東京都現代美術館
☎/03(5245)4111
江東区三好4の1の1(木場公園内)
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ
▼12月21日~5月28日
→「ニュールック」の永遠の象徴である「バー」スーツをはじめとした、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール・モデルの数々。クリスチャン・ディオール、そしてイヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリといった後継者である歴代のクリエイティブ・ディレクターたちが考案した作品のひとつひとつが公開されている。同展では、東京都現代美術館が所蔵する貴重な作品や、日本人写真家・高木由利子が本展およびポスターのために撮り下ろした写真など、魅力的な作品を展示。また、クリスチャン・ディオールの先見性を受け継ぎ、「ディオール レディ アート」や、「レディ ディオール アズ シーン バイ」などで再解釈されたバッグ「レディ ディオール」に加え、「ミス ディオール」、「ジャドール」といった、フレグランスの世界など、ディオールの歴史と絶え間ない創意工夫の賜物である、斬新なアイコンも展示される
桑沢デザイン研究所
☎/03(3463)2431
渋谷区神南1の4の17
10時~20時(日曜~17時30分、最終日~19時)
会期中無休
オリリズムtapestry展―手織りによるテキスタイル―
▼3月11日~13日
→「オリリズム」はTapestry(タペストリー/タピスリー)の魅力と可能性を追求する織作家のグループ展。2009年に京都での展覧会開催を皮切りに活動がスタートし、関西を中心に国内外で活動している。今回、東京造形大学の卒業生がメンバーとして在籍していることもあり、大学の研究・教育活動の一環として、東京で展覧会を開催する。機械化が主流となった現代において、あえて手で織ることを選択している10名の織作家の多彩な手織の表現。東京造形大学テキスタイルデザイン専攻領域の学生が授業課題で制作した織物作品と、教員の織物作品を共に展示する。
[出品作家]
オリリズム:伊藤藍 榎本裕子 岡田教子 貝塚惇観 加國悠里 酒井沙織 巽美由紀 中平美紗子 林塔子 渡邉操/東京造形大学テキスタイルデザイン専攻領域:高須賀活良(助教)、学生有志
Bunkamuraザ・ミュージアム
☎/050(5541)8600
東京都渋谷区道玄坂2の24の1
10時~18時(金・土曜~21時、入館30分前)
3月7日休み
マリー・ローランサンとモード
▼2月14日~4月9日
→ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリ。それは様々な才能がジャンルを超えて交錯し、類まれな果実を生み出した、奇跡のような空間だった。とりわけ女性たちの活躍には、目を見張るものがあったが、ともに1883年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネルの二人は、大戦後の自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在だった。女性的な美をひたすら追求したローランサンと、男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたシャネル。同展では美術とファッションの境界を交差するように生きた二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、そして美しいバイアスカットを駆使したマドレーヌ・ヴィオネなど、時代を彩った人々との関係にも触れながら、モダンとクラシックが絶妙に融合する両大戦間パリの芸術界を俯瞰する。時代とともにありながら、時代を超えた存在となったローランサンとシャネル。二人の創作の今日的な意味とその真価が、生誕140年を記念する同展で明らかにする。
本展では、オランジュリー美術館やマリー・ローランサン美術館※など国内外のコレクションから、約90点のラインナップでご紹介します。
文化学園服飾博物館
☎/03(3299)2387
渋谷区代々木3の22の7新宿文化クイントビル
10時~16時30分(入館30分前)、4月21日・5月12日~19時
日曜・祝日休み
ヨーロピアン・モード
▼3月10日~5月20日
→ヨーロッパのドレスは、それぞれの時代でスカートの形や丈、袖の大きさなどに流行が見られる。これらの流行は、政治的、経済的、社会的な要因が密接に関係している。同展では、宮廷が流行を生み出した18世紀から、産業の発達や社会の成熟とともに変化する19世紀を経て、若者や大衆が流行の担い手となった20世紀末まで、ヨーロッパを発信源とする約250年の女性モードの変遷を、その社会背景とともに紹介する。また、特集では「アール・ヌーヴォー」を取り上げる。19世紀末から20世紀初めにかけて開花した装飾様式、アール・ヌーヴォー。流麗なガラス器や装身具、ミュシャの版画など、現代でも色あせない優美な工芸品を紹介する
