井頭公園グリーンサロン
☎/0285(82)4475
栃木県真岡市下籠谷99
9時~17時(最終日~15時30分)
火曜休み
手織りが友達・織姫作品展
7月14日~17日
→伝統産業の一つである真岡木綿を用いた織物を中心に、手作りの織物を展示
草木染展
▼7月28日~8月7日br/>
→日下田藍染工房の藍染作品を始めとして、伝統的な染色方法で作られた工芸品を展示し、講座「草木染教室」で受講生が製作した作品も併せて展示<
(公財)桐生地域地場産業振興センター
☎/0277(46)1011
群馬県桐生市織姫町2の5
10時~17時
月曜休み
世界の民族衣装展 グァテマラ~四角い形のブラウスと頭飾り~
▼6月15日~7月24日<4F資料展示ホール>
→2000点に及ぶ民族衣装コレクションから、グァテマラのウィピルと呼ばれる女性用、四角い形で頭から被って着る貫頭衣型の女性用のブラウス、シンタやコヤルと呼ばれる女性用髪飾りなどを展示する
群馬県立日本絹の里
☎/027(360)6300
群馬県高崎市金古町888の1
9時30分~17時
火曜休み
百色百型 江戸小紋の世界
▼5月28日~7月11日
→型紙を用いて、繊細な模様が染め抜かれている「江戸小紋」。洒落の効いた遊び心ある多種多様な型。それを染める百色。そこには、様々な意味が込められている。秘められた江戸小紋の魅力を紹介する
夏休みこども展 学ぼうカイコ
▼7月16日~8月26日
→「シルクの国語・算数・理科・社会」をテーマに、カイコや絹にまつわる様々なトピックスを学校の科目ごとに紹介し、こどもから大人まで誰にも楽しみながらカイコやシルクの魅力に触れる機会をつくる
みち更紗工房
☎/04(7183)7365
千葉県我孫子市高野山448の9
10時~17時
会期中無休
梶原みち 手描きジャワ更紗展 20回記念頭巾(IKAT KEPARA)展
▼7月23日~31日
→梶原みちのバティックによる伝統的な文様の手描きジャワ更紗の作品展示。インドネシア衣装で使われる男性の頭巾を展示
我孫子市白樺文学館
☎/04(7185)2192
千葉県我孫子市緑2の11の8
9時30分~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)
民藝運動と我孫子
▼3月1日~9月25日
→「民藝」への歩みは、我孫子で始まったといっても過言ではない。柳宗悦が我孫子に移住したのは、1914(大正3)年9月。我孫子では、「民藝」へと続く出会いと絆を育んでいく。白樺派、そして民藝運動の父、柳宗悦が民藝運動へのきっかけをつかんだ我孫子で、同館所蔵の民藝作品を展示
ギャラリーかれん
☎/045(543)3577
横浜市港北区大倉山1の11の4
11時~18時
会期中無休
友の会展
▼6月27日~7月1日
→皮かばん、編み物、和布細工
手づくり市展
▼7月25日~29日
→ニット、帽子、革
Art gallery OWL
☎/090(8566)8266
横浜市中区石川町1の54の5
12時~19時(最終日~17時)
会期中無休
美貴惠個展「雷の森」
▼7月18日~24日
→染色作家/アーティストとして活動する美貴惠による、ろうけつ染めや絞り染めなどの染色技法を主に用いて、平面からインスタレーションまで布作品を中心に展開する作品展
シルク博物館
☎/045(641)0841
横浜市中区山下町1
9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
かいこ教室
▼7月30日~8月14日
→かいこの種類や成長のようす、まゆや生糸、シルクの特徴などを楽しく学べる。各体験で完成させたワークシートや作品は、夏休みの自由研究にも使える
女子美アートミュージアム
☎/042(778)6801
神奈川県相模原市南区麻溝台1900女子美術大学10号館1F
10時~17時(入館30分前)
日曜休み
女子美術大学美術館コレクション―JAM の ABC―鑑賞のプラクティス
▼5月18日~7月2日
みなとぴあ新潟市歴史博物館
☎/025(225)6111
新潟市中央区柳島町2の10
9時30分~18時
月曜休み(祝日の場合翌休)
第60回記念日本現代工芸美術展新潟展
▼7月2日~10日
→1961年に創設された現代工芸美術家協会の公募展。「工芸の本義は作家の美的イリュウジョンを基幹として所謂工芸素材を駆使し、その造型効果に依る独特の美の表現をなすもので、その制作形式の立体的たると平面的たるとをとわず工芸美を追求することにある」とする「主張」を掲げる。役員、会員、一般入選者による、陶磁・染織・漆芸・人形・ガラス・七宝などの作品を展示
