6月の展覧会情報
◀5月7月▶
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マリヤギャラリー

☎/011(221)3307
札幌市中央区北1条西3(時計台前仲通)マリヤ手芸店3F
10時~18時(最終日~16時)
会期中無休

DMC2023新作刺繍作品展

▼6月29日~7日4日
→DMCは1746年創業フランスの手芸糸メーカー


ギャラリー門馬

☎/011(562)1055
札幌市中央区旭ヶ丘2の3の38
11時~18時
火・水曜休み

RIPOSO. 「夏衣 なつごろも」

▼6月23日~7月2日
→なにげない心地良さの中に意外性や楽しさを感じられるもの、長く寄り添っていけるもの。丁寧に仕立てた自然素材の洋服を展示


札幌市資料館ミニギャラリー

☎/011(251)0731
札幌市中央区大通西13
9時~19時(最終日~17時)
会期中無休

新日本婦人の会東支部布あそび展

▼6月6日~11日

麻生クミ バティック展vol.10

▼6月27日~7月2日/10時~18時(最終日~16時30分)


ギャラリー大通美術館

☎/011(231)1071
札幌市中央区大通西5の11大五ビル1F
10時~18時(最終日~17時)
会期中無休

きものなかむら 着物と布を楽しむ会

▼6月1日~3日

志保子のお気に入り”夏の服”

▼6月27日~7月2日


北海道立北方民族博物館

☎/0152(45)3888
北海道網走市字潮見309の1
9時30分~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

モンゴル・遊牧世界の小道具たち

▼5月20日~6月18日
→モンゴルの住居ゲルの中で使われるものを中心に、遊牧について紹介する


北網圏北見文化センター

☎/0157(23)6700
北海道北見市公園町1
9時30分~16時30分(入館は30分前)
会期中無休

西陣美術織若冲動植綵絵展<美術館>

▼6月15日~20日
→西陣織で精密に再現した伊藤若冲の代表作として知られる様々な植物、鳥、昆虫、魚貝などの生き物を描いた「動植綵絵」を展示する


だて歴史文化ミュージアム

☎/0142(25)1056
北海道伊達市梅本町57の1
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

伊達に息づく藍文化

▼6月3日~7月23日
→北海道で唯一の藍生産を行っている伊達市において、どのように藍栽培が始まり広がっていったのか、明治期の盛衰と現在の藍栽培の動向なども併せて展示する。1階 ラーニング・スタジオでは、企画展「伊達に息づく藍文化」にあわせて、市内の藍染同好会などの作品を展示、藍染製品の販売を行う



国際芸術センター青森

☎/017(764)5200
青森市合子沢字山崎152の6
10時~18時
会期中無休

発現する布―オセアニアの造形と福本繁樹/福本潮子

▼4月15日~6月18日
→同展では、南太平洋メラネシアのタパ(樹皮布)や編み布など、織物以前から伝わる手仕事による布と、オセアニアと日本の造形論への洞察を通して「染め」にしかできない表現を追求してきた福本繁樹、そして藍のもつ透明感や精神性を美術へと昇華し、近年では地方の生活と労働の中で作られ使われた古い自然布を用いた作品展開を見せる福本潮子、3つの作品群によって、布でしかなし得ない表現、ひいては表現媒体としての布の可能性について考えていく。福本繁樹は、戦後の経済成長や海外渡航の自由化などによる「探検の時代」を背景とした、1969年からの京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)による派遣で、パプアニューギニアの「民族美術」を目にして衝撃を受けた。これ以来、仮面や彫像ばかりでないオセアニアの造形、特に土器や染織、装身具や貨幣に着目し、その後十数回のフィールドワークを重ね、著作として日本へ紹介すると共に、独自の染織文化論を発展させてきた。また福本潮子は、パプアニューギニアに3回同行し、土地に根差す人々の造形が自然の営みの中から生まれる様子に遭遇したことで、翻って日本の伝統に目を向け、藍染めに出会い、現在もその可能性を探求し続けている。オセアニアの造形 パプアニューギニアのタパ、ヴァヌアツの編み布(パンダヌス布貨幣)、ソロモンの紐衣とビーズ編み貝貨など、福本繁樹は新作《すっちゃん ちゃがら》《ちゃん ちゃがら》など、福本潮子 継ぎはぎの古布(ボロ)を用いた新作、古い自然布の仕事着の布で制作した作品と同種の仕事着などを展示する


中泊町博物館

☎/0173(69)1111
青森県北津軽郡中泊町中里字紅葉坂210中泊町総合文化センターバルナス内
9時~16時45分(入館30分前)
月・第4木曜、祝日休み

布のつながり~針を持つ悦び~

▼4月22日~7月2日
→五所川原市在住のキルト作家・秋田景子の作品(合作もあり)約100点を展示。中でも、原寸大の宮越家ステンドグラスを布で表現している作品は圧巻


仙北市立角館樺細工伝承館

☎/0187(54)1700
秋田県仙北市角館町表町下丁10の1
9時~17時(入館30分前)
会期中無休

打掛展

▼4月8日~6月18日
→角館を所預かりしていた佐竹北家に江戸時代から代々伝わる花嫁衣装や、外町の町衆の旧家に伝わる打掛などと一緒に、春の婚礼シーズンに向けて、櫛・簪などの髪飾りなどの道具類を展示


東根市美術館(まなびあテラス)

☎/0237(53)0223
山形県東根市中央南1の7の3
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日は開館)

リュイユ―フィンランドのテキスタイル:トゥオマス・ソパネン・コレクション

▼4月29日~7月17日
→「やわらかな色面」を感じさせるリュイユの一番の魅力は、複雑に構成された色彩の表現にある。リュイユは、フィンランドのアイデンティティが表れた織物だと言われる。16世紀にはすでに寝具として用いられていたリュイユの大きな転換点は、1900年パリ万博。画家アクセリ・ガッレン=カッレラ(1865–1931)によってデザインされた《炎》は、フィンランド館を彩り、ロシアからの独立を視野にナショナル・ロマンティシズムの一端を担う。一方、画家のデザインをもとに制作を担ったのは、伝統的な手工芸を保存し活かすことを掲げて1879年に設立されたフィンランド手工芸友の会。同会は、デザイナーと優秀な織り手との豊かな関係を築いたほか、家庭用の制作キットを作ることで、趣味の良い生活と、自ら作る喜びを広めていく。新たなデザインのリュイユは、時代の変化とともに生み出され、1950年代にはガラスや陶芸と同様に、ミラノ・トリエンナーレで受賞を重ねるなど「フィンランド・デザイン」として国際的な評価を高めた。現在では、作家が自ら手掛ける作品も多く、造形や素材は多様化して表現の幅はより広がりを見せている。リュイユの歴史は、いわば近代以降のテキスタイル・アートの変遷を凝縮した物語だ。同展では、フィンランド国立博物館と並び称されるリュイユのコレクションとして著名なトゥオマス・ソパネン・コレクションを日本で初めて紹介。リュイユの歴史を概観できる重要な作品を厳選し、主に1950年代以降に制作された作品約40点を展観する