女子美術大学杉並キャンパス
☎/03(5340)4500
杉並区和田1の49の8
10時~17時
会期中無休
2022年度女子美術大学芸術学部・短期大学部卒業制作展/修了制作展
▼3月10日~12日
女子美ガレリアニケ/110周年記念ホール
☎/03(5340)4646(平日)
杉並区和田1の49の8女子美術大学杉並キャンパス1号館
10時~17時(入館30分前)
会期中無休
2022年度女子美術大学大学院博士前期課程修了制作作品展
▼3月10日~15日
→ファッションテキスタイル研究領域を含む
たばこと塩の博物館
☎/03(3622)8801
墨田区横川1の16の3
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
江上幹幸コレクション インドネシアの絣・イカット~クジラと塩の織りなす布の物語~
▼1月21日~4月9日
→多くの島からなるインドネシアでは、地域ごとに色彩も意匠もさまざまな絣=イカットが織られている。伝統捕鯨を行うラマレラ村のあるレンバタ島でも、綿花を育て、紡ぎ、藍や茜から得た染料で括り染めしてイカットを織る。島のイカットは、クジラ肉はもちろん、自ら作った塩、染料に必要な石灰など「海の恵み」を持つ海の民と、穀物や藍や茜など「山の恵み」を持つ山の民との間で続く素朴な交易なしには生まれなかった。同展では、江上幹幸が現地で蒐集したイカットに加え、クジラ漁や製塩など島の暮らしを写真で展示し、イカットにまつわる文化の魅力を紹介する
TOBARIER GALLERY
☎/03(3702)7325
世田谷区奥沢8の13の9#102
12時~18時(最終日~17時)
月・火・水曜休み
伊藤史子展 草木染の布vol.2
▼3月2日~26日
→「カラフル」をテーマした、衣装、イラスト、ハンドメイド作品を展示
東京国立博物館
☎/03(5777)8600
台東区上野公園13の9
9時30分~17時(金曜~20時、土曜・日曜・祝日~18時、入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
アジアの染織 アジア遊牧民の染織<東洋館>
▼2022年12月6日~年3月5日
→遊牧民染織の研究家、松島清江氏が1960年代から1980年代にかけて現地で収集したコレクションの一部を展示。インド北西部、パキスタン、アフガニスタン、イラン、イラク、トルコなどの遊牧民は、羊や山羊の毛を紡ぎあるいは縮絨し、毛製の染織品を多く製作した。敷物やサドルバッグ、クッションカバーなど、これらは厳しい環境のもとに暮らす人々の生活に欠かせない品々。技法や用途とともに、収集・製作地域ごとに遊牧民染織の独特の色遣いや文様を紹介する
巷房
☎/03(3567)8727
中央区銀座1の9の8奥野ビル
12時~19時(最終日~17時)
会期中無休
將積厚子展―『文化を語る布』出版記念ラオスの布展
▼2月27日~3月4日
→長年の研究によるラオス全土ののテキスタイルの美と技法をきれいな写真で網羅した『文化を語る布』(染織と生活社)の出版を記念してラオスの多様なテキスタイルを展示する
Ecru+HM(エクリュ+エイチエム)
☎/03(3561)8121
中央区銀座1の9の8奥野ビル4F
12時30分~19時(最終日~17時)
会期中無休
itohiro高橋ひろ子展“Freely”
▼3月6日~11日
→テキスタイル
ギャラリーおかりや
☎/03(3535)5321
中央区銀座4の3の5銀座AHビルB2F
11時~19時(最終日~16時)
火曜休み
emi kubotaの帽子展
▼3月1日~6日
おかりやオリジナルコレクション
▼3月15日~20日
→陶、漆、金属、布、硝子
織・小林 愛子展
▼3月22日~27日
ACギャラリー
☎/03(3573)3676
中央区銀座5の5の9阿部ビル4F
11時30分~19時(最終日~16時)
会期中無休
出居麻美×福井あき子―コミュニケーション・マルシェ―
▼3月6日~12日
→文字が浮き出るポップな裂織バッグとユニークなニットの展覧会
資生堂ギャラリー
☎/03(3572)3901
中央区銀座8の8の3東京銀座資生堂ビルB1F
11時~19時(日曜・祝日~18時)
月曜休み
YU SORA 展
▼3月7日~4月9日
→YU SORAは、白い布と黒い糸を使った刺繍の平面作品や、家具やカーテンなど実物大の立体作品を組み合わせたインスタレーションで些細な日常に向き合う作品を展開している。パンデミックや戦争、災害が続き、何気なく暮らす日常は儚く簡単に崩れてしまいがちである。同展ではギャラリー空間に生活の舞台である部屋を創る
共立女子大学博物館
☎/03(3237)2665
千代田区一ツ橋2の6の1
10時~17時(土曜10時~13時)
日曜・祝日、3月1日休み
江戸時代の友禅染―時代を変えた染め―
▼1月10日~3月4日
