4月の展覧会情報
◀3月5月▶
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北海道立北方民族博物館

☎/0152(45)3888
北海道網走市字潮見309の1
9時30分~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

川と魚と北方民族

▼2月4日~4月2日
→北方の各地で発達してきた河川や湖沼における漁労文化を紹介。魚皮製バッグや魚皮布衣服も展示



国際芸術センター青森

☎/017(764)5200
青森市合子沢字山崎152の6
10時~18時
会期中無休

発現する布―オセアニアの造形と福本繁樹/福本潮子

▼4月15日~6月18日
→同展では、南太平洋メラネシアのタパ(樹皮布)や編み布など、織物以前から伝わる手仕事による布と、オセアニアと日本の造形論への洞察を通して「染め」にしかできない表現を追求してきた福本繁樹、そして藍のもつ透明感や精神性を美術へと昇華し、近年では地方の生活と労働の中で作られ使われた古い自然布を用いた作品展開を見せる福本潮子、3つの作品群によって、布でしかなし得ない表現、ひいては表現媒体としての布の可能性について考えていく。福本繁樹は、戦後の経済成長や海外渡航の自由化などによる「探検の時代」を背景とした、1969年からの京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)による派遣で、パプアニューギニアの「民族美術」を目にして衝撃を受けた。これ以来、仮面や彫像ばかりでないオセアニアの造形、特に土器や染織、装身具や貨幣に着目し、その後十数回のフィールドワークを重ね、著作として日本へ紹介すると共に、独自の染織文化論を発展させてきた。また福本潮子は、パプアニューギニアに3回同行し、土地に根差す人々の造形が自然の営みの中から生まれる様子に遭遇したことで、翻って日本の伝統に目を向け、藍染めに出会い、現在もその可能性を探求し続けている。オセアニアの造形 パプアニューギニアのタパ、ヴァヌアツの編み布(パンダヌス布貨幣)、ソロモンの紐衣とビーズ編み貝貨など、福本繁樹は新作《すっちゃん ちゃがら》《ちゃん ちゃがら》など、福本潮子 継ぎはぎの古布(ボロ)を用いた新作、古い自然布の仕事着の布で制作した作品と同種の仕事着などを展示する



東京都現代美術館

☎/03(5245)4111
江東区三好4の1の1(木場公園内)
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ

▼2022年12月21日~5月28日
→「ニュールック」の永遠の象徴である「バー」スーツをはじめとした、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール・モデルの数々。クリスチャン・ディオール、そしてイヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリといった後継者である歴代のクリエイティブ・ディレクターたちが考案した作品のひとつひとつが公開されている。同展では、東京都現代美術館が所蔵する貴重な作品や、日本人写真家・高木由利子が本展およびポスターのために撮り下ろした写真など、魅力的な作品を展示。また、クリスチャン・ディオールの先見性を受け継ぎ、「ディオール レディ アート」や、「レディ ディオール アズ シーン バイ」などで再解釈されたバッグ「レディ ディオール」に加え、「ミス ディオール」、「ジャドール」といった、フレグランスの世界など、ディオールの歴史と絶え間ない創意工夫の賜物である、斬新なアイコンも展示される


Bunkamuraザ・ミュージアム

☎/050(5541)8600
東京都渋谷区道玄坂2の24の1
10時~18時(金・土曜~21時、入館30分前)

マリー・ローランサンとモード

▼2月14日~4月9日
→ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリ。それは様々な才能がジャンルを超えて交錯し、類まれな果実を生み出した、奇跡のような空間だった。とりわけ女性たちの活躍には、目を見張るものがあったが、ともに1883年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネルの二人は、大戦後の自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在だった。女性的な美をひたすら追求したローランサンと、男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたシャネル。同展では美術とファッションの境界を交差するように生きた二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、そして美しいバイアスカットを駆使したマドレーヌ・ヴィオネなど、時代を彩った人々との関係にも触れながら、モダンとクラシックが絶妙に融合する両大戦間パリの芸術界を俯瞰する。時代とともにありながら、時代を超えた存在となったローランサンとシャネル。二人の創作の今日的な意味とその真価が、生誕140年を記念する同展で明らかにする。 本展では、オランジュリー美術館やマリー・ローランサン美術館※など国内外のコレクションから、約90点のラインナップでご紹介します。


文化学園服飾博物館

☎/03(3299)2387
渋谷区代々木3の22の7新宿文化クイントビル
10時~16時30分(入館30分前)、4月21日・5月12日~19時
日曜・祝日休み

ヨーロピアン・モード

▼3月10日~5月20日
→ヨーロッパのドレスは、それぞれの時代でスカートの形や丈、袖の大きさなどに流行が見られる。これらの流行は、政治的、経済的、社会的な要因が密接に関係している。同展では、宮廷が流行を生み出した18世紀から、産業の発達や社会の成熟とともに変化する19世紀を経て、若者や大衆が流行の担い手となった20世紀末まで、ヨーロッパを発信源とする約250年の女性モードの変遷を、その社会背景とともに紹介する。また、特集では「アール・ヌーヴォー」を取り上げる。19世紀末から20世紀初めにかけて開花した装飾様式、アール・ヌーヴォー。流麗なガラス器や装身具、ミュシャの版画など、現代でも色あせない優美な工芸品を紹介する


