高崎髙島屋
☎/027(327)1111
群馬県高崎市旭町45
10時~19時(最終日~17時)
会期中無休
藍染めのある暮らし・チェコのモダンな藍を楽しむII
▼5月31日~6月6日
→チェコの藍染めを日本に紹介しているヴィオルカが主催。チェコでは、戦後発足したÚLUV(ウールヴ)と呼ばれる手工芸製作を行った団体の中で、テキスタイルデザイナーと藍染め職人が協力し、1995年の解散まで同時代のデザイン潮流に呼応した新しいテキスタイルデザインが次々に生み出されていた。そのパターンに注目し、今の生活に生かすことを考えて、そのウェアと小物などを制作展示する
群馬県立日本絹の里
☎/027(360)6300
群馬県高崎市金古町888の1
9時30分~17時
火曜休み
ちりめん創作人形展 レトロかわいい絹彩浪漫
▼5月27日~7月10日
→ちりめんや着物の古ぎれを使用し、人形を制作している高崎市在住の人形作家・竹本京の作品を中心とした展覧会。「レトロかわいい」をイメージにして制作した新作を紹介。色鮮やかな「絹」を使用した、かわいらしい人形たちが織りなす、昔懐かしく心地よい空間を作り出す
高崎市染料植物園
☎/027(328)6808
群馬県高崎市寺尾町2302の11
9時~16時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
花と緑で彩る草木染の世界
▼4月26日~6月4日
収蔵品展 草木染の美・夏
▼6月8日~8月20日
→日本の染織文化史に沿って、冠位十二階制を始めとする位階による服色や王朝の彩色など、古代染織から現代に至る各時代の色の再現や、創作による染織品が展示され、パネル解説によって植物染色の変遷を知ることができる。また、さまざまな染料植物による見本糸は、身近に生育する草や木によってすばらしい色彩に染め上げられている。草木染作品の鑑賞を通じて、植物の持つ色の優しさや奥深さを感じることができ、「自然の色」の豊かさを楽しむことができる
市立市川歴史博物館
☎/047(373)6351
千葉県市川市堀之内2の27の1
9時~16時30分
日曜・祝日休み
季節の展示 女の子と男の子の節供 よそおいとあそび
▼2月23日~6月25日
→女の子と男の子の節句に合わせてひな人形や節供人形、晴着や飾り、おもちゃなどを展示
ギャラリーかれん
☎/045(543)3577
横浜市港北区大倉山1の11の4
11時~18時
会期中無休
佐藤文子展
▼5月29日~6月2日
→藍染
タイ北東部農村女性グループによる草木染手織物展
▼6月5日~9日
友の会展
▼6月12日~16日
→革かばん、編み物、和の布細工
クラフトマーク展
▼6月19日~23日
→木工、ガラス、染め、キルト、陶器
you展
▼6月26日~30日
→陶器、アクセサリー小物、服
シルク博物館
☎/045(641)0841
横浜市中区山下町1
9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
絹を彩る鳥たち
▼4月22日~6月4日
→シルク博物館所蔵の絹を用いた染織品の中でも、特に「鳥の模様」が表されたものに注目し、各時代の染織品を選りすぐり展示。身に着ける人への思いや祈りを込めて表現された鳥たち、あるいは自然の中で生き生きと飛び回る姿を描かれた鳥たちを紹介する。江戸時代後期の小袖(小袖「紅縮緬地蓬莱模様刺繡」、夜着「紫綸子地鶴に梅の折枝模様刺繡」ほか)、近世の古裂、掛袱紗、細工物、近代の婚礼衣装、屏風(人間国宝作品:木村雨山屏風「楽園」)、現代のきもの(人間国宝作: 二塚長生変り縮緬地友禅染「夏去る」、田島比呂子縮緬地友禅染「春潮」ほか)を出品
神奈川県民ホールギャラリー
☎/045(662)5901
横浜市中区山下町3の1
9時~18時(最終日~15時、入場30分前)
会期中無休
第61回日本現代工芸美術展
▼6月21日~28日
→1961年に創設された現代工芸美術家協会の公募展。「工芸の本義は作家の美的イリュウジョンを基幹として所謂工芸素材を駆使し、その造型効果に依る独特の美の表現をなすもので、その制作形式の立体的たると平面的たるとをとわず工芸美を追求することにある」とする「主張」を掲げる。役員、会員、一般入選者による、陶磁・染織・漆芸・人形・ガラス・七宝などの作品を展示
