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札幌市資料館ミニギャラリー
/011(251)0731
札幌市中央区大通西13
9時~19時(最終日~17時)
会期中無休
照井道子絞り・藍染め展
▼5月24日~29日
ギャラリー大通美術館
/011(231)1071
札幌市中央区大通西5の11大五ビル1F
10時~18時(最終日~17時)
会期中無休
色彩の森うつわtoふえると展
▼5月3日~8日
今昔きもの大市
▼5月24日~29日
国立アイヌ民族博物館
/0144(82)3914
北海道白老郡白老町若草町2の3の1
9時~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)、4月29日~5月8日開館
地域からみたアイヌ文化展 白老の衣服文化
▼3月15日~5月15日
→直線と⾯が織りなす複雑な模様で表現される⾐服、アイヌ語でルウンペ。本テーマ展示では、木綿の衣服であるこのルウンペに焦点を当て、白老地方の「家系で受け継がれてきた衣服」から「地域で受け継ぐ衣服」への変遷について紹介する。白老の衣服が一堂に会して展示されるのは、同展がはじめてとなりる。白老の衣服文化に影響を与えた時代の動向を示すことで、衣服の地域性が形成されていく過程が理解できる展示となっている。また、白老町で活躍するエカシ(おじいさん)やフッチ(おばあさん)、関連団体などにも注目し、地域の文化に関する伝承活動の現在も紹介する
岩手県立美術館
/019(658)1711
盛岡市本宮字松幅12の3
9時30分~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
東北へのまなざし 1930―1945
▼4月9日~5月15日
→1930年代から45年にかけての時期に東北を訪れ、人々の暮らしに注目したブルーノ・タウトや柳宗悦らの「眼」を通じて、東北文化の魅力を紹介する。1930年代から1945年にかけての日本は、一方で、昭和モダンとよばれた都市文化が爛熟し、視覚文化や生活様式が急激な変化を遂げた時代でもあった。この頃、先端的な意識を持った人々が相前後して東北地方を訪れ、その土地の建築や生活用品に注目し、これらを書き留め、蒐集し、あるいは展示を行っている。同展は、東北に向けられたこれら複層的な「眼」を通して、当時、後進的な周縁とみなされてきた東北地方が、実は豊饒なる文化の揺籃であり、そこに内包される営みの力が現在と地続きであることを、改めて検証する
福島県立博物館
/0242(28)6000
福島県会津若松市城東町1の25
9時30分~17時
月曜(祝日の場合翌休)、祝日の翌日休み
ポイント展 よみがえる南郷刺し子の世界
▼4月5日~5月29日
ポイント展 桧枝岐の歌舞伎衣装
▼4月15日~8月14日
文化学園服飾博物館
/03(3299)2387
渋谷区代々木3の22の7新宿文化クイントビル
10時~16時30分(入館30分前)
日曜・祝日休み
ヨーロピアン・モード 特集:花 ~Flowers~
▼3月11日~5月18日
→ヨーロッパのドレスは、それぞれの時代でスカートの形や丈、袖の大きさなどに流行が見られる。これらの流行は、政治的、経済的、社会的な要因が密接に関係している。同展では、宮廷が流行を生み出した18世紀から、産業の発達や社会の成熟とともに変化する19世紀を経て、若者や大衆が流行の担い手となった20世紀末まで、ヨーロッパを発信源とする約250年の女性モードの変遷を、その社会背景とともに紹介する。また特集として「花」模様を取り上げる。花模様はいつの時代も好まれ、花の種類や色、配置、また織物、刺繍、捺染といった表現方法によって、さまざまな印象を与える。展示では18世紀から20世紀までの花模様のドレスを中心に出品
ギャラリーみずのそら
/03(3390)7590
杉並区西荻北5の25の2
11時~19時(最終日〜17時)
会期中無休
飯田みちる織物展ー青のある風景
▼5月17日〜22日
→もじり織、絣織で織ったリネンの布を中心に青のある風景を作り出す facebook
たばこと塩の博物館
/03(3622)8801
墨田区横川1の16の3
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
丸山コレクション 西アジア遊牧民の染織 塩袋と伝統のギャッベ展
▼2月26日~5月15日