杉野学園衣裳博物館

☎/03(6910)4413
品川区上大崎4の6の19
10時~16時
土曜・日曜・祝日休み

色をよそおう―黒いドレスを中心に―

▼4月10日~7月28日
→服飾における重要な要素のひとつに色彩がある。長い服飾の歴史の中で、色は権力の象徴となり、あるいは性差を象徴する色となり、時代ごとにその意味を変化させながら人々の装いを彩ってきた。数ある色の中でも、ガブリエル・シャネルが1926年に提案した「リトル・ブラック・ドレス(仏語でPetite Robe Noire)」と称される装いにより、黒がエレガントで洗練された色として広まったことは広く知られている。今回、1階展示室ではリトル・ブラック・ドレスを中心とした黒を用いたドレスを、また2階展示室では本学園創設者・杉野芳子による色鮮やかなドレスを展示する


文化学園服飾博物館

☎/03(3299)2387
渋谷区代々木3の22の7新宿文化クイントビル
10時~16時30分(7月7日、21日~19時、入館30分前)
日曜・祝日休み(6月18日、7月16日、30日、8月6日は開館、6月26日休み)

日本服飾の美

▼6月17日~8月6日
→文化学園服飾博物館は1979年の開館以来、さまざまな地域の服飾資料を幅広く収集してきた。中でも日本関係の資料は、質、量ともに充実し、日本有数のコレクションとなっている。同展では、江戸時代の豪商で近代には財閥として知られる三井家伝来の打掛、公家の伝統を受け継いだ近代の宮廷衣装、簡素な中にも潔さの漂う江戸時代後期の武家の服飾などを紹介する。それぞれの制度やしきたり、気風から生み出された服飾には、精緻な染織技術や優美な意匠が見られ、日本の美意識が集約されている。同館の誇る日本服飾の優品を展観する


明治神宮ミュージアム

☎/03(3379)5875
渋谷区代々木神園町1の1
10時~16時30分(入館30分前)
木曜休み(祝日の場合開館)

寿ぐ美―吉祥の意匠をとおして―

▼3月24日~6月25日
→明治神宮が所蔵する明治天皇・昭憲皇太后を中心にのものを中心に、装束や美術工芸品に施された吉祥意匠や造形の美しさを紹介、邪気を祓い無病息災などの意を込められた作品を展示する


世田谷美術館分館清川泰次記念ギャラリー

☎/03(3416)1202
世田谷区成城2の22の17
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

清川泰次 絵画とテキスタイルデザイン

▼4月1日~9月10日
→「もの」を写すことにとらわれない独自の抽象表現を追求した画家・清川泰次(1919-2000)。1940年代より画家として歩みはじめた清川は、50年代、60年代の二度の渡米を経て、自らのスタイルを確立していった。1970年代以降は、白く塗ったカンヴァスとグレーの線などによる画面構成で制作を重ねたのち、アクリル絵具を用いた、明快な色彩と形態での表現へと移行していく。いっぽう、1970年代後半から清川が携わったもうひとつの仕事として、暮らしにかかわる製品のデザインが挙げられる。この頃清川は、グラスや皿といった食器をはじめ、カーペット、タペストリー、カーテン生地、ハンカチ、ネクタイなどのテキスタイルデザインも多く手掛けた。リズミカルに配置されたそれらの線や、複数の色が響き合うような色彩には、同時期の絵画と共通する線と色の構成をみることができる。同展では、清川の絵画とテキスタイルデザインに着目し、1970年代以降の絵画とテキスタイルを、初公開となるデザイン原画と併せて紹介する


東京国立博物館

☎/03(5777)8600
台東区上野公園13の9
9時30分~17時(金曜~20時、土曜・日曜・祝日~18時、入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

武士の装い―平安~江戸―<日本館>

▼5月9日~7月30日
→平安時代から江戸時代の武士が用いた、甲冑、刀剣、刀装、装束、馬具、弓具や、肖像画、書状などを通して武士の装いを紹介。甲冑は、初代尾張藩主徳川義直ゆかりの「白糸威二枚胴具足」をはじめ、各種の甲冑を展示。刀剣は、戦国武将結城秀康の指料として越前松平家に伝わった「朱漆打刀(重要文化財 刀 伝長船元重の拵)」(重要文化財)など、刀身と刀装が揃うものや、各時代に用いられた各種刀装を展示。装束は、豊臣秀吉ゆかりの「陣羽織淡茶地獅子模様唐織」をはじめ、裃、鎧直垂など武士の各種装束を展示する

中国の染織<東洋館>

▼5月30日~8月20日
→同館に所蔵される加賀藩前田家伝来の作品を中心に、元時代から明時代より製作され、日本に輸入された金襴・緞子・間道・錦などの名物裂を展示。各作品の呼称とその由来とともに、江戸時代の茶人たちが抱いた名物裂の価値観に触れることで、日本独特の舶載裂への憧憬を紹介する


東京都美術館

☎/03(3823)6921
台東区上野公園8の36
9時30分~17時30分(初日11時~、最終日~13時30分 入館30分前)
会期中無休

第46回日本染織作家展

▼5月29日~6月4日
→1963年に京都で、4代田畑喜八、東京から山川悦治らを発起人として創設された、染織作家のみによる団体「日本染飾作家連盟・珠工会」。創設後、毎年実施されてきた「日本染織作家展」は、今年で45回目を迎える。現在は(一般社団法人)日本染織作家協会が主催し、伝統の技術・技法を駆使し、新しい感性から生み出された日本の優秀な染織工芸を全国の公募作品から厳選して発表する


いりや画廊

☎/03(6802)8122
台東区北上野2の30の2
11時30分~19時30分(土曜・祝日~17時30分、最終日~16時)
日曜休み

若松美佐子展

▼6月12日~17日
→織造形の作品展示


the ETHNORTH GALLERY

☎/03(5834)2583
台東区谷中3の13の6
13時~18時(土・日曜12時~)
月・木曜休み

Happy Fabric 2023~Kanga & African Print~

▼6月3日~11日
→東アフリカのカラフルな万能布カンガ。鮮やかで美しいカンガはじめアフリカのブリント布は見るだけで幸せになれる不思議な布。そのアフリカの布やそれらを使って作ったPOLE POLEオリジナルの日傘や服など素敵なアイテムが揃う


Ecru+HM(エクリュ+エイチエム)

☎/03(3561)8121
中央区銀座1の9の8奥野ビル4F
12時30分~19時(最終日~17時)
火曜休み

harunachico展

▼5月27日~6月10日
→リズミカルなタッチでおおらかな絵柄が広がり、音楽が流れてくるかのようなイマジネーションを喚起させる作風、弾んだ呼吸に手を動かし描く市橋聡子、糸目友禅や型友禅を応用した染色技法を駆使する三村誠、二人のユニットによる作品。今回は、デニム生地に描いた作品、久しぶりに総染めの日傘の他、ニット類、シャツ、Tシャツ、パンツ、スカート、ミニアチュール(小さい絵画)や器などを出品