たばこと塩の博物館

☎/03(3622)8801
墨田区横川1の16の3
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

江上幹幸コレクション インドネシアの絣・イカット~クジラと塩の織りなす布の物語~

▼1月21日~4月9日
→多くの島からなるインドネシアでは、地域ごとに色彩も意匠もさまざまな絣=イカットが織られている。伝統捕鯨を行うラマレラ村のあるレンバタ島でも、綿花を育て、紡ぎ、藍や茜から得た染料で括り染めしてイカットを織る。島のイカットは、クジラ肉はもちろん、自ら作った塩、染料に必要な石灰など「海の恵み」を持つ海の民と、穀物や藍や茜など「山の恵み」を持つ山の民との間で続く素朴な交易なしには生まれなかった。同展では、江上幹幸が現地で蒐集したイカットに加え、クジラ漁や製塩など島の暮らしを写真で展示し、イカットにまつわる文化の魅力を紹介する


東京国立博物館

☎/03(5777)8600
台東区上野公園13の9
9時30分~17時(金曜~20時、土曜・日曜・祝日~18時、入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

武士の装い―平安~江戸―<日本館>

▼2月14日~5月7日
→平安時代から江戸時代の武士が用いた、甲冑、刀剣、刀装、装束、馬具、弓具や、肖像画、書状などを通して武士の装いを紹介。甲冑は、初代尾張藩主徳川義直ゆかりの「白糸威二枚胴具足」をはじめ、各種の甲冑を展示。刀剣は、戦国武将結城秀康の指料として越前松平家に伝わった「朱漆打刀(重要文化財 刀 伝長船元重の拵)」(重要文化財)など、刀身と刀装が揃うものや、各時代に用いられた各種刀装を展示。装束は、豊臣秀吉ゆかりの「陣羽織淡茶地獅子模様唐織」をはじめ、裃、鎧直垂など武士の各種装束を展示する

中国の染織 古裂帖<東洋館>

▼3月7日~5月28日
→裂を帖に貼り付けた古裂帖は、江戸時代の茶人の価値観に基づき形成された、日本独特の文化。古裂帖の中には、元代から明代にかけて舶載された金襴・緞子などの中国染織のほか、インドの更紗やモールを収める作品も存在する。また、裂の名称を記した題箋や別冊の手鑑も残されており、当時の裂の鑑賞の様子をうかがい知ることができる。古裂帖を通じ、染織品そのものの特色だけでなく、裂を受容した日本の文化も紹介


東京都美術館

☎/03(3823)6921
台東区上野公園8の36
9時30分~17時30分(初日11時~、最終日~13時30分 入館30分前)
会期中無休

第61回日本現代工芸美術展

▼4月19日~24日
→1961年に創設された現代工芸美術家協会の公募展。「工芸の本義は作家の美的イリュウジョンを基幹として所謂工芸素材を駆使し、その造型効果に依る独特の美の表現をなすもので、その制作形式の立体的たると平面的たるとをとわず工芸美を追求することにある」とする「主張」を掲げる。役員、会員、一般入選者による、陶磁・染織・漆芸・人形・ガラス・七宝などの作品を展示


いりや画廊

☎/03(6802)8122
台東区北上野2の30の2
11時30分~19時30分(土曜・祝日~17時30分、最終日~16時)
日曜休み

牛尾卓巳展

▼3月20日~4月1日
→ファイバーアート

片岡葉子展

▼4月10日~15日
→ファイバーアート


Ecru+HM(エクリュ+エイチエム)

☎/03(3561)8121
中央区銀座1の9の8奥野ビル4F
12時30分~19時(最終日~17時)
会期中無休

一人仕立て屋 池嵜智子展

▼4月14日~22日
→テキスタイル


ギャラリーおかりや

☎/03(3535)5321
中央区銀座4の3の5銀座AHビルB2F
11時~19時(最終日~16時)
火曜休み

3人展「息吹き」

▼3月29日~4月9日
→中村幸喜(ジュエリー)、柗井圭太郎(漆)、桂川美帆(染色)の作品展


資生堂ギャラリー

☎/03(3572)3901
中央区銀座8の8の3東京銀座資生堂ビルB1F
11時~19時(日曜・祝日~18時)
月曜休み

YU SORA 展

▼3月7日~4月9日
→YU SORAは、白い布と黒い糸を使った刺繍の平面作品や、家具やカーテンなど実物大の立体作品を組み合わせたインスタレーションで些細な日常に向き合う作品を展開している。パンデミックや戦争、災害が続き、何気なく暮らす日常は儚く簡単に崩れてしまいがちである。同展ではギャラリー空間に生活の舞台である部屋を創る