→イランを中心に西アジア地域に展開するカシュガイ族やクルド族といった遊牧民は、伝統的に、部族ごとの紋様を織り込んだ羊毛織りの塩袋(ナマクダン)を制作・使用してきた。家畜群の制御など生活に不可欠な役割を担う“遊牧民にとっての塩”を物語る好資料として、当館では過去2回の特別展で塩袋を紹介した。今回は、過去2回と同じ丸山コレクションから、絨毯より素朴で織りも粗く、遊牧民本来の生活具としての味わいがある昔のギャッベを中心に未公開作品を選定し、塩袋と合わせ、現地でも入手不可能な百~数十年前の毛織物の深い色合いと意匠の世界を紹介する
昭和女子大学光葉博物館
/03(3411)5099
東京都世田谷区太子堂1の7
10時~17時
日曜・祝日休み
自然・くらし・心 沖縄の民具と工芸~川平朝清コレクションを中心に~
▼4月2日~6月26日
→同学名誉教授の川平朝清から寄贈された、クバ製の笠やアダン製のムシロなど、沖縄ならではの自然素材による民具をはじめとする展示をつうじて、氏の民具・工芸品の収集にまつわるエピソードやふるさとへの想いを伝える。また、琉球紅型、琉球漆器、壺屋焼など、自然と文化に育まれた伝統工芸をさまざまな側面から紹介。くわえて日々の生活に彩りを添える伝統行事や芸能を主題とする郷土玩具も展示。沖縄のくらしについて、多彩な視点から思いをはせる機会となる
東京国立博物館
/03(5777)8600
台東区上野公園13の9
9時30分~17時(金曜~20時、土曜・日曜・祝日~18時、入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
沖縄復帰50年記念特別展「琉球」
▼5月3日~6月26日
→2022年、沖縄県は復帰50年を迎える。かつて琉球王国として独自の歴史と文化を有した沖縄は、明治以降の近代化や先の戦争という困難を乗り越え、現在もその歴史、文化を未来につなぐ努力を続けている。同展は、王国時代の歴史資料・工芸作品、国王尚家に伝わる宝物に加え、考古遺物や民族作品などのさまざまな文化財が一堂に会する。また、沖縄県では、平成27年度より琉球王国文化遺産集積・再興事業として、失われた文化遺産の復元に取り組んできた。この事業によって制作された復元作品も多数展示する。琉球・沖縄の歴史や文化を総合的に紹介する。東京国立博物館は、明治期の沖縄県からの購入品に、その後の寄贈品を加えた日本有数のコレクションを収蔵している。力強く輝き続ける琉球の歴史と文化を過去最大規模で展観する
東京都美術館
/03(3823)6921
台東区上野公園8の36
9時30分~17時30分(入館30分前)
会期中無休
第55回公募創作手工芸展
▼5月29日~6月4日
第45回記念日本染織作家展
▼5月29日~6月4日
第56回手工芸作品展
▼5月30日~6月4日
Ecru+HM(エクリュ+エイチエム)
/03(3561)8121
中央区銀座1の9の8奥野ビル4F
12時30分~19時(最終日~17時)
水曜休み
harunachico展
▼5月28日~6月11日
→弾んだ呼吸に手を動かし一気に描く市橋聡子、糸目友禅や型友禅を応用した染色技法を駆使する三村誠、二人のユニットによるのびやかでユーモア溢れる染色作品
ACギャラリー
/03(3573)3676
中央区銀座5の5の9阿部ビル4F
11時~19時(最終日~16時)
会期中無休
寺腰七瀬展
▼5月7日~12日
→刺繍作品
三越本店
/03(3241)3311
中央区日本橋室町1の4の1
10時~19時
会期中無休
第56回日本伝統工芸染織展
▼5月11日~16日
→1964年(昭和39年)以来、日本工芸会の染織部会展として、芸術的にも歴史的にも価値の高い染織工芸技術の保護・育成と創意ある展開をもとめて開催してきた展覧会
三菱一号館美術館
/03(5777)8600
千代田区丸の内2の6の2
10時~18時(金曜・第2水曜~21時、入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)
上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー
▼2月18日~5月15日
→ウィーンと京都で活躍したデザイナー、上野リチ・リックス(Felice [Lizzi] Rix-Ueno, 1893~1967)の包括的な回顧展。芸術爛熟期のウィーンに生まれたリチは、ウィーン工芸学校卒業後、ウィーン工房の一員として活躍し、日本人建築家・上野伊三郎との結婚を機に京都に移り住む。第二次世界大戦前はウィーンと京都を行き来しながら、壁紙やテキスタイルなどの日用品や室内装飾など多彩なデザインを手がけた。戦後は夫とともに、現在の京都市立芸術大学の教授となり、退職後はインターナショナルデザイン研究所を設立して、後進の育成にも尽力し、大きな足跡を残している。同展では、京都国立近代美術館が所蔵する多くのリチ作品に加え、オーストリア応用芸術博物館/現代美術館(ウィーン)など国内外の機関からリチそして関連作家の作品・資料を招来し、約370件によって、色彩豊かで創造力あふれるリチの魅力あるデザイン世界の全貌を紹介