ACギャラリー

☎/03(3573)3676
中央区銀座5の5の9阿部ビル4F
11時30分~19時(最終日~16時)
会期中無休

梨紀の会展―茶道仕覆とビーズ織り―

▼6月6日~11日


三越本店

☎/03(3241)3311
中央区日本橋室町1の4の1
10時~19時(最終日~17時)
会期中無休

第57回日本伝統工芸染織展

▼6月7日~12日
→1964年(昭和39年)以来開かれている、日本工芸会の染織部会展で、需要無形文化財保持者などの基本作品と入選入賞作品を展示


ヒナタノオト

☎/03(5649)8048
中央区日本橋浜町3の16の7スプラウトビル1F
11時~18時
月・金曜休み

いわもとあきこ展

▼6月17日~25日
→香川県で「色とアイデアそしてねこ」をコンセプトに裂織を軸に制作する染織作家の作品展


丸紅ギャラリー

📩/gallery@marubeni.com
千代田区大手町1の4の2丸紅ビル3F
10時~17時(入館30分前)
日曜・祝日、6月18日~7月2日休み

染織図案とあかね會―その思いを今につむぐ―

▼5月16日~7月31日
→染織図案コレクションは現在京都丸紅株式会社の所蔵となっているが、その発祥は1921年に設立された丸紅株式会社の前身である株式会社丸紅商店(以下丸紅商店)の時代に遡る。その頃大阪に本拠を構えていた丸紅商店は東京圏に進出を計画し、副社長の伊藤忠三自ら東京に呉服商品のサンプル約1000枚を持ち込み、市場調査を行った。その結果、東京で商いをするには新しいデザイン開発が重要不可欠なことを痛感し、京都支店を中心に染織図案研究会「あかね會」を発足させた。同研究会では竹内栖鳳、藤島武二、朝倉文夫ら多分野にわたる芸術家たち約70名に創作図案を毎年発表してもらい、それを新作の着物や帯等の染織品模様に活かした。同展ではそれらの中から図案家、日本画家、洋画家、彫刻家、漆芸家など独創的で個性的な作品を選別し、前期と後期に分けて展示する。染織品をつくるための意匠であり、通常人の目に触れることのない図案を紹介する機会となる


共立女子大学博物館

☎/03(3237)2665
千代田区一ツ橋2の6の1
10時~17時(土曜10時~13時)
日曜・祝日休み

明治のきもの―シックでおしゃれな装いの美―

▼4月20日~6月17日
→明治時代に入り、文明開花を迎えた日本は、急速に西洋化を進めてきた。その結果、制度や習慣が少しずつ変化していくこととなった。その一方で、大きく変わらなかったものもあった。そのひとつが、人々の装い。明治時代に入っても、人々は江戸時代と変わらず「きもの」を着用していた。しかし、明治時代の人々は、江戸時代と同じきものを着ていたわけではない。きものに見られる表現や技法は、さまざまな影響を受けながら、少しずつ変化していった。同展では、明治時代のきものや装身具、絵画資料など個人コレクションと共立女子大学博物館の所蔵品とを併せて特別展示し、明治時代の装いの変化を紹介する


学習院大学史料館

☎/03(3986)0221
豊島区目白1の5の1
10時~17時
日曜、祝日休み

学習院制服事始

▼4月3日~6月3日
→明治維新から10年の間に日本は西欧化に大きく舵をきり、様々な文物文化を導入した。一番大きな変化は「見た目」、洋装の導入である。外国賓客と面会するために、江戸時代の身分秩序を「見た目」から更改するために、洋装の「服制」(身分や階級を序列化した服装の制度)が制定された。これが洋装礼服・正服の始まりで、明治5年(1872)にまずは官吏に導入された。翌年には明治天皇も断髪し、天皇の礼服は洋装になった。服制は学校生活にも導入されていく。日本で最初に学校制服を採用したのは学習院。明治12年(1879)、当時の学習院次長・渡辺洪基の発案により、私費調製による制服が導入される。制服着用により、経済格差が「見た目」に表れていることを解消する意図もあった。通学鞄であるランドセルも学習院が発祥となる。学習院の制服は「正服」と称し、後に「海軍士官形」と呼ばれる立ち襟(詰襟)ホック掛けの紺色の上着で、140年余を経た現在もほとんど変わっていない。一方、女子の学習院では和服に海老茶色の袴の制服が教授下田歌子により考案され、明治時代の女子学生の代名詞的な服装となった。明治20年(1887)よりは洋服の着用も認められ、大正14年(1925)よりセーラー服が導入され、現在に至っている。学校制服の発祥である学習院が所蔵する、様々な正服・制服を展示する。また、令和3~4年に制作された皇室のボンボニエールを特別出品する


スパイラルマーケット

☎/03(3498)1171
港区南青山5の6の23スパイラル2F
11時~19時
会期中無休

spiral market selection vol.518 武井春香「water colors」

▼5月26日~6月8日
→柿農家である実家で、2台ある織り機で仕立てた布を身近な植物で染め、作品を制作している。水彩で描かれた絵本の中の透明感のある花や草木。シルクのリボンや布の柔らかな色合い。作家自身が幼いころより心惹かれ続けてきた色の世界を、植物から布へと表現する


国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館

☎/0422(33)3340
三鷹市大沢3の10の2
13時~17時
土・日・月曜、祝日休み

湯浅八郎・民芸の心

▼4月11日~7月7日
→日米の有志とともに「明日の大学」の理想を掲げ、国際基督教大学(以下ICU)設立に尽力した初代学長湯浅八郎(1890‒1981)は、米国生活から戻り京都帝国大学の教壇に立っていた40歳の頃、柳宗悦の民芸運動に出会い深く共鳴、自らも素朴な手仕事の品々の収集を始めた。その民芸コレクションは晩年ICUに寄贈され、1982年に開館した湯浅八郎記念館に引き継がれている。昨年開館40周年を迎えたことを記念する同展では、湯浅八郎が人間としての生き方の指針を手繰り寄せる縁(よすが)に据えていた民芸を通して、その「心」をひもとく。染織品では、産湯布、万祝、屑織、裂、油単、刺しなど、紙工品では、型絵染、染型紙などを展示する



高崎髙島屋

☎/027(327)1111
群馬県高崎市旭町45
10時~19時(最終日~17時)
会期中無休

藍染めのある暮らし・チェコのモダンな藍を楽しむII

▼5月31日~6月6日
→チェコの藍染めを日本に紹介しているヴィオルカが主催。チェコでは、戦後発足したÚLUV(ウールヴ)と呼ばれる手工芸製作を行った団体の中で、テキスタイルデザイナーと藍染め職人が協力し、1995年の解散まで同時代のデザイン潮流に呼応した新しいテキスタイルデザインが次々に生み出されていた。そのパターンに注目し、今の生活に生かすことを考えて、そのウェアと小物などを制作展示する


群馬県立日本絹の里

☎/027(360)6300
群馬県高崎市金古町888の1
9時30分~17時
火曜休み

ちりめん創作人形展 レトロかわいい絹彩浪漫

▼5月27日~7月10日
→ちりめんや着物の古ぎれを使用し、人形を制作している高崎市在住の人形作家・竹本京の作品を中心とした展覧会。「レトロかわいい」をイメージにして制作した新作を紹介。色鮮やかな「絹」を使用した、かわいらしい人形たちが織りなす、昔懐かしく心地よい空間を作り出す


高崎市染料植物園

☎/027(328)6808
群馬県高崎市寺尾町2302の11
9時~16時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

