
兵庫県赤穂市上仮屋916の1
9時~17時(入館30分前)
水曜(祝日の場合翌休)、12月28日~1月4日休み(1月2・3日は臨時開館)

児島なか生誕200年記念 赤穂緞通

▼11月18日~1月23日
→赤穂緞通の創始者、児島なかの生誕 200
年を記念して戦前の赤穂緞通のほか、図
面や文書を展示。稀少な文様の緞通、特別に作られた絹の緞通、図面や図案帖、染料等の関連資料など、前回の大規模な展示から20年余りの間に発見されたものが一堂に公開される

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香川県立ミュージアム

☎/087(822)0002
高松市玉藻町5の5
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

第70回日本伝統工芸展

▼1月2日~21日
→昭和29年に創設された伝統工芸界最大規模の公募展で、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門で構成。重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品をはじめ、受賞作、地元工芸作家の入選作品などを展示

長崎県美術館長崎県美術館

☎/095(833)2110
長崎市出島町2の1長崎市出島町2の1
10時~20時(入館30分前)
“第2・第4月曜休み(祝日の場合翌休)

長崎ゆかりの染織作家たち

▼1月27日~4月7日
→同館のコレクションから明坂尚子(染)、鳥巣水子(織)、堀口正子(染)、堀野美沙子(染)、米田明生(染)の作品を展示

熊本県伝統工芸館

☎/096(324)4930
熊本市中央区千葉城町3の35
9時30分~17時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

THE CRAFTSMEN~染師/鬼師/人形師/鋸鍛冶師~

▼10月7日~1月8日

→青空を勇壮にたなびく鯉幟、勇猛な顔で睨む武者絵幟など、今も昔ながらの手染めを続ける染師、平本靖二。熊本城の復興のシンボル、鯱を手がけ、全国的にも数少ない鬼瓦を専門に制作する鬼師、藤本康祐。黒い鳥帽子に赤い顔、紐を引くと目玉がひっくり返り、長い舌をペロリと出すカラクリ人形「おばけの金太」で知られる人形師、厚賀新八郎。その切れ味の鋭さや独自のデザインは世界中から高い評価を受ける、九州で唯一の鋸鍛冶師、岡正文。長年、伝統の技を守り、その技をさらに磨き邁進してきた熊本の4名の工芸家の世界を、昨年、熊本県が行った伝統工芸アーカイブ・情報発信事業パートⅤで記録撮影された制作映像とあわせて、その代表作と誰にも真似できない伝統の技の制作ポイントや妥協を許さない匠のこだわりを紹介する。アーカイブ映像は、YouTubeでは観ることができない長編バージョンの映像も紹介

古布のおまつり

▼1月10日~14日

華麗なる絞りの世界展

▼1月10日~14日

→京都絞り工芸館・京都絞り染め振興協会主催の絞り染め展

KOTOKOTOミシン バッグ 姉妹展

▼1月16日~21日

熊本市くまもと工芸会館

☎/096(358)5711
熊本市南区川尻1の3の58
9時~17時(最終日~15時)
月曜休み(祝日の場合翌休)

糸染からの手織 堀絹子と教室展

▼1月24日~28日
→熊本市に「真弓工房」を開く染織家の堀絹子と教室生8人が出品。糸を染め、緻密に計算して作った図案を元に、色糸を替えながら織り、繊細で美しいグラデーションに仕上がった帯や洋服、バッグ、小物など約40点を展示・販売

沖縄県立博物館・美術館

☎/098(941)8200
那覇市おもろまち3の1の1
9時~18時(金・土曜~20時、入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月29日~1月3日休み

照屋勇賢 オキナワ・ヘヴィー・ポップ

▼11月3日~1月21日
→消耗品の紙袋が、本来の姿である「木」として立ち上がる《Notice–Forest》、琉球王国時代から続く紅型が、現代の沖縄と世界を翻訳する《結い、You-I》、おもちゃの貨幣を用いて、私たちの日常に普及している「象徴」の力を浮かび上がらせる《Monopoly》―。同展は、照屋勇賢(てるや・ゆうけん)の初期から最新作まで紹介し、その仕事の全体像に迫る沖縄で初の大規模な個展。照屋の作品は、heavyとpopが混在する沖縄の現在を投影し、普段私たちが気にも留めない「当たり前」を揺さぶる。それは、あらゆる場所で直面している分断や境界を乗り越えて、これからの世界を共に考えていく未来を想像させる

那覇市歴史博物館

☎/098(869)5266
那覇市久茂地1の1の1パレットくもじ4F
10時~19時
木曜休み

王家の象徴・龍の衣裳/龍の漆器と書

▼1月7日~31日
→衣裳では、王家の象徴である龍の文様の衣裳を紹介する