新潟県立万代島美術館
☎/025(290)6655
新潟市中央区万代島5の1万代島ビル5階
10時~18時(入館30分前)
第1・3月曜休み
糸で描く物語 刺繍と、絵と、ファッションと
▼5月21日~7月17日
→手で一針一針、縫い進めていく「刺繍」。同展は、この刺繍に注目し、中・東欧の民俗衣装、イヌイットの壁掛け、現代の絵本原画やフランスのオートクチュール刺繍といった多彩な作品約 230点を紹介する。さまざまな分野を横断しながら、時代や地域を越えて、今なお私たちの心を捉える刺繍の魅力を探る
金沢21世紀美術館
☎/076(220)2800
金沢市広坂1の2の1
10時~18時(最終日~17時)
第61回日本現代工芸美術展
▼6月13日~18日
→1961年に創設された現代工芸美術家協会の公募展。「工芸の本義は作家の美的イリュウジョンを基幹として所謂工芸素材を駆使し、その造型効果に依る独特の美の表現をなすもので、その制作形式の立体的たると平面的たるとをとわず工芸美を追求することにある」とする「主張」を掲げる。役員、会員、一般入選者による、陶磁・染織・漆芸・人形・ガラス・七宝など基本作品及び石川会会員の作品約100点を展示
国立工芸館
☎/050(5541)8600
金沢市出羽町3の2
9時30分~17時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―
▼3月20日~6月11日
→すべて新作!人間国宝から注目の若手まで20名のアーティストが工芸の多種多様な素材と技法でポケモンに挑み、ひらめきと悶えと愉しみの中から生まれた約70点を初公開。工芸ならではの豊かな物質感と卓抜のわざが極めたポケモンの思いがけない表情を堪能。ポケモンを観察しながら伝統の美意識も大発見。日本が誇る工芸とポケモンの魅力を紹介する。染織では、小宮康義、城間栄市、須藤玲子などが作品を出品
印傳博物館
☎/055(220)1621
甲府市中央3の11の15印傳屋本店2F
10時~17時
会期中無休
印傳の燻―傳承された技を今に―
▼3月11日~6月18日
→煙を染革に応用した技は古く、正倉院の宝物や東大寺の「葡萄唐草文染韋」にも見られ、奈良時代には模様を施す高度な技術が開発されていたことがうかがえる。鹿革に色や模様を施す技法は燻と呼ばれている。太鼓と称する大きな筒に革を貼り付け、回転させながら竈の上部から出る煙を革に当てていぶす。鹿革は熱や煙を当てると繊維が変化し柔軟になり、独特な風合いは多くの人々を魅了する。また水に濡れても硬化し難い実用性から江戸時代は火事装束に用いられ、頭巾や羽織が作られた。燃やす材料は主に稲藁が使われている。稲作の盛んな日本において藁は入手しやすく、高い燃焼性があり煙が多く出ることも利点です。藁の白煙によって革は茶褐色に染まり、煙を当てる時間によって濃淡や微妙な色の諧調を生み出す。模様を施す方法は二種に大別され、糸を巻いて防染する「糸掛」では縞模様や鶉縞模様が表され、型紙を用いて糊で防染する「糊置」によっては小紋や標章など様々な模様を表わすことが出来る。印傳の燻は傳承された革工芸の技を現代の作品に反映させ、文化を繋ぐ役割を担っている
市立小諸高原美術館
☎/0267(26)2070
長野県小諸市大字菱平2805の1
9時~17時(金・土曜~18時30分)
月曜休み
日展 長野県在住作家展
▼4月23日~7月13日
→長野県内の日展会員及び日展に入選・入賞している作家による日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の約45点が並ぶ
松本民芸館
☎/0263(33)1569
長野県松本市里山辺1313の1
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
「旅の鞄」~企画展 丸山太郎秀逸展~
▼3月14日~7月9日
→丸山太郎は民芸品を求める旅に何度も出かけている。日本の津々浦々、北海道から沖縄、さらには、韓国や台湾にも足を運んでいる。その様子を、彼の著書「旅の鞄」の中に記している。彼の著書の中に登場する品々、また訪れた地域の品々を太郎の秀逸コレクションとして展示する