昭和館

☎/03(3222)2577
千代田区九段南1の6の1
10時~13時30分/14時~17時30分(入館30分前)
月要休み(5月1日開館)

時代をまとう女性たち

▼3月11日~5月7日
→女性の服装に大きな影響を与えた昭和の時代背景とともに、和装から洋装へ、家庭裁縫から既製服へと移り変わった女性服を展示。日中戦争時の政府による「国民精神総動員運動」と物資不足が原因で統制された影響から、手持ちの着物を仕立てなおした「もんぺ」をはじめ、終戦後に流行したアメリカンスタイルを含めた軍服風のスーツや短いスカートなどの洋装、アメリカンスタイルからパリモードへと服装の志向が変化し、ナイロンやテトロンなどの化学繊維の開発が進んだことで主流となったナイロン製のストッキング、田中千代が再構築したクリスチャン・ディオールのH ラインスーツなどを紹介する


インターメディアテク

☎/050(5541)8600
千代田区丸の内2の7の2KITTE2・3F
11時~18時(金・土曜~20時)
月曜(祝日の場合翌休)

被覆のアナロジー―組む衣服/編む建築―

▼2022年11月5日~4月2日
→衣服と建築、異なる分野であっても人間の活動においてはいずれも「まとう」ことを定義する創作物である。衣服であれば身体を包み、建物であれば人々の営みを包む。両者は広く人間の活動を取り巻く「被覆環境」と位置づけることができる。近代以降、工業化による生産プロセスの効率化と分業化によって、両者は均質化した交換可能な商品として生産され、流通し、消費されてきた。その結果、人間を取り囲む「被覆環境」から身体感覚や多様性は大きく失われることとなった。一方、近年ではモノ中心の消費よりも体験や共感に価値が置かれるようになり、「被覆環境」においても住む・着るという素朴な体験の中にある魅力、即ち身体感覚を中心に据えた価値観に立ち戻る動きが見られる。このような社会の変化の中で従来のデザイン手法を見直し、新しく再構成することに意義があるのではないか。ブラックボックス化した複雑なデザイン・生産のプロセスを、編む・組むといったプリミティブな手法によって透明化し開放すること。そして、透明性の確保による副産物として、生産から流通、消費、廃棄、再生産といった循環型プロセスによる持続可能性の担保が可能となると考える。「被覆環境」を取り巻く今日的な課題は共通しており、領域を超えたデザインによる提案が求められている。「組む衣服/編む建築」は衣服と建築に類似する構造的・組織的な成り立ちに着目し、生産技術の発展による自由度の向上、環境負荷に配慮した自然素材の利用、再生繊維や材料のリユースなど、有機的に統合された新しいデザイン手法を提示しようとする試みである。同展は、ファッションデザイナーの江角泰俊と建築家の隈研吾およびインターメディアテクとの企画による世界初公開展示


ギャラリーコンセプト21

☎/03(3406)0466
港区北青山3の15の16
11時~19時(最終日~15時)
会期中無休

タピストリー展Ⅵ 原風景のいぶき 中野直子

▼4月1日~6日
→作家自身の原風景を糸に託して表現したタピストリー、ショール、ウェア、小物などを展示


Gallery 5610

☎/03(3407)5610
東京都港区南青山5の6の10 5610番館
12時~18時
会期中無休

琉球紅型 渡名喜はるみ展

▼4月20日~24日
→紅型作家による素材、技法ともに琉球紅型の古典にこだわりつつもデザインは自身のオリジナル作品を展示


日本民藝館

☎/03(3467)4527
目黒区駒場4の3の33
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

生誕100年 柚木沙弥郎展

▼1月13日~4月2日
→染色家・柚木沙弥郎(1922~)の作品が持つ特質は、無垢な模様と澄んだ色彩にある。生誕100年を記念する同展では、初作品から近作に至る染色品を展示すると共に、時代や産地、手法の異なる工芸品やプリミティブな造形とのコラボレーションを試みる。それらと共鳴し瑞々しい生気を放つ柚木作品は、感動と喜びをもたらす


国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館

☎/0422(33)3340
三鷹市大沢3の10の2
13時~17時
土・日・月曜、祝日休み

湯浅八郎・民芸の心

▼4月11日~7月7日
→日米の有志とともに「明日の大学」の理想を掲げ、国際基督教大学(以下ICU)設立に尽力した初代学長湯浅八郎(1890‒1981)は、米国生活から戻り京都帝国大学の教壇に立っていた40歳の頃、柳宗悦の民芸運動に出会い深く共鳴、自らも素朴な手仕事の品々の収集を始めた。その民芸コレクションは晩年ICUに寄贈され、1982年に開館した湯浅八郎記念館に引き継がれている。昨年開館40周年を迎えたことを記念する同展では、湯浅八郎が人間としての生き方の指針を手繰り寄せる縁(よすが)に据えていた民芸を通して、その「心」をひもとく。染織品では、産湯布、万祝、屑織、裂、油単、刺しなど、紙工品では、型絵染、染型紙などを展示する