→江戸時代17世紀末から18世紀前半にうみ出された友禅染は、日本の伝統染織技術として現代まで継承されている。江戸時代においては、糸目糊による防染と多彩な色挿しによって、それまで見られなかった精緻な絵画的表現を可能とし、町人女性の小袖を彩った。同展は、日本の着物文化に大きな影響を与えた友禅染の歴史を江戸時代の作品を通じてたどるとともに、その美技の詳細をご紹介。なお、同展では女子美術大学コレクションおよび丸紅株式会社所蔵の作品を小袖を中心に、現存する小袖のもとになった小袖図案が収録されている小袖雛形本や、加賀前田藩の注文で贈答用に制作されたと考えられる友禅染掛幅もあわせて展示する
インターメディアテク
☎/050(5541)8600
千代田区丸の内2の7の2KITTE2・3F
11時~18時(金・土曜~20時)
月曜(祝日の場合翌休)
被覆のアナロジー―組む衣服/編む建築―
▼11月5日~4月2日
→衣服と建築、異なる分野であっても人間の活動においてはいずれも「まとう」ことを定義する創作物である。衣服であれば身体を包み、建物であれば人々の営みを包む。両者は広く人間の活動を取り巻く「被覆環境」と位置づけることができる。近代以降、工業化による生産プロセスの効率化と分業化によって、両者は均質化した交換可能な商品として生産され、流通し、消費されてきた。その結果、人間を取り囲む「被覆環境」から身体感覚や多様性は大きく失われることとなった。一方、近年ではモノ中心の消費よりも体験や共感に価値が置かれるようになり、「被覆環境」においても住む・着るという素朴な体験の中にある魅力、即ち身体感覚を中心に据えた価値観に立ち戻る動きが見られる。このような社会の変化の中で従来のデザイン手法を見直し、新しく再構成することに意義があるのではないか。ブラックボックス化した複雑なデザイン・生産のプロセスを、編む・組むといったプリミティブな手法によって透明化し開放すること。そして、透明性の確保による副産物として、生産から流通、消費、廃棄、再生産といった循環型プロセスによる持続可能性の担保が可能となると考える。「被覆環境」を取り巻く今日的な課題は共通しており、領域を超えたデザインによる提案が求められている。「組む衣服/編む建築」は衣服と建築に類似する構造的・組織的な成り立ちに着目し、生産技術の発展による自由度の向上、環境負荷に配慮した自然素材の利用、再生繊維や材料のリユースなど、有機的に統合された新しいデザイン手法を提示しようとする試みである。同展は、ファッションデザイナーの江角泰俊と建築家の隈研吾およびインターメディアテクとの企画による世界初公開展示
LIGHT BOX STUDIO AOYAMA
☎/042(679)5625(多摩美術大学テキスタイルデザイン研究室)
港区青山5の16の7
11時~20時(初日18時~、最終日~18時)
会期中無休
in Progress
▼3月3日~6日
→多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻3回生の優秀作品選抜展
伝統工芸青山スクエア
☎/03(5785)1301
港区赤坂8の1の22赤坂王子ビル
11時~19時(初日12時~、最終日~18時)<
会期中無休
女性伝統工芸士展―作家とともに― in青山
▼2月17日~3月2日
→父や母の手わざを学びその後ろ姿を見つめながら二代目、三代目と成長した女性たち、あるいは他分野からの挑戦者たち。彼女たちの作品は、日々の暮らしに生かす視点で作られており、女性ならではの姿勢です。わくわくしたり、こころを和ませたり、楽しさが溢れる作品たちに出会える
表参道ROJI
☎/03(6804)5670
港区南青山3の18の4ブライト南青山103
12時~19時(最終日~17時)<
会期中無休
荒木惠個展 テキスタイルによるヴィジュアルコミュニケーション―公共空間に展示するタピストリー―
▼3月3日~9日
→多摩美術大学大学院美術研究科博士課程デザイン専攻テキスタイルデザイン研究領域修了作品展
スパイラルガーデン
☎/03(3498)1171
港区南青山5の6の23
11時~20時<
会期中無休
多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業・修了制作展2023 Baumkuchen
▼3月3日~7日
日本民藝館
☎/03(3467)4527
目黒区駒場4の3の33
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
生誕100年 柚木沙弥郎展
▼1月13日~4月2日
→染色家・柚木沙弥郎(1922~)の作品が持つ特質は、無垢な模様と澄んだ色彩にある。生誕100年を記念する同展では、初作品から近作に至る染色品を展示すると共に、時代や産地、手法の異なる工芸品やプリミティブな造形とのコラボレーションを試みる。それらと共鳴し瑞々しい生気を放つ柚木作品は、感動と喜びをもたらす
多摩美術大学八王子キャンパス
☎/042(676)8611
東京都八王子市鑓水2の1723
10時~18時(最終日~15時)
会期中無休
2022年度多摩美術大学美術学部卒業制作展・大学院修了制作展
▼3月13日~15日