トーキョーアーツアンドスペース本郷
/03(5689)5331
文京区本郷2の4の16
11時~19時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
むらたちひろ 彼方の果
▼4月2日~5月8日
→染色作品の展示
サロン・ド・フルール
/03(5485)8748
港区南青山5の7の25ラ・フルール南青山1F
11時~18時
会期中無休
FASSの服 "Pocket"展
▼5月10日~15日
ホテル雅叙園東京
/03(3491)4111
目黒区下目黒1の8の1
10時~18時(入館30分前)
会期中無休
大正ロマン×百段階段
▼4月16日~6月12日<百段階段>
→昭和初期の文化財建築を舞台に、激動の時代へと突き進む以前のひと時、新たな時代の幕開けを迎える人々の気運に満ちた華やかなりし「大正ロマン」の世界を紹介。大正ロマンを代表する画家・竹久夢二作品をはじめ、人気イラストレーター・マツオヒロミ氏の大ヒット作『百貨店ワルツ』とのコラボレーション展示、レトロモダン着物でのフォトスポットなど、大正~昭和初期の世界を建物全体で体感できる。また歌舞伎や舞台演劇、オペラ、ミュージカルなど幅広い舞台衣装の分野において登場人物たちを彩ってきた松竹衣裳の衣裳は、時代背景はもちろん、演じられる役柄の職業や地位、年齢や性格、人柄などを表すのにも重要な役割を担ってきた。同展では、「大正ロマン」をコンセプトにした着物のコーディネートとモダンガールの装いが登場
武蔵野美術大学美術館
/042(342)6995
小平市小川町1の736
12時~20時(土・日曜、祝日10時~17時)
水曜休み
武蔵野美術大学卒業制作優秀作品展
▼4月4日~5月3日
茨城県陶芸美術館
/0296(70)0011
茨城県笠間市笠間2345
9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)(ただし5月2日(月曜日)は開館)
桜井貞子と紙布展
▼1月19日~5月15日
→水戸市在住の紙布作家・桜井貞子の作品展。武士の内職として山陰や東北地方など木綿が貴重な地域で発展した紙布は、木綿の代わりに和紙による糸(紙糸)を織り込むことで作られる織物。通常は経糸に絹や綿、麻糸を用い、紙糸は緯糸に使用。経糸の素材ごとに絹紙布)や綿紙布、麻紙布があるが、経緯糸ともに紙糸を使う諸紙布は特に細い紙糸を作る高い技術が必要。県内で制作される西ノ内和紙や新潟、山形で生産された厳選した和紙に、桜井貞子の技術があってこその作品を多数展示する
群馬県立日本絹の里
/027(360)6300
群馬県高崎市金古町888の1
9時30分~17時
火曜
桐生織の伝統工芸士展~伝統と創造~
▼4月16日~5月23日
→桐生市は、昔から「西に西陣(京都)、東に桐生」と称されるほど絹織物が盛んであり、織物の町として日本の織物産業を支えてきた。昭和52(1977)年には、国の伝統的工芸品に指定されている。同展では、桐生織の伝統工芸士の「匠」の技を展観し、歴史や技術の変遷、伝統工芸品「桐生織」の素晴らしさを紹介する
我孫子市白樺文学館
/04(7185)2192
千葉県我孫子市緑2の11の8
9時30分~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)
民藝運動と我孫子
▼3月1日~9月25日
→「民藝」への歩みは、我孫子で始まったといっても過言ではない。柳宗悦が我孫子に移住したのは、1914(大正3)年9月。我孫子では、「民藝」へと続く出会いと絆を育んでいく。白樺派、そして民藝運動の父、柳宗悦が民藝運動へのきっかけをつかんだ我孫子で、同館所蔵の民藝作品を展示
ギャラリーかれん
/045(543)3577
横浜市港北区大倉山1の11の4
11時~18時
会期中無休
手づくり4人展
▼5月16日~20日
→皮革、帽子、アートフラワー、ハワイアンリボンレイ
暮らしを彩る花・華展
▼5月23日~27日
→クレイアートと染色小物
シルク博物館
/045(641)0841
横浜市中区山下町1
9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
紬のきもの
▼4月23日~6月5日