花と緑で彩る草木染の世界

▼4月26日~6月4日

収蔵品展 草木染の美・夏

▼6月8日~8月20日
→日本の染織文化史に沿って、冠位十二階制を始めとする位階による服色や王朝の彩色など、古代染織から現代に至る各時代の色の再現や、創作による染織品が展示され、パネル解説によって植物染色の変遷を知ることができる。また、さまざまな染料植物による見本糸は、身近に生育する草や木によってすばらしい色彩に染め上げられている。草木染作品の鑑賞を通じて、植物の持つ色の優しさや奥深さを感じることができ、「自然の色」の豊かさを楽しむことができる


市立市川歴史博物館

☎/047(373)6351
千葉県市川市堀之内2の27の1
9時~16時30分
日曜・祝日休み

季節の展示 女の子と男の子の節供 よそおいとあそび

▼2月23日~6月25日
→女の子と男の子の節句に合わせてひな人形や節供人形、晴着や飾り、おもちゃなどを展示


ギャラリーかれん

☎/045(543)3577
横浜市港北区大倉山1の11の4
11時~18時
会期中無休

佐藤文子展

▼5月29日~6月2日
→藍染

タイ北東部農村女性グループによる草木染手織物展

▼6月5日~9日

友の会展

▼6月12日~16日
→革かばん、編み物、和の布細工

クラフトマーク展

▼6月19日~23日
→木工、ガラス、染め、キルト、陶器

you展

▼6月26日~30日
→陶器、アクセサリー小物、服


シルク博物館

☎/045(641)0841
横浜市中区山下町1
9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

絹を彩る鳥たち

▼4月22日~6月4日
→シルク博物館所蔵の絹を用いた染織品の中でも、特に「鳥の模様」が表されたものに注目し、各時代の染織品を選りすぐり展示。身に着ける人への思いや祈りを込めて表現された鳥たち、あるいは自然の中で生き生きと飛び回る姿を描かれた鳥たちを紹介する。江戸時代後期の小袖(小袖「紅縮緬地蓬莱模様刺繡」、夜着「紫綸子地鶴に梅の折枝模様刺繡」ほか)、近世の古裂、掛袱紗、細工物、近代の婚礼衣装、屏風(人間国宝作品:木村雨山屏風「楽園」)、現代のきもの(人間国宝作: 二塚長生変り縮緬地友禅染「夏去る」、田島比呂子縮緬地友禅染「春潮」ほか)を出品


神奈川県民ホールギャラリー

☎/045(662)5901
横浜市中区山下町3の1
9時~18時(最終日~15時、入場30分前)
会期中無休

第61回日本現代工芸美術展

▼6月21日~28日
→1961年に創設された現代工芸美術家協会の公募展。「工芸の本義は作家の美的イリュウジョンを基幹として所謂工芸素材を駆使し、その造型効果に依る独特の美の表現をなすもので、その制作形式の立体的たると平面的たるとをとわず工芸美を追求することにある」とする「主張」を掲げる。役員、会員、一般入選者による、陶磁・染織・漆芸・人形・ガラス・七宝などの作品を展示


新潟県立万代島美術館

☎/025(290)6655
新潟市中央区万代島5の1万代島ビル5階
10時~18時(入館30分前)
第1・3月曜休み

糸で描く物語 刺繍と、絵と、ファッションと

▼5月21日~7月17日
→手で一針一針、縫い進めていく「刺繍」。同展は、この刺繍に注目し、中・東欧の民俗衣装、イヌイットの壁掛け、現代の絵本原画やフランスのオートクチュール刺繍といった多彩な作品約 230点を紹介する。さまざまな分野を横断しながら、時代や地域を越えて、今なお私たちの心を捉える刺繍の魅力を探る


金沢21世紀美術館

☎/076(220)2800
金沢市広坂1の2の1
10時~18時(最終日~17時)

第61回日本現代工芸美術展

▼6月13日~18日
→1961年に創設された現代工芸美術家協会の公募展。「工芸の本義は作家の美的イリュウジョンを基幹として所謂工芸素材を駆使し、その造型効果に依る独特の美の表現をなすもので、その制作形式の立体的たると平面的たるとをとわず工芸美を追求することにある」とする「主張」を掲げる。役員、会員、一般入選者による、陶磁・染織・漆芸・人形・ガラス・七宝など基本作品及び石川会会員の作品約100点を展示


国立工芸館

☎/050(5541)8600
金沢市出羽町3の2
9時30分~17時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―

▼3月20日~6月11日
→すべて新作!人間国宝から注目の若手まで20名のアーティストが工芸の多種多様な素材と技法でポケモンに挑み、ひらめきと悶えと愉しみの中から生まれた約70点を初公開。工芸ならではの豊かな物質感と卓抜のわざが極めたポケモンの思いがけない表情を堪能。ポケモンを観察しながら伝統の美意識も大発見。日本が誇る工芸とポケモンの魅力を紹介する。染織では、小宮康義、城間栄市、須藤玲子などが作品を出品


印傳博物館

☎/055(220)1621
甲府市中央3の11の15印傳屋本店2F
10時~17時
会期中無休

印傳の燻―傳承された技を今に―

▼3月11日~6月18日
→煙を染革に応用した技は古く、正倉院の宝物や東大寺の「葡萄唐草文染韋」にも見られ、奈良時代には模様を施す高度な技術が開発されていたことがうかがえる。鹿革に色や模様を施す技法は燻と呼ばれている。太鼓と称する大きな筒に革を貼り付け、回転させながら竈の上部から出る煙を革に当てていぶす。鹿革は熱や煙を当てると繊維が変化し柔軟になり、独特な風合いは多くの人々を魅了する。また水に濡れても硬化し難い実用性から江戸時代は火事装束に用いられ、頭巾や羽織が作られた。燃やす材料は主に稲藁が使われている。稲作の盛んな日本において藁は入手しやすく、高い燃焼性があり煙が多く出ることも利点です。藁の白煙によって革は茶褐色に染まり、煙を当てる時間によって濃淡や微妙な色の諧調を生み出す。模様を施す方法は二種に大別され、糸を巻いて防染する「糸掛」では縞模様や鶉縞模様が表され、型紙を用いて糊で防染する「糊置」によっては小紋や標章など様々な模様を表わすことが出来る。印傳の燻は傳承された革工芸の技を現代の作品に反映させ、文化を繋ぐ役割を担っている


市立小諸高原美術館

☎/0267(26)2070
長野県小諸市大字菱平2805の1
9時~17時(金・土曜~18時30分)
月曜休み

日展 長野県在住作家展

▼4月23日~7月13日
→長野県内の日展会員及び日展に入選・入賞している作家による日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の約45点が並ぶ


松本民芸館

☎/0263(33)1569
長野県松本市里山辺1313の1
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

「旅の鞄」~企画展 丸山太郎秀逸展~

▼3月14日~7月9日
→丸山太郎は民芸品を求める旅に何度も出かけている。日本の津々浦々、北海道から沖縄、さらには、韓国や台湾にも足を運んでいる。その様子を、彼の著書「旅の鞄」の中に記している。彼の著書の中に登場する品々、また訪れた地域の品々を太郎の秀逸コレクションとして展示する