手仕事商會すぐり
☎/0263(33)7736
長野県松本市中央3の2の13蔵久小路入ル奥ノ蔵
11時~17時
水曜休み(祝日の場合翌休)
CALICO : the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS 2023 初夏
▼5月26日~6月13日
→カッチのアジュラック染やベンガルのジャムダニ織など、インドを代表する手仕事布の衣服などを紹介
松本市美術館
☎/0263(39)7400
長野県松本市中央4の2の22
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)
アーツ・アンド・クラフツとデザイン ーウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまでー
▼4月15日~6月4日
→19世紀イギリスを代表する詩人、思想家であり、「モダン・デザインの父」と呼ばれた芸術家でもあるウィリアム・モリス(1834-96)。モリスは、産業革命後に失われつつあった、職人たちの手仕事による制作活動の復興を目指した。また、その丁寧な手仕事から生まれる美しさを人々の暮らしに取り入れ、身近な生活と芸術を統合した「美しい暮らし」を主張した。その思想に共鳴したデザイナーや建築家により発展したのが、アーツ・アンド・クラフツ運動である。1888年、ウォルター・クレインらを中心に、第1回アーツ・アンド・クラフツ展が開催された。この展覧会の継続とともに、アーツ・アンド・クラフツの思想はイギリス全体へ浸透し、さらには欧米を中心に広がり、日本にまで波及した。近代デザインの先駆けとなったこの運動は、現在も世界各地に息づいている。同展は、モリスをはじめとしたイギリスの作家を中心に、アメリカでのアーツ・アンド・クラフツ運動の象徴で、20世紀を代表する建築家フランク・ロイド・ライトの作品まで約170点を展示。テキスタイルや壁紙、家具、ジュエリー、ガラス器、金工、タイル、書籍などを通して、暮らしを彩るデザインを紹介する
美濃加茂市民ミュージアム
☎/0574(28)1110
岐阜県美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299の1
9時~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)
蚕とまゆ展
▼5月13日~8月27日
→かつてこの地域では、養蚕がとても盛んだった。同展では、民具展示館と市内にあった民家を復元したまゆの家(生活体験館)を会場に、当時の養蚕の様子を再現しながら、道具の使われ方やカイコの生育、養蚕を営んだ人々の生活を紹介。まゆの家では、ボランティアによる目棚を作り、「座敷飼い」とよばれた飼育の様子を再現する
静岡市立芹沢銈介美術館
☎/054(282)5522
静岡市駿河区登呂5の10の5
9時~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)
芹沢銈介の絵本と挿絵
▼4月4日~6月18日
→小学生のころから絵本作りが好きだったという芹沢銈介は、染色家としてデビューした後、生涯に50冊にも及ぶ絵本を制作し、愛好家からは「芹沢本」と呼ばれ親しまれた。この展覧会では芹沢の絵本20冊と、小説や物語などの挿絵50点を中心に展示し、絵本や挿絵の世界に残した芹沢の大きな足跡を紹介する。展示室後半には、芹沢銈介の収集品から「日本の絵画」を特集し、屏風、仏画、大津絵、泥絵、奈良絵本など50点を展示
松坂屋美術館
☎/052(251)1111
名古屋市中区栄3の16の1松坂屋南館7F
10時~19時30分(最終日~18時、入館30分前)
会期中無休
第45回日本新工芸展
▼6月17日~25日
→1979年から開かれている日本新工芸家連盟の公募展。「生活を豊かにするための造形美」を理念に掲げる。陶磁、染織、漆芸、人形、ガラス、七宝などの作品展示
ヤマザキ マザック美術館
☎/052(937)3737
名古屋市東区葵1の19の30
10時~17時30分(入館30分前)