→「紬」は、真綿から引き出した紬糸で織られる絹織物。紬糸は太さが不均一で節があり、丈夫で独特の風合いを持つ織物が生まれる。養蚕が行われていた地域では、生糸を生産する過程でできる屑繭や出殻繭を利用して紬を織り、古くから自家用衣料として用いてきた。そうした紬織物のいくつかは、製法を磨き技術に工夫をかさねて、地域の名産品として知られるようになっていった。江戸時代、たびたび奢侈禁止令が出されて高価な絹物を着ることが禁止される中、丈夫で外見も質素な紬は、庶民の利用が許される絹織物として需要が高まった。現在、日本各地で伝統的工芸品として生産されている紬は、糸作りから織りあがるまでの間に大変多くの手間と高い技術を要する。丁寧な手仕事が生み出す精巧さと一点一点の味わい深さ、素朴なあたたかみ、そして着心地のよさが紬の魅力といえる。同展では、当館所蔵品から、日本各地で織り上げられた紬の着物や着尺地を紹介する。また今回、神奈川県内で織られていた「川和縞(津久井紬)」も特別出品される
女子美アートミュージアム
/042(778)6801
神奈川県相模原市南区麻溝台1900女子美術大学10号館1F
10時~17時(入館30分前)
日曜休み
女子美術大学美術館コレクション―JAM の ABC―鑑賞のプラクティス
▼5月18日~7月2日
富山県水墨美術館
/076(431)3719
富山市五福777
9時30分~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)
白洲次郎・白洲正子―武相荘折々のくらし
▼5月20日~7月30日
→英国流のマナーと教養を身につけ、プリンシプルを生涯の信条として第2次世界大戦後、日本の復興に尽力した白洲次郎(1902~1985)。幼少期から能を通して古典芸能に親しみ、着物や骨董を愛し、随筆家として多彩な活躍をした白洲正子(1910~1998)。同展では、結婚したふたりが移り住み、生涯くらした武相荘(ぶあいそう)での家族のくらし方に注目し、正子が愛した着物や帯、骨董、アクセサリー、正子の実家・樺山家ゆかりの品々のほか、次郎の愛用品や洋服、お手製の道具、カントリー・ジェントルマンの志で戦後日本の復興に奔走した次郎の史料も紹介。随筆家として数々の代表作を遺した正子の自筆原稿、日本各地を旅し鋭い感性で捉えた能や美しい文化にまつわる品々など、旧白洲邸・武相荘の所蔵品を中心に構成する
石川県立美術館
/076(231)7580
金沢市出羽町2の1
9時30分~18時(入館30分前)
会期中無休
第8回日展
▼5月28日~6月19日
→日本最大規模の総合公募展「日展」の京都巡回展。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門を設け、全国を巡回する基本作品と地元関係作品を展示
印傳博物館
/055(220)1621
甲府市中央3の11の15印傳屋本店2F
10時~17時 会期中無休
会期中無休
印傳の物入れ―巾着から信玄袋へ―
▼3月5日~6月19日
→鹿革の物入れには、包むものや容器・入れて携行するものなどがあり、風俗や服装に合わせた様々な資料が遺されている。代表例である巾着は、金銭や薬・火打石といった大切な物を帯に提げて持ち歩いた。袋の口を紐で括る形も多様で、襞をたくさん重ねていく仕立てや、紐の結び方を変える細工なども注目すべき装飾。信玄袋は底マチのある明治中期に流行した袋であるが大きさや紐の括り方などに派生が見られ、当時の需要に合わせた洒落や美しさを追求する工夫を感じさせる。鹿革は丈夫で、加工のし易い革といわれている。染色の技術を駆使し、時代が求める袋物を生み出す創意と細やかな手仕事は現在の燻・更紗・漆付け技法にも通じるところがある。今回は印傳の物入れの古典作品を各種陳列している
安曇野市豊科近代美術館
/0263(73)5638
長野県安曇野市豊科5609の3
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
第8回日展
▼4月23日~5月15日
→日本最大規模の総合公募展「日展」の京都巡回展。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門を設け、全国を巡回する基本作品と地元関係作品を展示4月23日~5月15日
松本市美術館
/0263(39)7400
長野県松本市中央4の2の22
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)
よみがえる正倉院宝物―再現模造にみる天平の技―
▼4月21日~6月12日