手仕事商會すぐり

☎/0263(33)7736
長野県松本市中央3の2の13蔵久小路入ル奥ノ蔵
11時~17時
水曜休み(祝日の場合翌休)

CALICO : the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS 2023 初夏

▼5月26日~6月13日
→カッチのアジュラック染やベンガルのジャムダニ織など、インドを代表する手仕事布の衣服などを紹介


松本市美術館

☎/0263(39)7400
長野県松本市中央4の2の22
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)

アーツ・アンド・クラフツとデザイン ーウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまでー

▼4月15日~6月4日
→19世紀イギリスを代表する詩人、思想家であり、「モダン・デザインの父」と呼ばれた芸術家でもあるウィリアム・モリス(1834-96)。モリスは、産業革命後に失われつつあった、職人たちの手仕事による制作活動の復興を目指した。また、その丁寧な手仕事から生まれる美しさを人々の暮らしに取り入れ、身近な生活と芸術を統合した「美しい暮らし」を主張した。その思想に共鳴したデザイナーや建築家により発展したのが、アーツ・アンド・クラフツ運動である。1888年、ウォルター・クレインらを中心に、第1回アーツ・アンド・クラフツ展が開催された。この展覧会の継続とともに、アーツ・アンド・クラフツの思想はイギリス全体へ浸透し、さらには欧米を中心に広がり、日本にまで波及した。近代デザインの先駆けとなったこの運動は、現在も世界各地に息づいている。同展は、モリスをはじめとしたイギリスの作家を中心に、アメリカでのアーツ・アンド・クラフツ運動の象徴で、20世紀を代表する建築家フランク・ロイド・ライトの作品まで約170点を展示。テキスタイルや壁紙、家具、ジュエリー、ガラス器、金工、タイル、書籍などを通して、暮らしを彩るデザインを紹介する


美濃加茂市民ミュージアム

☎/0574(28)1110
岐阜県美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299の1
9時~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)

蚕とまゆ展

▼5月13日~8月27日
→かつてこの地域では、養蚕がとても盛んだった。同展では、民具展示館と市内にあった民家を復元したまゆの家(生活体験館)を会場に、当時の養蚕の様子を再現しながら、道具の使われ方やカイコの生育、養蚕を営んだ人々の生活を紹介。まゆの家では、ボランティアによる目棚を作り、「座敷飼い」とよばれた飼育の様子を再現する


静岡市立芹沢銈介美術館

☎/054(282)5522
静岡市駿河区登呂5の10の5
9時~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

芹沢銈介の絵本と挿絵

▼4月4日~6月18日
→小学生のころから絵本作りが好きだったという芹沢銈介は、染色家としてデビューした後、生涯に50冊にも及ぶ絵本を制作し、愛好家からは「芹沢本」と呼ばれ親しまれた。この展覧会では芹沢の絵本20冊と、小説や物語などの挿絵50点を中心に展示し、絵本や挿絵の世界に残した芹沢の大きな足跡を紹介する。展示室後半には、芹沢銈介の収集品から「日本の絵画」を特集し、屏風、仏画、大津絵、泥絵、奈良絵本など50点を展示


松坂屋美術館

☎/052(251)1111
名古屋市中区栄3の16の1松坂屋南館7F
10時~19時30分(最終日~18時、入館30分前)
会期中無休

第45回日本新工芸展

▼6月17日~25日
→1979年から開かれている日本新工芸家連盟の公募展。「生活を豊かにするための造形美」を理念に掲げる。陶磁、染織、漆芸、人形、ガラス、七宝などの作品展示


ヤマザキ マザック美術館

☎/052(937)3737
名古屋市東区葵1の19の30
10時~17時30分(入館30分前)
月曜、7月18日休み(7月17日、8月14日開館)

八幡はるみ GARDEN

▼4月21日~8月27日
→美しく咲き誇る花々、まばゆい光につつまれた溢れんばかりの緑。色あざやかな植物たちが大画面を埋め尽くす、八幡はるみのかぐわしき染色の世界を紹介。八幡はるみ(1956年~)は京都市立芸術大学で染色を学び、1990年代初頭、楮紙をベースに「型」や「版」の技法を用いて、「青海波(せいがいは)」などの古典文様を四曲一双屏風にダイナミックに展開した「水のシリーズ」等の発表によって、八幡は染色の枠に収まらない規格破りのアーティストとして知られるようになった。その後、八幡は、ろうけつ染めや金銀箔をコラージュしたりなど、伝統的な技を活かしながら、量産にも耐えうるスクリーン・プリントを導入し、時代にあった色彩感覚をとりこんでいくなどして、従来の染色がもっていた世界観を次々と解放していく。2000年代に入り、「シェイプド・ダイ」という絞り染めの一種で、布に凹凸をつけてかたちづくった溝に染料を流し込んでいく染め技法を開発した八幡の表現は、より即興的に、より感覚的に、より色彩豊かに花開いていく。近年は、コンピューターによる画像加工やインクジェットプリントに取り組むなど、デジタル技術を取り込んだ八幡の挑戦は、染色表現の地平をひろげ続けている。色彩を開放し、技術革新に取り組み、あらたな染色の魅力を発信しつづける八幡はるみの、1990年代の創成期から2023年の最新作の展開を展観する


徳川美術館

☎/052(935)6262
名古屋市東区徳川町1017
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

よそおいの美学

▼6月3日~7月17日
→江戸時代の武家社会では、身分や年齢、季節や儀礼などによる細やかな決まりごとのなかで、格式に相応しく、おごそかに、あるいは美麗によそおうことが求められた。男性は儀礼など最もフォーマルな場面では公家の伝統的な装束を身に着ける一方、日常のカジュアルな場面で着用する羽織や刀剣の拵、また火事装束や陣中着などに武家ならではの粋を凝らした。女性は生地や模様によって格の異なる着物を時に応じて使い分け、華麗な筥迫(はこせこ)を携帯し、化粧によって美を体現した。尾張徳川家で誂えられた衣服や装身具などをトータルコーディネートの演出で紹介しつつ、「よそおい」にかける武家の美学を探る


蔵の中ギャラリー

☎/0565(62)0010
愛知県豊田市足助町新町2マンリン書店
10時~18時
木曜休み、水曜不定休

真木テキスタイルスタジオ はなやぐ色布・衣展

▼5月20日~6月18日
→初夏の風、香り、空気を思いきり感じるこの季節。インド夜香木やマリーゴールドで染める黄色、ラックでピンク、メヘンディの薄グレー、そして素材そのままの生成りの華やぐ色色。Kotiボレロはやわらかい混紡糸で織り上げたミデャム丈でジャケット風に、定番、麻とシルクの服生地はジャケットやパンツなど日々身につけやすいアイテムを。そして手紡ぎ綿カディ生地の夏服もご紹介。ゴロンと寝転ぶ時に心地よいピロークッションなどインテリア布も充実。目にも軽やかな布々を展示する


豊橋市二川宿本陣資料館

☎/0532(41)8580
愛知県豊橋市二川町字中町65
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