富山県水墨美術館
☎/076(431)3719
富山市五福777
9時30分~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)
白洲次郎・白洲正子―武相荘折々のくらし
▼5月20日~7月3日
→英国流のマナーと教養を身につけ、プリンシプルを生涯の信条として第2次世界大戦後、日本の復興に尽力した白洲次郎(1902~1985)。幼少期から能を通して古典芸能に親しみ、着物や骨董を愛し、随筆家として多彩な活躍をした白洲正子(1910~1998)。同展では、結婚したふたりが移り住み、生涯くらした武相荘(ぶあいそう)での家族のくらし方に注目し、正子が愛した着物や帯、骨董、アクセサリー、正子の実家・樺山家ゆかりの品々のほか、次郎の愛用品や洋服、お手製の道具、カントリー・ジェントルマンの志で戦後日本の復興に奔走した次郎の史料も紹介。随筆家として数々の代表作を遺した正子の自筆原稿、日本各地を旅し鋭い感性で捉えた能や美しい文化にまつわる品々など、旧白洲邸・武相荘の所蔵品を中心に構成する
国立工芸館
☎/050(5541)8600
金沢市出羽町3の2
9時30分~17時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
こどもとおとなの自由研究 工芸の〇△□✕展/特別陳列:北村武資
▼7月5日~9月4日
→○に△、□に✕。もっとも基本的な図形や記号として、日頃から見慣れ、使い慣れたイメージ。工芸を観察すると、ここでも実にさまざまな○や△、□や✕に出合う。工芸をめぐる数々の秘密を○△□✕のフレームを通して読み解くこと。それがこの夏、工芸館から人びとに送るミッション。子どもと大人がそれぞれのペースで、あるいは力をあわせて挑戦してみる試みの展覧会。特別陳列では、京都生まれの染織家・北村武資(1935-2022)の作品を展示する。西陣で得た高度な技術と現代的な感覚は、伝統の立場をとりながら も「織物の組織そのものが表現」とする造形思考によって新たな地平を切り開いた。1995年に「羅」、2000年には「経錦」で重要無形文化財保持者に認定。国内外で高く評価される日本を代表する染織家の一人。北村作品の魅力は、既成の価値観に甘んずることなく、織の根源を探求しづけたことから生まれた 。同展では、22点の作品を通して、さらなる展開への想いが止むことのなかった作家の意欲と造形思考を紹介する
石川県立美術館
☎/076(231)7580
金沢市出羽町2の1
9時30分~18時(入館30分前)
会期中無休
歴代藩主の甲冑・陣羽織と加賀象嵌鐙Ⅱ
▼6月25日~8月1日
石川県立歴史博物館
☎/076(262)3236
金沢市出羽町3の1
9時~17時(入館30分前)
会期中無休
工芸教育の精華―納富介次郎とデザインの思想―
▼7月23日~8月28日
→工芸作家の成長には、師である教育者の存在が重要な意味をもつ。同展では、近現代石川における工芸教育者の代表作や教育資料類を一堂に展示することにより、工芸王国を創り上げた、革新的な教育内容を紹介
ふくい工芸舎
☎/0776(30)0054
福井市中央1の9の29エコプラザ2F
10時~19時
火曜休み
石川雅夫 藍染展~涼風を染めて~
▼7月8日~31日
→永平寺に工房を構える草木染め作家の藍染展。藍染の暖簾、洋服、ストール、日傘、帽子およびハンカチなどを展示
岡谷蚕糸博物館シルクファクトおかや
☎/0266(23)3489
長野県岡谷市郷田1の4の8
9時~17時(最終日~16時)
水曜(祝日の場合翌休)、12月29日~1月3日休み
桑・クワ・くわ―その歴史とめぐみ―
▼5月19日~9月11日
→蚕のえさである桑は、古来から、薬草などにも利用され、葉のみならず、枝条、根茎までもがその対象だった。現在に至るまで、その植生や種類など、さまざまな研究がなされている。書籍・資料など、今回初公開の収蔵品も含め、知られざる桑の魅力に迫る
須坂クラシック美術館
☎/026(246)6474
長野県須坂市大字須坂371の6
9時~17時(入館30分前)
木曜休み
藍―浜染工房展―
▼6月3日~7月31日
→松本で藍の型染め工房として100年以上活躍している「浜染工房」の、型作りから完成まで脈々と受け継がれていく伝統の技術を紹介する。「本藍染め」の作品をはじめ、身近にあるのに意外と知らない藍染めの技術、貴重な「長板中形染」や「松煙染め」などの作品を展示
美濃加茂市民ミュージアム
☎/0574(28)1110