益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子

☎/0285(72)7555
栃木県芳賀郡益子町益子3021
9時30分~16時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)

箱田侑子染織の世界

▼2022年12月24日~4月2日
→茨城県結城紬織元にて織りを習得し、栃木県「益子木綿」の日下田正氏に師事し染め・織り全般を学び、現在は棉から育て、糸を紡いで、染め、織理までを行う箱田侑子の染織の世界を紹介する


群馬県立日本絹の里

☎/027(360)6300
群馬県高崎市金古町888の1
9時30分~17時
火曜休み

まゆクラフトと絹の作品展

▼2月18日~4月10日
→繭の丸みや表面の凹凸など、繭の特性を活かして作るまゆクラフト作品を一般公募し、繭の優れた魅力を皆様にご紹介。また、伝統技法等により染織などの作品を創作している工芸作家と日本絹の里友の会会員の作品として、絹を用いた染色、織物、人形、刺繍などを展示し、より広く天然素材である絹の素晴らしさを知ってもらう機会とする

開館25周年特別展 収蔵品展 つむぐ たくす つなぐ

▼4月15日~5月22日
→開館から2022年度までに、購入・寄贈により養蚕・製糸・染・織といった様々な分野の資料を収蔵してきた。同展では、過去5年間に収蔵した資料を中心に紹介するとともに、今まである機会に恵まれず展示する展示することが出来なかった資料、そして群馬県のオリジナル蚕品種を使用した「ぐんまシルク」認定品もあわせて紹介する


高崎市染料植物園

☎/027(328)6808
群馬県高崎市寺尾町2302の11
9時~16時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

草木染の美 早春

▼2月14日~4月23日
→日本の染色文化の歴史を紹介する「王朝の彩色」のコーナーでは、延喜式記述を元に染めた黄丹染の絹の反物をふくむ14点を展示。襲の色からは「二つ色」を展示するとともに「十二単衣を着用した立ち雛」を展示し着用姿をイメージできる。ちなみに、この立ち雛が着用している襲は松重。そして、黒袍と鈍色の染布パネルは「黒袍を着用した立ち雛」とともに展示し、様々な「黒」を紹介。また、季節を感じさせる情景や草花などが表現された草木染作品を展示。山崎青樹の草木画「鶯」、柴崎重一の着物「清明」、寺村祐子のタペストリー「カラコルム早春」、山崎樹彦の屏風「妙義早春」、岡田教子の帯地「沈丁花」などを出品する


ギャラリーかれん

☎/045(543)3577
横浜市港北区大倉山1の11の4
11時~18時
会期中無休

春の二人創作展

▼4月10日~14日
→婦人服、彫金、天然アクセサリー

手作り三人展

▼4月10日~14日
→皮、ニット、帽子

アトリエローザ

▼4月17日~21日
→創作帽子、布小物


川崎市立日本民家園

☎/044(922)2181
神奈川県川崎市多摩区枡形7の1の1
9時30分~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)

東北の手仕事Ⅰ わら

▼1月4日~5月28日
→「東北の村」エリアには2棟の古民家(山形県鶴岡市の旧菅原家住宅と岩手県紫波町の旧工藤家住宅)が移築されている。豪雪地帯とそうでない土地との違いはあるが、いずれも厳しい自然環境に耐えてきた家である。人々に過酷な暮らしを強いた長い冬は、しかし同時に手間と技術を要する美しい手仕事を生み出した。特に、寒冷地ならではの多彩なわら製品には繊細な技術と、日々の生活が育んだ健康な造形美を見ることができる


富山県民会館美術館

☎/076(432)3111
富山市新総曲輪4の18
9時30分~18時(入館30分前)
会期中無休

第9回日展富山展

▼4月21日~5月7日
→日本最大規模の総合公募展「日展」の北陸巡回展。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門を設け、全国を巡回する基本作品と地元関係作品を展示


石川県立自然史資料館

☎/076(229)3450
金沢市銚子町リ441
9時~17時(入館30分前)
会期中無休

草木染めの自然史

▼2月4日~5月7日
→人々は古くから植物を染料にした草木染めを楽しみ、親しんできた。科学の発展で多彩で優れた化学染料が利用される現代においても、自然の植物の色が持つ魅力は失われることなく、草木染めの人気は高まっている。同展では、伝統的な染料植物をはじめ、庭木や雑草、野山に生えるいろいろな植物が草木染めに利用できることや草木染めにまつわる不思議を紹介する。染料になる植物の標本や、どんな色に染まるのかがわかるように実際に染めた布などを展示。多種多様な植物がもたらす色彩の世界に触れながら、植物の多様性を学ぶ