大たん可愛い 東三河の狂言装束

▼4月29日~6月18日
→華麗で重厚な能装束とは対照的に、狂言装束は麻の生地を使った庶民的な軽やかさに魅力がある。かわいい動植物や農作業の道具など身近な対象を題材に、大胆な構図で生地を染め、また直接文様を描くことで見るものを楽しませてくれる。東三河には、魚町能楽保存会(豊橋)、と新城本町能楽振興会(新城)が所蔵する全国的にも有名な狂言装束が残されている。同展では、両会の優品50余点を一堂に展覧する初めての機会となる


半田市立博物館

☎/0569(23))7173
愛知県半田市桐ヶ丘4の209の1
10時~18時
第2火曜休み(祝日の場合翌休)

第38回知多工芸展

▼4月22日~6月4日
→知多半島で活躍する工芸作家(陶芸、彫塑人形、染織など)の作品を展示



ギャラリー・ヘプタゴン

☎/080(7583)3388
京都市上京区下立売通智恵光院西入中村町523
12時~18時
木曜休み

kakapoのシャツ展

▼6月2日~11日
→日本国内の生産にこだわったオリジナルテキスタイルブランドkakapoによる、新作図案のシャツやワンピースなどをはじめ、オリジナルのかわいいアイテムを展示


西陣織会館史料室

☎/075(432)6130
京都市上京区堀川通今出川下ル
10時~16時
月曜休み(祝日の場合翌休)

所蔵品展「伝統文様で綴る西陣織」

▼4月7日~8月27日
→文様のルーツを辿るとヨーロッパや中国で発祥しているものが大半であることが分かるが、遥かなるいにしえの時代に伝わった文様は、日本の文様として定着し、わが国の伝統文様として発展してきた。身の回りのものから格式ある調度まで意匠として施されてきたこれらの文様は、縁起のよい吉祥文様として目にする機会も少なくない。意匠の用い方に定番の構図のある文様もあるが、同じ文様であってもまったく同じ配置のものはなく、オリジナル性をもって工夫がなされている。また、文様は単独でなく他の文様と組み合わされることが多く、変化や華麗さが加わっている。今回、これらの文様が織り込まれた織物を文様ごとに数点集めて展示している。伝統の文様はいくつもあるが、その中から代表的な文様を紹介する。同じ文様を見比べて鑑賞する面白さからは、デザインの無限性と多様性が感じられる。悠久の時を超え、今に伝わる文様には、いつの時代にも普遍的な美しさを兼ね備えている。伝統文様を織り表した西陣織の魅力を紹介する


京都市美術館(京都市京セラ美術館)

☎/075(771)4107
京都市左京区岡崎円勝寺町124
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)

マリー・ローランサンとモード

▼4月16日~6月11日
→ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリ。それは様々な才能がジャンルを超えて交錯し、類まれな果実を生み出した、奇跡のような空間だった。とりわけ女性たちの活躍には、目を見張るものがあったが、ともに1883年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネルの二人は、大戦後の自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在だった。女性的な美をひたすら追求したローランサンと、男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたシャネル。同展では美術とファッションの境界を交差するように生きた二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、そして美しいバイアスカットを駆使したマドレーヌ・ヴィオネなど、時代を彩った人々との関係にも触れながら、モダンとクラシックが絶妙に融合する両大戦間パリの芸術界を俯瞰する。時代とともにありながら、時代を超えた存在となったローランサンとシャネル。二人の創作の今日的な意味とその真価が、生誕140年を記念する同展で明らかにする

第46回日本染織作家展<別館>

▼6月18日~23日
→1963年に京都で、4代田畑喜八、東京から山川悦治らを発起人として創設された、染織作家のみによる団体「日本染飾作家連盟・珠工会」。創設後、毎年実施されてきた「日本染織作家展」は、今年で45回目を迎える。現在は(一般社団法人)日本染織作家協会が主催し、伝統の技術・技法を駆使し、新しい感性から生み出された日本の優秀な染織工芸を全国の公募作品から厳選して発表する


川島織物文化館

☎/075(741)4323 京都市左京区静市市原町265
10時~16時30分(入館30分前)
見学は要予約 土・日曜、祝日休み

癒しの空間を演出する ふわふわクッション

▼2022年9月26日~8月31日
→「クッション」それは室内空間を演出し、安らぎと心地よさを与えてくれる、とっておきのアイテム。時は明治、文明開化と共に日本に押し寄せた西洋文化。1886(明治19)年、二代川島甚兵衞は渡欧を期に洋室を彩る室内装飾織物の生産を開始する。中でも着目したのがクッション。日本では座布団が馴染みだったが、洋室にマッチするクッションは織物や刺繍での小物の生産に打って付けの染織品。そこで、オリジナル商品を考案し生産を開始、国内の販売のみならず、市場の多い海外への輸出も行った。明治期より今日も尚、生活に寄り添い続ける川島織物セルコンのクッション。その商品化の原点を時代の流れと共に紹介

創業180周年特別企画 綴織壁掛 春郊鷹狩 100年を語り継ぐ断機の綴

▼2022年12月15日~12月26日
→今から約100年前に織り上げた明治宮殿 西溜之間の壁面装飾、綴織壁掛「春郊鷹狩」。宮内省(当時)より注文されたこの壁掛は特に苦心した織物の一つ。着手から完成までの過程は、その後のモノづくりに多大な影響を与えた。途中で製作を中止した「断機の綴」は、その証しとして大切に収蔵してきた。今回その「断機の綴」を、10年ぶりに展示する。180周年の歴史と共に、断機が語り掛けるメッセージを伝える


ギャラリー恵風

☎/075(771)1011 京都市左京区丸太町通東大路東入南側
12時~19時(最終日~18時
会期中無休

柳楽剛ろう染展

▼6月13日~18日
→種子が発芽し、花が咲き、実を結び、枯れまた新たに芽吹く植物の奥に宿す生命力などをテーマに、ろう染による独自の表現展開をする染色作家の作品展


細辻伊兵衛美術館

☎/075(256)0077
京都市中京区室町通三条上ル役行者町368
10時~19時(入館30分前)

昭和のモダンガール展

▼3月2日~6月30日
→永楽屋が制作した江戸時代から昭和初期の手ぬぐいコレクションの中から、「昭和のモダンガール」をテーマにピックアップ。大正時代の終わり頃から昭和初期に現れたモダンガール。断髪・洋装・厚化粧、流行の髪型は「耳隠し」。膝丈の短いスカートを履いて銀座を歩く彼女たちは、女性の社会進出と自由主義の時代背景がもたらした"新しい女性たち"だった。手ぬぐいの意匠を通して、当時の文化現象を紹介する


同時代ギャラリー

☎/075(256)6155
京都市中京区三条通御幸町角1928ビル2F
12時~19時(最終日~18時)
会期中無休

今村敬子型染テキスタイル展

▼6月20日~25日
→新制作協会スペースデザイン部会員の染色作家による型染の作品を展示


千總ギャラリー

☎/075(211)2531 京都市中京区三条通烏丸西入千總本社ビル2F
11時~18時
火・水曜休み

価値をたずねる

▼4月6日~6月25日
→明治時代、染めや刺繍の技術を用いた美術染織品を制作し博覧会へ出品していた千總には、技術見本やデザインの着想源となる参考資料、制作にまつわる模写や下絵など多くがのこっている。これらから、当時の千總が何に価値を見出し、取り入れようとしていたかを窺い知ることができる。作品には表面に見えているものだけでなく、背後に目には見えない価値があり、それらを形成する様々な要素やストーリーがある。同展では明治時代の模写などを切り口に、作品の背後にある価値について考える