岐阜県美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299の1
9時~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)
蚕とまゆ展
▼4月23日~8月28日
→かつてこの地域では、養蚕がとても盛んだった。同展では、民具展示館と市内にあった民家を復元したまゆの家(生活体験館)を会場に、当時の養蚕の様子を再現しながら、道具の使われ方やカイコの生育、養蚕を営んだ人々の生活を紹介。まゆの家では、ボランティアによる目棚を作り、「座敷飼い」とよばれた飼育の様子を再現する
静岡市立芹沢銈介美術館
☎/054(282)5522
静岡市駿河区登呂5の10の5
9時~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)8月12日休み
芹沢銈介の文字
▼7月5日~9月23日
→芹沢銈介の仕事の中でも人気のある、文字表現に焦点を当てた展覧会。若き日から書を得意とした芹沢は、早くから作品に文字をとり入れ、のれん、帯地、着物、屏風、染絵額、型染うちわ、包装紙、ブックデザインなどを手がけ、また書作品も多数残している。同展では、芹沢の多彩な仕事のジャンルから文字作品100点をとり上げて紹介する。後半の展示室3室には、芹沢が集めた世界の収集品の中から「朝鮮民画」を特集展示する
ギャラリープラザ
☎/055(972)2121
静岡県三島市本町14の31みしまプラザホテル1F
10時~18時(最終日~17時)
会期中無休
阿波藍染展
▼7月7日~12日(10時~17時/最終日~15時)
→日本の伝統技法の有松鳴海絞りを現在に活かした作品と色鮮やかな草木染めの作品。絞り浴衣、作務衣、のれん、タペストリー、洋服、ストール、日傘、小物など250点を展示
村松明美・大人のブラウス50
▼7月14日~19日
―自然のいのちを染める―「染色アクセサリー展」
▼7月28日~8月2日
名古屋市蓬左文庫
☎/052(935)2173
名古屋市東区徳川町1001
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
大名の冠・婚・葬・祭
▼5月28日~7月18日
→誕生や成長、成人、結婚、長寿を祝う行事や葬儀など、大名家の人々が人生の節目におこなった冠婚葬祭について、尾張徳川家の伝来品を中心に紹介する。「花色地蔓葵紋付子持筋熨斗目」などの染織品も展示
祭りの世界―仮装と風流(ふりゅう)―
▼7月24日~9月11日
→祭りは宗教的行事でもあり、人々が心躍
らせる娯楽でもあった。江戸時代の祭礼図を中心に、見た目にも美しく楽しげな仮装や出し物に着目し、その豊潤な世界を紹介する
名古屋市博物館
☎/052(853)2655
名古屋市瑞穂区瑞穂通1の27の1
9時30分~17時(入館30分前)
会期中無休
伊勢型紙彫型画名古屋教室展
▼7月27日~31日
豊田市美術館
☎/0565(34)6610
愛知県豊田市小坂本町8の5
10時~17時30分(最終日~16時)
月曜休み(7月18日、8月15日開館)
交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー
▼6月7日~9月4日
→1910年代から30年代は、西欧を中心に日本を含む各地で、様々な「モダン」の形が現われた時代。機能主義に基づく「モダニズム」は、いまだに当時の中心的な動向とみなされているが、一方で、大衆消費社会が進展したこの時代は、常に新しくあるために装飾することに価値が置かれた、儚き「モダニティ」の時代でもあった。当時の作家たちは、時間差なく情報を共有し、国やジャンルを越えて同期し合い、その範囲は、絵画、彫刻から、家具、食器、洋服、さらにそれらを収める建築や都市まで、いわば、私たちの生活空間、身体活動全般におよんでいる。ウィーン工房は、フランスのファッションデザイナー、ポール・ポワレと刺激し合い、一方で、建築家で室内装飾家のロベール・マレ=ステヴァンなど同国のモダニストにも影響を与えた。同時主義絵画で知られるソニア・ドローネーはファッションの仕事に専心し、建築、家具デザインを手がけたルネ・エルブストらモダニストは都市を彩るショーウィンドウデザインに大きな関心を払った。そして、ドイツのバウハウスでは女性作家が織物に新たな光を当て、また同校を離れた作家たちが、ブルク・ギービッヒェンシュタイン美術工芸学校を舞台に応用芸術教育に取り組むことになる。急速に変化する社会のなかで、作家たちがときに交わり、ポリフォニーのように共鳴しながら探求したいくつもの「モダン」の形を紹介する