岡谷蚕糸博物館シルクファクトおかや

☎/0266(23)3489
長野県岡谷市郷田1の4の8
9時~17時(最終日~16時)
水曜(祝日の場合翌休)

信州の作家展Part4 信州草木染友禅作家 木村不二雄の世界

▼3月9日~5月14日
→木村不二雄は、長野県須坂を拠点とし、自然由来の染料を使う信州独自の草木染友禅の継承者の1人。手間と時間をかけて描き出す、心和む色溢れる世界を展観する


松本市美術館

☎/0263(39)7400
長野県松本市中央4の2の22
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)

アーツ・アンド・クラフツとデザイン ーウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまでー

▼4月15日~6月4日
→19世紀イギリスを代表する詩人、思想家であり、「モダン・デザインの父」と呼ばれた芸術家でもあるウィリアム・モリス(1834-96)。モリスは、産業革命後に失われつつあった、職人たちの手仕事による制作活動の復興を目指した。また、その丁寧な手仕事から生まれる美しさを人々の暮らしに取り入れ、身近な生活と芸術を統合した「美しい暮らし」を主張した。その思想に共鳴したデザイナーや建築家により発展したのが、アーツ・アンド・クラフツ運動である。1888年、ウォルター・クレインらを中心に、第1回アーツ・アンド・クラフツ展が開催された。この展覧会の継続とともに、アーツ・アンド・クラフツの思想はイギリス全体へ浸透し、さらには欧米を中心に広がり、日本にまで波及した。近代デザインの先駆けとなったこの運動は、現在も世界各地に息づいている。同展は、モリスをはじめとしたイギリスの作家を中心に、アメリカでのアーツ・アンド・クラフツ運動の象徴で、20世紀を代表する建築家フランク・ロイド・ライトの作品まで約170点を展示。テキスタイルや壁紙、家具、ジュエリー、ガラス器、金工、タイル、書籍などを通して、暮らしを彩るデザインを紹介する


静岡市立芹沢銈介美術館

☎/054(282)5522
静岡市駿河区登呂5の10の5
9時~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

芹沢銈介の絵本と挿絵

▼4月4日~6月18日
→小学生のころから絵本作りが好きだったという芹沢銈介は、染色家としてデビューした後、生涯に50冊にも及ぶ絵本を制作し、愛好家からは「芹沢本」と呼ばれ親しまれた。この展覧会では芹沢の絵本20冊と、小説や物語などの挿絵50点を中心に展示し、絵本や挿絵の世界に残した芹沢の大きな足跡を紹介する。展示室後半には、芹沢銈介の収集品から「日本の絵画」を特集し、屏風、仏画、大津絵、泥絵、奈良絵本など50点を展示


徳川美術館

☎/052(935)6262
名古屋市東区徳川町1017
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休、5月2日~7日は無休)

能の世界―神・男・女・狂・鬼―

▼4月15日~5月28日
→日本の伝統芸能である能は600年の歴史を刻んだ舞台芸術。能の演目の5つの分類である<神・男・女・狂・鬼>をテーマに尾張徳川家に伝来した能面・能装束や小道具を紹介する


愛知県美術館

☎/052(971)5511
名古屋市東区東桜1の13の2愛知芸術文化センター10F
10時~18時(金曜~20時、入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

第54回東海伝統工芸展

▼4月25日~30日
→日本工芸会東海支部(愛知・岐阜・三重・静岡)による伝統工芸の公募展


一宮市尾西歴史民俗資料館

☎/0586(62)9711
愛知県一宮市起下町211
9時~17時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、祝日の翌日休み

古布とあそぶ うさぎたち

▼4月11日~16日


一宮市博物館

☎/0586(46)3215
愛知県一宮市大和町妙興寺2390
9時30分~17時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)