→正倉院宝物とは、奈良・東大寺の倉であった正倉院正倉に伝えられた約9000件におよぶ品々。聖武天皇ゆかりの品をはじめ、その多くが奈良時代の作で、調度品、楽器、遊戯具、武器・武具、文房具、仏具、文書、染織品など多彩な分野にわたる。中には、西域や唐からもたらされた国際色豊かな品々も含まれるなど、天平文化華やかなりし当時の東西交流もうかがい知ることができる。しかし、1300年近くという長い時代を経て今日にいたる正倉院宝物は、きわめて脆弱であるため、毎年秋に奈良で開催される「正倉院展」で一部が展覧される以外はほとんど公開されてこなかった。正倉院宝物の模造製作は、明治時代に奈良・東大寺で開催された奈良博覧会を機に始められた。明治時代後半より、宮内省正倉院御物整理掛のもとで、模造製作は修理と一体の事業として取り組まれたが、1972年からは宝物を管理する宮内庁正倉院事務所によって宝物の材料や技法、構造の忠実な再現に重点をおいた模造製作が行われるようになる。以来、人間国宝ら伝統技術保持者の熟練の技と最新の調査・研究成果との融合により、優れた作品が数多く生み出されてきた。同展は、これまでに製作された数百点におよぶ再現模造作品の中から、選りすぐりの逸品を一堂に集めて公開するもの
静岡市立芹沢銈介美術館
/054(282)5522
静岡市駿河区登呂5の10の5
9時~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)
屏風と染絵額
▼4月5日~6月19日
→型染という伝統的な染色技法を使って絵画表現を追求し、海外でも高く評価された芹沢銈介。この展覧会では「屏風」と「染絵額」という、芹沢が手がけた「染絵(そめえ)」の世界を特集。屏風10点、染絵額25点を一挙公開する。後半の展示室3室には、芹沢が集めた「絵」を特集。染色、木工、書籍、陶磁器など、世界各地の様々な工芸品に現れた絵画表現を紹介
名古屋市博物館
/052(853)2655
名古屋市瑞穂区瑞穂通1の27の1
9時30分~17時(入館30分前)
会期中無休
藍の会しぼり染め展
▼5月10日~15日
第45回記念日本染織作家展
▼5月10日~15日
豊田市民芸館
/0565(45)4039
愛知県豊田市平戸橋町波岩86の100
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)
新収蔵品展
▼2月8日~5月29日
→平成26年度から令和2年度に収集した資料のうち、日本民藝館展の優品、こけしなどの郷土玩具、絞り染め、手漉き和紙、ころも焼などのやきものなど、未展示資料を中心に約200点を紹介する。同時開催:「手仕事の優品展」
西陣織会館史料室
/075(432)6130
京都市上京区堀川通今出川下ル
10時~17時
会期中無休
所蔵の逸品―時代を刻んだ織物―
▼4月5日~8月28日
→長い歴史を紡いできた西陣織は、本年、西陣と呼ばれて555年となる。日本を代表する伝統産業である西陣織がこのような節目を迎えることができたのは、西陣織に携わってこられた多くの方々の努力と偉業があったことを示すもの。ここに至るまでには、華やかな繁栄期だけでなく、厳しい局面に向き合った時代もあり、様々な悠久の時を経てきた。今回、西陣呼称555年を記念して、所蔵の逸品を展示する
京都市美術館(京都市京セラ美術館)
/075(771)4107
京都市左京区岡崎円勝寺町124
10時~18時(初日12時~、入館30分前)
月曜休み
第60回記念日本現代工芸美術展
▼5月17日~22日
→1961年に創設された現代工芸美術家協会の公募展。「工芸の本義は作家の美的イリュウジョンを基幹として所謂工芸素材を駆使し、その造型効果に依る独特の美の表現をなすもので、その制作形式の立体的たると平面的たるとをとわず工芸美を追求することにある」とする「主張」を掲げる。役員、会員、一般入選者による、陶磁・染織・漆芸・人形・ガラス・七宝などの作品を展示
ギャラリー翔
/075(724)8154
京都市左京区北山通下鴨中通東入ル北側
11時~18時(最終日~17時)
月曜休み
布楽工房 能 展示会
▼5月3日~8日
→洋服など
川島織物文化館
/075(741)4323
京都市左京区静市市原町265
10時~16時30分(入館30分前)
見学は要予約。土・日曜、祝日休み
昭和のはじめを駆け抜けた とっておきの一着 一枚の着物・一筋の帯
▼3月1日~23年1月31日
→きもの研究家の草柳アキより寄贈された240点余りの和装品の中核は、昭和初期から中期の晴れ着で、色柄は時代性を色濃く反映しており、和服史上においても伝え残すべき大変貴重なものばかり。一枚のきもの、一筋の帯が醸し出す「昭和」を、選りすぐりの逸品で紹介する
ギャラリー恵風
/075(771)1011
京都市左京区丸太町通東大路東入南側
12時~19時(最終日~18時)
月曜休み
樋上千哲展
▼5月17日~22日