ギャラリーヒルゲート

☎/075(252)1161 京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535
12時~19時(最終日~17時)
月曜休み

第30回心に響く小品展

▼6月27日~7月9日
→100人余の現役作家による絵画、版画、彫刻、工芸、写真などの小品を展示。染織では田島征彦などが出品


H2O

☎/075(213)3783
京都市中京区富小路通三条上ル
12時~18時
土・日曜休み

ミニアチュールサロン展―コレクション&インビテーション―

▼5月15日~6月2日
→THE OFFICE(辻喜代治主宰)コレクション(三浦景生、井田照一、元永定正、グレンカウフマンなど10作家の小品)と、インビテーションされたテキスタイル作家19名のミニアチュール作品を展示。インビテーション作家は、上野真知子、扇千花、大住由季、大高亨、加賀城健、河原林美知子、ジョリー・ジョンソン、高木光司、舘正明、田辺由子、戸矢崎満雄、奈良平宜子、仁尾敬二、野田凉美、ひろいのぶこ、藤野靖子、本田昌史、三橋遵、吉水絹代


京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

☎/075(253)1509 京都市中京区油小路通御池西入押油小路町238の1
11時~19時(入館30分前)
月曜休み

Slow Culture #kogei

▼4月22日~6月25日
→日本の工芸は、長い歴史の中で培われてきた素材の力を最大限に引き出す伝統的な技法と、洗練された手仕事の美しさで人々を魅了してきた。素朴で美しく機能的な日用品を生み出す工芸や、高度な技術で美の粋を極める美術工芸、実用性にとどまらない独自の表現メディアとしての工芸など、多様なあり方で展開しながら作り手の美意識やその時代の新しい思考を反映し続けている。作品の使用や鑑賞の段階においても、思いがけない手法で情景を演出する「見立て」の文化や、モノと人と場の相互作用から生まれる新たな創造性が見られ、これらは日本の工芸に独自性をもたらす重要な要因であると考えられている。同展では、漆・陶磁・染織・ガラス・金工などの工芸あるいは工芸的要素を取り入れる16名(組)の作家を取り上げ、現代の思考や感覚、新しい素材や技術、そして伝統を融合させた表現を紹介するとともに、自然環境や社会の問題に他ジャンルの専門家と連携して向き合う今日的な工芸観にも注目する。デジタルテクノロジーの加速度的な進化により、リアルとバーチャルが融け合う社会の状況を着想源とした「現代を表象する場」を設え、モノと場の調和や対比を生み出す実験的な空間に作品を展示。染織は、菊池虎十、國政サトシが出品


染・清流館

☎/075(255)5301 京都市中京区室町通錦小路上ル明倫ビル6F
10時~18時(入館1時間前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

本野東一展―モダニズム染色への希求―

▼5月12日~6月11日


京都国立博物館

☎/075(541)1151 京都市東山区茶屋町527
9時30分~17時(金・土曜~21時、入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

袈裟と名物裂―舶載された染織―

▼6月13日~7月30日
→四方を海に囲まれた日本では、波濤を越えてもたらされる舶載品が珍重され、丁重に取り扱われてきた。そのため、製作地では出土品としてしか目にしない染織品が、日本にのみ伝世する例も少なくない。仏法を求め海を渡った僧侶たちが異国の師から授けられた袈裟や、日明貿易や南蛮貿易で交易品としてもたらされた染織品は、やがて茶の湯の世界に取り入れられ、著名な茶器や掛物を飾る「名物裂」として尊ばれるようになる。同展示では、染織品を通して往時の国際交流のありさまを眺めるとともに、舶載された染織品の日本での受容の様相を紹介する


南丹市日吉町郷土資料館

☎/0771(68)0069 京都府南丹市日吉町天若登地谷7
9時~17時(入館30分前)
火・水曜休み

きもの

▼4月22日~6月11日
→山仕事やいかだ流しで着たはんてんなど、地元から寄贈された明治~昭和時代の着物を展示



the three konohana

☎/06(7502)4115
大阪市此花区梅香1の23の23の2F
12時~19時
月曜~水曜休み

加賀城健+加藤巧「Haste Makes Waste」

▼4月28日~6月18日
→弊廊で定期的に作品発表を重ねてきた二人の作家が、お互いの表現の方法や思考に触れ合い、その応答としての作品を発表する形式の展覧会。加賀城は染色、加藤は絵画、それぞれの領域の技法と材料を研究する姿勢が作品へと発展する過程を、共に作家としての最も強固な軸とする二人が、同展のためにお互いの作品および作品に使用する材料を渡し合って、それに各々の方法で応答した作品、対話を通じて着想が広がった新作、相手方の作品と並置して同異点を探る作品などで構成する。同展を通じて、相互的な向き合いから現れる自らの制作のスタンスを見つめ直す二人の態度と、美術/芸術の本質に向き合おうとする二人の作家と弊廊の三者、それぞれの姿勢に触れられる機会になる


MI gallery

☎/06(6362)0907
大阪市北区西天満1の2の23北浜ミトオリビル1F
13時~18時
日、月曜休み

Yuko Takada Keller Exhibition~Feel Wind~

▼5月23日~6月10日
→デンマークに拠点を置く高田ケラー有子が、26年間デンマークで培ってきた経験と表現力を活かし、紙など繊維素材を使った立体吊りのインスタレーションをギャラリー空間にダイナミックに展開する


大阪日本民芸館

☎/06(6877)1971
大阪府吹田市千里万博公園10の5
10時~17時(入館30分前)
水曜(祝日は開館)

絞り染めの世界―安藤宏子のまなざし―

▼3月4日~7月17日
→絞り染めとは、布を糸で縫い、縛り、括り、あるいは布そのものを折り畳んで強く引き締めることで防染し、模様を染める技法。世界中には様々な絞り染めが存在しており、それらは、各地の文化や風土の中で育くまれ、地域性豊かな発展をとげてきた。特に日本はおよそ100種余りという、世界においても驚くほどに多くの技法が生み出された。こうした絞り染めの技法は、産地で受け継がれるのみならず、作家達の手により表現技法として新たな魅力を発揮している。同展では、安藤宏子が見出してきた国内外の絞り染め作品と併せて、自身の作品を紹介する。九州の豊後絞り・筑前絞りや愛知県の有松・鳴海絞りに加え、海外からはインドの色とりどりのターバンやヴェール、アフリカの力強い腰布。そして、安藤による、多彩な技法を活用した自由闊達な作品の数々。過去から現代まで、時代や地域を超えて広がる、絞り染めの世界の魅力を紹介する


ギャラリー猫亀屋

☎/072(425)4883
大阪府泉南郡岬町淡輪4193の2
10時~17時
火・水曜休み

夏の元気なTシャツ展

▼6月17日~25日


白鶴美術館

☎/078(851)6001
神戸市東灘区住吉山手6の1の1
10時~16時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