墨コレクション 洋装いろいろ

▼2月14日~4月9日
→墨コレクションは、江戸時代から近代までの毛織物約530点からなるコレクション。近代に展開した様々な洋装を展示する



京都府立文化芸術会館

☎/075(222)1046
京都市上京区河原町通広小路下ル
10時~18時(最終日~17時)
会期中無休

春日井秀大遺作・春日井路子自選作―染色美術父娘展

▼4月4日~9日
→春日井秀大没後40年を機に氏の遺作と、娘である日展所属の染色作家・春日井路子の染色作品を展示する


平野の家 わざ 永々棟

☎/075(462)0014
京都市北区北野東紅梅町11
10時~16時30分(初日14時~、最終日~15時)
会期中無休

「朔~さく~」都機の会第6回作品展

▼4月13日~16日
→手織りの着物作品を展示。出品者は、黒田妙美、外山もえこ、小野厚子、塩崎桂子、小谷紅


京都国立近代美術館

☎/075(761)4111
京都市左京区岡崎円勝寺町26の1
10時~18時(金曜~20時、入館30分前)
月曜休み

リュイユ―フィンランドのテキスタイル:トゥオマス・ソパネン・コレクション

▼1月28日~4月16日
→「やわらかな色面」を感じさせるリュイユの一番の魅力は、複雑に構成された色彩の表現にある。リュイユは、フィンランドのアイデンティティが表れた織物だと言われる。16世紀にはすでに寝具として用いられていたリュイユの大きな転換点は、1900年パリ万博。画家アクセリ・ガッレン=カッレラ(1865–1931)によってデザインされた《炎》は、フィンランド館を彩り、ロシアからの独立を視野にナショナル・ロマンティシズムの一端を担う。一方、画家のデザインをもとに制作を担ったのは、伝統的な手工芸を保存し活かすことを掲げて1879年に設立されたフィンランド手工芸友の会。同会は、デザイナーと優秀な織り手との豊かな関係を築いたほか、家庭用の制作キットを作ることで、趣味の良い生活と、自ら作る喜びを広めていく。新たなデザインのリュイユは、時代の変化とともに生み出され、1950年代にはガラスや陶芸と同様に、ミラノ・トリエンナーレで受賞を重ねるなど「フィンランド・デザイン」として国際的な評価を高めた。現在では、作家が自ら手掛ける作品も多く、造形や素材は多様化して表現の幅はより広がりを見せている。リュイユの歴史は、いわば近代以降のテキスタイル・アートの変遷を凝縮した物語だ。同展では、フィンランド国立博物館と並び称されるリュイユのコレクションとして著名なトゥオマス・ソパネン・コレクションを日本で初めて紹介。リュイユの歴史を概観できる重要な作品を厳選し、主に1950年代以降に制作された作品約40点を展観する


京都市美術館(京都市京セラ美術館)

☎/075(771)4107
京都市左京区岡崎円勝寺町124
10時~18時(初日12時~、入館30分前)
会期中無休

第55回かこう会展

▼3月28日~4月2日
→成安女子短期大学卒業生、成安造形短期大学卒業生、成安造形大学在学生・卒業生の作品を展示。洋画、日本画、陶芸、人形、版画、イラスト・写真、染織など


ギャラリー翔

☎/075(724)8154
京都市左京区北山通下鴨中通東入ル北側
11時~18時(最終日~17時)
月曜休み

田中絣工房展

▼4月4日~9日
→上着、ベストなど


桜谷町47

☎/075(761)6277
京都市左京区鹿ヶ谷桜谷町47
11時~18時(最終日~17時)
会期中無休

「ラオスの手仕事 創造の動物」展

▼3月29日~4月3日
→NPOラオスのこども主催。ラオスの自然の草木染、藍染の天然素材を用いて、ナーガ、ガルーダ、精霊、寺院増など織り込んだ祈りの世界を表す布、服、小物などさまざまな手工芸品を展示販売。収益はラオスは女性と子ども支援活動に活用する


川島織物文化館

☎/075(741)4323 京都市左京区静市市原町265
10時~16時30分(入館30分前)
見学は要予約 土・日曜、祝日休み

癒しの空間を演出する ふわふわクッション

▼2022年9月26日~8月31日
→「クッション」それは室内空間を演出し、安らぎと心地よさを与えてくれる、とっておきのアイテム。時は明治、文明開化と共に日本に押し寄せた西洋文化。1886(明治19)年、二代川島甚兵衞は渡欧を期に洋室を彩る室内装飾織物の生産を開始する。中でも着目したのがクッション。日本では座布団が馴染みだったが、洋室にマッチするクッションは織物や刺繍での小物の生産に打って付けの染織品。そこで、オリジナル商品を考案し生産を開始、国内の販売のみならず、市場の多い海外への輸出も行った。明治期より今日も尚、生活に寄り添い続ける川島織物セルコンのクッション。その商品化の原点を時代の流れと共に紹介

創業180周年特別企画 綴織壁掛 春郊鷹狩 100年を語り継ぐ断機の綴

▼2022年12月15日~12月26日
→今から約100年前に織り上げた明治宮殿 西溜之間の壁面装飾、綴織壁掛「春郊鷹狩」。宮内省(当時)より注文されたこの壁掛は特に苦心した織物の一つ。着手から完成までの過程は、その後のモノづくりに多大な影響を与えた。途中で製作を中止した「断機の綴」は、その証しとして大切に収蔵してきた。今回その「断機の綴」を、10年ぶりに展示する。180周年の歴史と共に、断機が語り掛けるメッセージを伝える


髙島屋京都店

☎/075(221)8811 京都市下京区四条通河原町西入真町52
10時~20時(最終日~15時)
会期中無休

第52回日本伝統工芸近畿展<7Fグランドホール>

▼4月12日~17日
→日本工芸会近畿支部(京都、大阪、兵庫、奈良、滋賀、和歌山)による伝統工芸の公募展


細辻伊兵衛美術館

☎/075(256)0077
京都市中京区室町通三条上ル役行者町368
10時~19時(入館30分前)
4月15日・16日休み

昭和のモダンガール展

▼3月2日~6月30日
→永楽屋が制作した江戸時代から昭和初期の手ぬぐいコレクションの中から、「昭和のモダンガール」をテーマにピックアップ。大正時代の終わり頃から昭和初期に現れたモダンガール。断髪・洋装・厚化粧、流行の髪型は「耳隠し」。膝丈の短いスカートを履いて銀座を歩く彼女たちは、女性の社会進出と自由主義の時代背景がもたらした"新しい女性たち"だった。手ぬぐいの意匠を通して、当時の文化現象を紹介する