→染色作品
ギャラリーギャラリー
/075(341)1501
京都市下京区河原町通四条下ル東側寿ビル5F
12時~19時(最終日~17時)
木曜休み
日英作家テキスタイル作家交流展TANS
▼4月23日~ 5月8日
→テキスタイル・ミニアテュール作品
小野山和代展
▼5月14日~29日
→ファイバーアート作品
大丸京都店
/075(211)8111
京都市下京区四条通高倉西入
10時~20時(最終日~17時)
会期中無休
第56回日本伝統工芸染織展京都展
▼5月25日~30日<6Fミュージアム>
→1964年(昭和39年)以来開かれている、日本工芸会の染織部会展で、需要無形文化財保持者などの基本作品と入選入賞作品を展示
京都絞り工芸館
/075(221)4252
京都市中京区油小路通御池下ル
9時~17時
不定休
華麗なる京絞りの世界
▼1月5日~5月5日
→北斎の代表作であり世界でも有名な絵画、「凱風快晴」をモチーフに、丹後ちりめんのシルク生地に、京都の絞り職人が緻密な総鹿の子絞りを駆使して完成させた巨大な几帳「北斎赤富士」(横幅6.5mx高さ3m)を展示
絞り染めで魅せる世界の名画展
▼5月10日~8月31日
→ダ・ヴィンチに始めり、ゴッホ、ミレー、マネなど、また日本からは北斎、広重と、名だたる世界の巨匠の名画を絞りで再現する
ギャラリーマロニエ
/075(221)0117
京都市中京区河原町通四条上ル塩屋町332
12時~19時(日曜~18時)
月曜休み
指田容史子展―距離―
▼5月3日~8日
→コロナ禍、人との距離を自作の衣服で表現したインスタレーション/オブジェ/版画
染織tomorrow 7大学推薦 若手の饗宴
▼5月3日~15日
→在学生から卒業後5年以内の作家を関西の主要な芸術系大学から推薦してもらい一堂に作品を発表する。出品作家は、中野真里(嵯峨美術大学)、岡本涼香(大阪成蹊大学)、小山内瑞恵(京都市立芸術大学)、井坂郁(京都精華大学)、森國文佳(瓜生山学園京都芸術大学)、貫野紗希(大阪芸術大学)、岩崎萌森(成安造形大学)
千總ギャラリー
/075(211)2531
京都市中京区三条通烏丸西入千總本社ビル2F
11時~18時
火・水曜休み
小袖の裏事情
▼3月3日~5月23日
→魅力的な色柄で彩られた小袖。裏側にも柄がほどこされているものがある。江戸時代中期以降、小袖全体にあらわされていた模様が段々と少なくなって裾の方に下がってゆき、さらには裏に移行する。同展では、普段は見せる機会の少ない裏側にほどこされた模様に注目して、柄の配置が移り変わる流れを千總所蔵の小袖から紹介する
染・清流館
/075(255)5301
京都市中京区室町通錦小路上ル明倫ビル6F
10時~18時(入館1時間前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
布の翼
▼4月15日~5月8日
→布を共通のメディアとして、表現の翼を広げる、染色作家、染色を含むファイバーアートに取り組む作家、そして現代美術作家による作品を展示し、現代の染色作品と布や染色技法を使った現代美術作品との共通性を探る。出品作家は、呉夏枝、河田孝郎、照屋勇賢、柳幸典の4作家
研究展示「小合友之助 人と作品」
▼5月20日~6月12日/
ふるさとミュージアム山城(京都府立山城郷土資料館)
/0774(86)5199
京都府木津川市山城町上狛千両岩
9時~16時30分
月曜休み
開館40周年記念企画展 やましろ新文化財展
▼4月29日~7月3日
→同館は、開館以来、多くの考古・歴史・民俗各分野の文化財を受け入れ、その保存と展示公開につとめてきた。近年では、同館所蔵の数々の古墳出土品や絵巻物などの貴重な文化財が新たに京都府の指定・登録・暫定登録文化財に指定されたほか、同館友の会のサークル「相楽木綿(さがなかもめん)の会」の伝承活動により相楽木綿が京都府無形民俗文化財に指定された。同展では、同館所蔵の指定・登録文化財をはじめ、相楽木綿の会会員による作品を一堂に展示し、当館の文化財保護の歩みを振り返るとともに、南山城地域が多彩な文化財の存在する地域であることを紹介する
けいはんな記念公園 水景園 観月楼 ギャラリー月の庭
/0774(93)1200
京都府相楽郡精華町精華台6の1
10時~17時
会期中無休
伊砂正幸・芳森栄子作品展―刻―
▼4月27日~5月8日
→型絵染(伊砂)とガラス(芳森)の作品展
史跡旧崇広堂
/0595(24)6090
三重県伊賀市上野丸之内78の1
9時~16時30分
火曜休み
第60回記念日本現代工芸美術展
▼5月26日~6月5日