近代ペルシアのメダリオン絨毯<新館>

▼3月4日~6月4日
→メダリオン絨毯は、ペルシア絨毯を象徴するデザインとして知られる。流麗なエスリム(蔓草文)を伴う古典的なメダリオンは、宮廷工房の洗練性を伺わせるが、他にも幾何学的な文様や、写実性のある花文など、様々な文様構成がみられる。こうした絨毯を取り上げながら、近代ペルシア絨毯の特徴を見ていく


日本・モンゴル民族博物館

☎/0796(56)1000
兵庫県豊岡市但東町中山711
9時30分~17時(入館30分前)
水曜休み(祝日の場合開館)

モンゴル民族衣装「デール」と創作衣装

▼4月23日~7月11日
→収蔵品の中から、普段は公開していないさまざまな様式の「デール」を紹介する。デールは、モンゴルの男女が着る民族衣装で、立襟で左に打ち合わせがある絹やナイロンの丈の長い上着。夏用には薄い布の裏地、冬用には子羊の毛皮の裏地がついている。また、昨年秋に実施したファッションショーで芸術文化観光専門職大学有志が制作した衣装も合わせて展示



倉敷民藝館

☎/086(422)1637
岡山県倉敷市中央1の4の11
9時~17時(~2月~16時15分、入館15分前)
月曜休み(祝日の場合開館)

外村吉之介生誕125年特別企画展 少年民藝館―暮らしの中の美しいものたち

▼2022年11月11日~11月5日
0 →『少年民藝館』は、外村初代館長が、わかりやすく民藝について解説した名著。1984年に出版されて以来、2011年には再版され、多くの人に読まれている。「健康で無駄がなく威張らない美しさを備えてよく働く、良い友だちをみなさんに紹介したいと思って、世界中の美しい工藝品を選んで並べました。」(『少年民藝館』まえがきより) 同展では、この本に取り上げられた作品のうち、当館所蔵品を中心に約130点を展示する


萩博物館

☎/0838(25)6447
山口県萩市堀内355
9時~17時(入館30分前)
水曜休み(祝日の場合翌休)

長州萩藩士が伝えた 徳川家康の小袖

▼4月29日~6月18日
→2021年12月、旧長州萩藩士村田家に代々伝わった「徳川家康の小袖」が、村田家から萩市に寄贈された。研究の結果、この小袖「白練緯地葵紋付変り段亀甲模様小袖」は、江戸時代初期に村田家初代の村田安政が徳川家康と謁見した際に家康より拝領したものと伝えられ、歴史的・美術的価値がきわめて高いものということが判明した。近年新発見されたこの徳川家康の小袖を初公開する


ギャラリーバンサン

☎/088(686)8303
徳島県鳴門市撫養町木津604の5
11時~18時(最終日~16時)
月・火曜休み

石川文江 楮布織展―樹皮から布へ―

▼6月21日~7月2日
→楮布(かじふ)は木から生まれた布。木の皮をはぎ、繊維をとって、糸にし、布に織り上げていく。その面白さを感じられる展示


高松市美術館

☎/087(823)1711
高松市紺屋町10の4
9時30分~17時 金・土曜~19時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

フィンランドのライフスタイル~暮らしを豊かにするデザイン~

▼4月15日~6月11日
→森と湖の国フィンランド。人と自然との共生が世界で広く意識されはじめるよりも早く、20世紀初頭から、フィンランドの多くのデザイナーたちは、ものづくりにおいて自然との調和を重視してきた。昼間でも太陽が昇らない厳しい冬を快適に過ごすため、あるいは貴重な夏を楽しむために、デザインの中に明るさや柔軟さを取り入れ、人々の生活を向上させようとしてきた。同展では、アルヴァ・アアルトや、アイノ・アアルト、イルマリ・タピオヴァーラ、カイ・フランクといった、時代を超えて今なお愛され続ける巨匠デザイナーや、オイバ・トイッカ、石本藤雄など、近年のデザイナーたちによる、家具や陶器、ガラス、テーブルウェア、テキスタイルなど、フィンランドの生活を彩る逸品約750点を紹介。また、フィンランドデザインの流れを汲みながら日本で多様に展開するデザインの数々と、ヒンメリ、白樺細工といったフィンランドの手仕事、サウナ文化など、優れたデザインを生み出したフィンランドの暮らしも併せて紹介する



三越福岡店

☎/092(724)3111
福岡市中央区天神2の1の1
10時~20時(最終日~18時)
会期中無休

第57回西部伝統工芸展<三越ギャラリー>

▼5月31日~6月5日
→日本工芸会西部支部(九州各県、山口、沖縄)による伝統工芸の公募展


岩田屋本店

☎/092(721)1111
福岡市中央区天神2の5の35
10時~20時
会期中無休

第57回日本伝統工芸染織展福岡展

▼5月31日~6月5日
→昭和39年以来開かれている、日本工芸会の染織部会展で、重要無形文化財保持者などの基本作品と入選入賞作品を展示


久留米市美術館

☎/0942(39)1131
福岡県久留米市野中町1015
10時~17時(最終日~16時、入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)

アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで

▼6月17日~8月17日
→アーツ・アンド・クラフツは、19世紀後半のイギリスで興ったデザイン運動。産業革命後の工業化の波の中、思想家ジョン・ラスキンは「機械が人間の労働から創造性を奪う」と批判し、中世の創造と労働が一体となった社会であるべきと唱えた。ラスキンの思想に傾倒したウィリアム・モリスは、仲間たちと共に手仕事を通して「すべての人々の生活に美しいデザイン」を提供しようとした。モリスらの仕事に影響を受けた多くのデザイナーや建築家たちは、アーツ・アンド・クラフツ運動を発展させ、やがてその影響はヨーロッパを始め世界各地へと及ぶ。アメリカでは、建築家フランク・ロイド・ライトが機械生産を受容し、運動の新たな方向を提起した。同展では、各地の歴史や文化、社会情勢を反映しながら展開を見せたアーツ・アンド・クラフツ運動の広がりと多様性を、イギリスとアメリカのテキスタイルや壁紙、家具、タイル、ガラス、アクセサリーなど約150点を通じて紹介する


熊本国際民藝館

☎/096(338)7504
熊本市北区龍田1の5の2
10時~16時
月曜休み(祝日の場合翌休)

民藝―用の美 その4 籠とざる

▼5月2日~7月30日


熊本県伝統工芸館

☎/096(324)4930
熊本市中央区千葉城町3の35
9時30分~17時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

本家鍋島緞通展

▼5月30日~6月4日
→吉島伸一鍋島緞通株式会社(佐賀県)製作の鍋島緞通を展示

ナチュラルライフスタイル~テキスタイル長尾の夏のリネンライフ~

▼6月6日~11日

トルコのキリム展

▼6月6日~11日

今和泉俊子「雑草織」栃原洋見「土」二人展

▼6月20日~25日

野草の帽子・箒・他・竹製品

▼6月20日~25日


那覇市歴史博物館

☎/098(869)5266
那覇市久茂地1の1の1パレットくもじ4F
10時~19時
木曜休み

御絵図柄の衣裳/美御前御揃

▼6月2日~7月3日
→尚家資料から御絵図柄の衣裳を紹介する