ギャラリーマロニエ

☎/075(221)0117 京都市中京区河原町通四条上ル塩屋町332
12時~19時(日曜~18時)
月曜休み

堀江タダシ展

▼3月28日~4月2日
→染めによる作品展開

まろにえ市

▼3月28日~4月9日
→アーチストによるフリーマーケット。染織では、青野卓司、室田泉、高須英代、岩村操、高見晴恵などが出品

裵貞順展 BREATH 2023裵貞順展 BREATH 2023

▼4月11日~23日
→ファイバーワークの作品展示


染・清流館

☎/075(255)5301 京都市中京区室町通錦小路上ル明倫ビル6F
10時~18時(入館1時間前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

コレクション展 異文化へのまなざし

▼3月17日~4月16日
→多くの染色作家たちが、異国の文化の中に身を置き、そこから触発された心象の風景を創作の源泉としてきた。欧米、中近東、アジアなど、作家の視線は広範な地域に注がれている。景観の美しさはもちろん、風土、宗教、習俗、精神性など、人間の生の根源に触れる、日本とは異なる文化のありように大きな刺激を受け、魅せられました。ときには幾度も通い、また世界の各地を訪れ、廻り、染めの技法を駆使することによって、異文化に対する豊かな感受性に裏打ちされた多様な表現に結実させている。同展では、染色作家が見つめた異文化をモチーフに制作された作品を紹介する


ギャラリー16

☎/075(751)9238
京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394戸川ビル3F
12時~18時
会期中無休

―夜に― At night マツムラアヤコ展

▼3月28日~4月2日
→人の経験による認識を皮膚感覚という視点から探求し、脳と皮膚の関係を表す「お守り」のような織物を制作している。同展は、夜の闇に焦点を当てた。藍染を施した皮を軸に植物染料、化学染料によって染色した皮や羽を組み合わせた作品を展示する。皮を裂いて織るという作業を野生と理性が混在する物と見立て「再構築」する試み。皮の交差によって現れる図を、現代に生きる人の細胞のメタファーとして発表する


楽空間祇をん小西

☎/075(561)1213
京都市東山区祇園花見小路四条下ル西側
13時~19時(最終日~17時)
会期中無休

上田恭子・奥野容子2人展

▼4月22日~30日
→テキスタイル(上田)と陶(奥野)の作品展



彦根城博物館

☎/0749(22)6100
滋賀県彦根市金亀町1の1
8時30分~17時(入館30分前)
会期中無休

大名の装い―井伊家伝来装束を中心に―

▼3月17日~4月17日
→身分や立場によって服装が定められていた江戸時代、一国の統治者である大名も、参加する儀礼や行事、格式に応じて、身につける装束が決められていた。束帯や裃などの礼装を中心に、大名の装いを紹介


大阪髙島屋

☎/06(6631)1101
大阪市中央区難波5の1の5
10時~20時
会期中無休

第46回日本染織作家展<6Fきもの売場>

▼4月5日~11日
→1963年に京都で、4代田畑喜八、東京から山川悦治らを発起人として創設された、染織作家のみによる団体「日本染飾作家連盟・珠工会」。創設後、毎年実施されてきた「日本染織作家展」は、今年で45回目を迎える。現在は(一般社団法人)日本染織作家協会が主催し、伝統の技術・技法を駆使し、新しい感性から生み出された日本の優秀な染織工芸を全国の公募作品から厳選して発表する


国立民族学博物館

☎/06(6876)2151
大阪府吹田市千里万博公園10の1
10時~17時(入館30分前)
水曜休み(祝日の場合翌休)

ラテンアメリカの民衆芸術

▼3月9日~5月30日
→あふれる色とはじける形、ラテンアメリカの民衆芸術の展覧会。ラテンアメリカでは、民衆のつくる洗練された手工芸品を民衆芸術(スペイン語でArte Popular=アルテ・ポプラル)とよぶ。北はメキシコから南はアルゼンチンまで、古代文明の遺物から現代のアート・コレクティブの作品まで、国立民族学博物館が所蔵する作品を中心に約400点のいろいろな民衆芸術作品を展示。同展では、なぜラテンアメリカの民衆芸術はこれほど多様なのかという問いを掘り下げます。先コロンブス時代以来の文化混淆の歴史、芸術として洗練されていった過程、そして現代の制作者の批判精神の3点に焦点をあて、その答えを探す。文化の多様性をはぐくむためには何が大切か。ラテンアメリカのさまざまな民衆芸術に触れることで考える。モラなどのテキスタイルも展示される