→1961年に創設された現代工芸美術家協会の公募展。「工芸の本義は作家の美的イリュウジョンを基幹として所謂工芸素材を駆使し、その造型効果に依る独特の美の表現をなすもので、その制作形式の立体的たると平面的たるとをとわず工芸美を追求することにある」とする「主張」を掲げる。役員、会員、一般入選者による、陶磁・染織・漆芸・人形・ガラス・七宝などの作品を展示
マコンデ美術館
/0596(42)1192
三重県伊勢市二見町松下1799
9時~17時
火曜休み
マコンデ族の絵画展(バチック)
▼3月16日~7月18日
→マコンデ族は、東アフリカのタンザニア、モザンビーク両国国境に広がる5,000平方キロメートルの広大な高原地帯、マコンデ高原(海抜500m~800m)に住むバンドゥ族の一員。マコンデ族の発祥の地はナイジェリアまたはカメルーン地方とされ、彼らは、コンゴやザンビアを得てマコンデ高原に定住した農耕民族。その大自然の高原で暮らしてきたマコンデ族の生活風景を描いたローケツ染め(バチック)作品を展示
彦根城博物館
/0749(22)6100
滋賀県彦根市金亀町1の1
8時30分~17時(入館30分前)
会期中無休
国宝・彦根屏風
▼4月15日~5月15日
→近世風俗画の傑作として知られる「彦根屏風」を展示。寛永年間頃の、小袖や髷、煙管や刀など、当時の華やかな風俗が緻密な筆致で描かれており、近世初期の服飾や文様などを知る上で貴重な資料
大阪日本民芸館
/06(6877)1971
大阪府吹田市千里万博公園10の5
10時~17時(入館30分前)
水曜(祝日は開館)、5月6日休み
大阪日本民芸館50周年記念 今のかたち―西日本の民藝―
▼3月5日~7月18日
→1972年に「民藝運動の西の拠点」として開館した大阪日本民芸館は、今年で50年の節目を迎える。同展ではこれを記念して、関西から沖縄までの西日本で活躍する現役の作り手、約100名の作品を一堂に展示する。柳宗悦らが創始した民藝運動は、彼らが見出した美の紹介を主軸に、手仕事の復権や各地の民芸館を拠点とした普及活動など多彩な広がりをみせた。その活動の一つとして早くから目指されていたのが、時代に即した新作を生み出しそれらを生活に結ぶことであった。こうした民藝運動には草創期から多くの作り手が参加し、担い手として活躍する一方で、彼らもまたその美意識を自らの制作に生かしてきた。そして現在でも、様々な立場、世代、あるいは地域性や制作の分野といった異なる状況の中で、それぞれに民藝と向き合いながら優れた品物を生み出している。民藝という言葉のもとに集った現代の作り手達による「今のかたち」、その多様性や魅力を150点以上の作品を通して紹介
ギャラリー猫亀屋
/072(425)4883
大阪府泉南郡岬町淡輪4193の2
10時~17時
火・水曜休み
高木光司展
▼4月23日~5月1日
→テキスタイルアート・インスタレーション
菅野健一展
▼5月7日~15日
→テキスタイルアート・染色
兵庫県公館
/078(362)3823
神戸市中央区下山手通4の4の1
9時~17時
土・日曜・祝日休み
たじまゆきひこ展
▼2月18日~5月14日<展示室7「兵庫の文化」>
→淡路市在住の型絵染作家・絵本作家の作品を展示
神戸ファッション美術館
/078(858)0050
神戸市東灘区向洋町中2の9の1
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
華麗なる宝塚歌劇衣装の世界
▼4月16日~6月12日
→1914年の初公演以来、今日も人気を集める宝塚歌劇。その宝塚歌劇の世界を、衣装を通して紹介する。宝塚歌劇の衣装は、歌劇の題材が国際色豊かで時代背景も様々なため、多様な生地素材やスタイル、宝塚歌劇ならではの華やかなデザインが特徴的。華麗な舞台を支えるプロフェッショナルな技術も垣間見ながら、帽子や靴、デザイン画など、約120点を展示。舞台衣装という枠にとどまらない個性豊かで幅広いジャンルの衣装を通して、「タカラヅカの衣装」の面白さ、奥深さを展開する
白鶴美術館
/078(851)6001
神戸市東灘区住吉山手6の1の1
10時~16時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
白鶴コレクション探訪 ペルシア絨毯編―メダリオンデザイン+総柄文様―
▼4月23日~6月5日<新館>
→二つのテーマで近代ペルシア絨毯を展示。ひとつは、メダリオン・デザインの絨毯。絨毯の中央に大きく配されたメダル形が迫力のある華やかな印象を醸し出し、ペルシア絨毯の代名詞ともなっている。もうひとつは総柄文様の絨毯。ペルシアの絨毯は繊細な文様構成が多いことでも知られている。正確に反復する文様が生み出す精緻な美しさを紹介
市立伊丹ミュージアム