月曜、7月18日休み(7月17日、8月14日開館)
八幡はるみ GARDEN
▼4月21日~8月27日
→美しく咲き誇る花々、まばゆい光につつまれた溢れんばかりの緑。色あざやかな植物たちが大画面を埋め尽くす、八幡はるみのかぐわしき染色の世界を紹介。八幡はるみ(1956年~)は京都市立芸術大学で染色を学び、1990年代初頭、楮紙をベースに「型」や「版」の技法を用いて、「青海波(せいがいは)」などの古典文様を四曲一双屏風にダイナミックに展開した「水のシリーズ」等の発表によって、八幡は染色の枠に収まらない規格破りのアーティストとして知られるようになった。その後、八幡は、ろうけつ染めや金銀箔をコラージュしたりなど、伝統的な技を活かしながら、量産にも耐えうるスクリーン・プリントを導入し、時代にあった色彩感覚をとりこんでいくなどして、従来の染色がもっていた世界観を次々と解放していく。2000年代に入り、「シェイプド・ダイ」という絞り染めの一種で、布に凹凸をつけてかたちづくった溝に染料を流し込んでいく染め技法を開発した八幡の表現は、より即興的に、より感覚的に、より色彩豊かに花開いていく。近年は、コンピューターによる画像加工やインクジェットプリントに取り組むなど、デジタル技術を取り込んだ八幡の挑戦は、染色表現の地平をひろげ続けている。色彩を開放し、技術革新に取り組み、あらたな染色の魅力を発信しつづける八幡はるみの、1990年代の創成期から2023年の最新作の展開を展観する
徳川美術館
☎/052(935)6262
名古屋市東区徳川町1017
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
よそおいの美学
▼6月3日~7月17日
→江戸時代の武家社会では、身分や年齢、季節や儀礼などによる細やかな決まりごとのなかで、格式に相応しく、おごそかに、あるいは美麗によそおうことが求められた。男性は儀礼など最もフォーマルな場面では公家の伝統的な装束を身に着ける一方、日常のカジュアルな場面で着用する羽織や刀剣の拵、また火事装束や陣中着などに武家ならではの粋を凝らした。女性は生地や模様によって格の異なる着物を時に応じて使い分け、華麗な筥迫(はこせこ)を携帯し、化粧によって美を体現した。尾張徳川家で誂えられた衣服や装身具などをトータルコーディネートの演出で紹介しつつ、「よそおい」にかける武家の美学を探る
蔵の中ギャラリー
☎/0565(62)0010
愛知県豊田市足助町新町2マンリン書店
10時~18時
木曜休み、水曜不定休
真木テキスタイルスタジオ はなやぐ色布・衣展
▼5月20日~6月18日
→初夏の風、香り、空気を思いきり感じるこの季節。インド夜香木やマリーゴールドで染める黄色、ラックでピンク、メヘンディの薄グレー、そして素材そのままの生成りの華やぐ色色。Kotiボレロはやわらかい混紡糸で織り上げたミデャム丈でジャケット風に、定番、麻とシルクの服生地はジャケットやパンツなど日々身につけやすいアイテムを。そして手紡ぎ綿カディ生地の夏服もご紹介。ゴロンと寝転ぶ時に心地よいピロークッションなどインテリア布も充実。目にも軽やかな布々を展示する
豊橋市二川宿本陣資料館
☎/0532(41)8580
愛知県豊橋市二川町字中町65
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
大たん可愛い 東三河の狂言装束
▼4月29日~6月18日
→華麗で重厚な能装束とは対照的に、狂言装束は麻の生地を使った庶民的な軽やかさに魅力がある。かわいい動植物や農作業の道具など身近な対象を題材に、大胆な構図で生地を染め、また直接文様を描くことで見るものを楽しませてくれる。東三河には、魚町能楽保存会(豊橋)、と新城本町能楽振興会(新城)が所蔵する全国的にも有名な狂言装束が残されている。同展では、両会の優品50余点を一堂に展覧する初めての機会となる
半田市立博物館
☎/0569(23))7173
愛知県半田市桐ヶ丘4の209の1
10時~18時
第2火曜休み(祝日の場合翌休)
第38回知多工芸展
▼4月22日~6月4日
→知多半島で活躍する工芸作家(陶芸、彫塑人形、染織など)の作品を展示