大阪日本民芸館

☎/06(6877)1971
大阪府吹田市千里万博公園10の5
10時~17時(入館30分前)
水曜(祝日は開館)5月8日休み

絞り染めの世界―安藤宏子のまなざし―

▼3月4日~7月17日
→絞り染めとは、布を糸で縫い、縛り、括り、あるいは布そのものを折り畳んで強く引き締めることで防染し、模様を染める技法。世界中には様々な絞り染めが存在しており、それらは、各地の文化や風土の中で育くまれ、地域性豊かな発展をとげてきた。特に日本はおよそ100種余りという、世界においても驚くほどに多くの技法が生み出された。こうした絞り染めの技法は、産地で受け継がれるのみならず、作家達の手により表現技法として新たな魅力を発揮している。同展では、安藤宏子が見出してきた国内外の絞り染め作品と併せて、自身の作品を紹介する。九州の豊後絞り・筑前絞りや愛知県の有松・鳴海絞りに加え、海外からはインドの色とりどりのターバンやヴェール、アフリカの力強い腰布。そして、安藤による、多彩な技法を活用した自由闊達な作品の数々。過去から現代まで、時代や地域を超えて広がる、絞り染めの世界の魅力を紹介する


姫路市書写の里・美術工芸館

☎/079(267)0301
兵庫県姫路市書写1223
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

播磨の工芸品名選展

▼3月18日~4月9日
→館蔵品を中心に、陶芸、染織、木工、金工、革工芸などの播磨地域の工芸品に焦点をあてて、その魅力を味わう


大和文華館

☎/0742(45)0544☎/0742(45)0544
奈良市学園南1の11の6
10時~17時(入館1時間前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

染織品と松浦屏風―織物・染物・刺繍 いろとりどり―

▼4月7日~5月14日
→日本・中国・インド・中東などの様々な地域の染織品と、美しい衣装をまとう人々を描いた国宝の絵画を展示する



倉敷民藝館

☎/086(422)1637
岡山県倉敷市中央1の4の11
9時~17時(~2月~16時15分、入館15分前)
月曜休み(祝日の場合開館)

幾何学文様―くりかえしの美―

▼2022年6月3日~5月28日
→幾何学文様とは、点・線・面などで構成される文様で、平行移動、反転、回転、拡大・縮小といった操作を加えながら連続して組み合わせ、配列・配色の展開および繰り返しにより、無限の文様展開が可能であるという特徴がある。日本では古来よりの染織品、陶磁器、漆器などに幾何学文様が施されており、豊かで美しい暮らしの一助となっている。同展では、麻の葉文様の刺子大風呂敷〈岡山県倉敷〉、七宝文様の染付番茶碗〈佐賀県伊万里・江戸時代〉、外村吉之介初代館長と模様の工夫を重ねて作られた倉敷花むしろ〈岡山県倉敷・昭和時代〉などを出品。 そのほかイランの岩塩袋、アフリカの染織品や木製スツール(腰掛)、アメリカの鉢など世界各地の工芸品(館蔵品)も出品。 民族に関わらず共通した幾何学文様の魅力を紹介する

外村吉之介生誕125年特別企画展 少年民藝館―暮らしの中の美しいものたち

▼2022年11月11日~11月5日
0 →『少年民藝館』は、外村初代館長が、わかりやすく民藝について解説した名著。1984年に出版されて以来、2011年には再版され、多くの人に読まれている。「健康で無駄がなく威張らない美しさを備えてよく働く、良い友だちをみなさんに紹介したいと思って、世界中の美しい工藝品を選んで並べました。」(『少年民藝館』まえがきより) 同展では、この本に取り上げられた作品のうち、当館所蔵品を中心に約130点を展示する


三越高松店

☎/087(851)5151
高松市内町7の1
11時~19時(最終日~17時)
会期中無休

第65回伝統工芸四国展<新館5階催物会場>

▼3月29日~4月3日
→日本工芸会四国支部展(香川・愛媛・高知・徳島)の公募作品展で伝統工芸諸分野の作品を展示



熊本県伝統工芸館

☎/096(324)4930
熊本市中央区千葉城町3の35
9時30分~17時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

伝承の技 久留米絣~ 山村省二とその弟子たち展

▼4月4日~4月9日
→「久留米絣 山藍」の作品展示

本場大島紬と帯~纏う喜び~

▼4月11日~16日

手染めレース布梨瑠

▼4月12日~16日

季節を紡いで―創作手描き染めの洋服展―

▼4月18日~23日


那覇市歴史博物館

☎/098(869)5266
那覇市久茂地1の1の1パレットくもじ4F
10時~19時
木曜休み

紋織の衣裳/三線と工工四

▼3月31日~4月24日
→尚家資料から紋織の衣裳を紹介

ロイヤルカラーの黄色地衣裳/美御前御揃

▼4月28日~5月31日