/072(772)5959
兵庫県伊丹市宮ノ前2の5の20
10時~18時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合は翌休)
丹波の工芸—杜のいろ
▼4月22日~6月5日
→兵庫丹波を中心に活動する工芸作家17名の作品を一堂に展示。丹波焼、丹波布のほかガラスや版画など多彩な作品を紹介する
姫路市書写の里・美術工芸館
/079(267)0301
兵庫県姫路市書写1223
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
姉妹都市提携50周年・鳥取の美術工芸と民藝
▼4月16日~6月12日
→姫路市と鳥取市との歴史的な結びつきは古く、1600(慶長5)年に姫路城主(播磨姫路藩初代藩主)池田輝政の弟である池田長吉が鳥取城主(因幡鳥取藩初代藩主)となった。また1616(元和2)年に第3代姫路藩主となった池田光政は、翌年には鳥取藩主となり鳥取城下町の基盤を整備した。2022年には姫路市と鳥取市が姉妹都市提携(1972年3月8日)を締結してから50周年を迎えることを記念し、鳥取市の美術工芸や歴史資料、県下の民藝、郷土玩具など60点を紹介する
奈良県立美術館
/0742(23)1700
奈良市登大路町10の6
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
寿ぎのきもの ジャパニーズ・ウェディング―日本の婚礼衣裳―
▼4月23日~6月19日
→婚礼は、人生において最も華やかな通過儀礼のひとつと言える。それゆえ、婚礼の儀式には祈りと喜びの感情が満ちあふれている。そしてその心情を表現するために、花嫁を美しく彩る婚礼衣裳や、婚儀に用いられる様々な調度品、そしてその場を演出するありとあらゆるものには、幸せを祈る色や形、模様が用いられた。同展では、とりわけこうしたことが、美しくも洗練された形で行われていた江戸時代から昭和初期にかけての女性の婚礼衣裳や婚礼のしつらえを紹介する。婚礼に対する日本人の思いと考え方が、これらの品々には表されていて、現代においては遠いものになりつつある、美しい祝いの姿をそこに見ることができる。作品を通して日本における吉祥のイメージを紹介する
天理大学付属参考館
/0743(63)8414
奈良県天理市守目堂町250
9時30分~16時30分(入館30分前)
4月28日、火曜休み(祝日の場合翌平日休)
エジプト・カイロの大衆文化―1959年のタイムカプセル―
▼4月15日~6月6日
→1959年1月、後にアラビア語の教授となる田中四郎(1921~2017)は、エジプトの地に初めて足を踏み入れ、カイロでの1年間の留学生活の合間に、当地に暮らす一般の人々が使用する、ありとあらゆる生活道具を収集し、同館にその品々がもたらされた。同展は、63年の時を経て、選りすぐりの品々を初めて一堂に公開するものであり、1959年当時にエジプトで暮らしていた人々の日常を封じ込めた「タイムカプセル」を開くという試みでもある。多種多様な展示品から垣間見えてくるのは、一昔前のエジプト社会の生き生きとした姿。アラビア語を話し、イスラームを信仰する人々の生活様式は、日本人と比べる場合、異なる部分がたくさんあるが、共通点も決して少なくない。エキゾチックでありながら、ノスタルジックな雰囲気も漂う展示品を通じて、エジプト社会の根底にある基層文化や精神世界を紹介する
天満屋岡山店
/086(231)7111
岡山市北区表町2の1の1
10時~19時30分
会期中無休
第56回日本伝統工芸染織展岡山展
▼5月18日~5月23日<6F葦川会館>
→1964年から開かれている日本工芸会染織部会の展覧会で、重要無形文化財保持者などの基本作品と入選入賞作品を展示
第65回日本伝統工芸中国支部展岡山展
▼5月25日~30日
→日本工芸会中国支部(岡山県、広島県、鳥取県、島根県)の作品公募展
松江市立松江歴史館
/0852(32)1607
松江市殿町279
9時~17時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)
出雲の民藝―「健康な美」を求めて―
▼4月28日~6月26日
→島根県の民藝運動は、全国で早く始まる。民藝推進者の太田直行の招きにより、昭和6(1931)年、柳らが行った「島根工藝診察」が一つのきっかけといわれる。翌年には島根民藝協会が発足し、民藝運動が活発に行われてきた。島根民藝協会が90周年を迎える令和4(2022)年に、松江・出雲の地ではぐくまれてきた民藝について世代を超えて受け入れられる魅力に触れる
浜田市世界こども美術館
/0855(23)8451
島根県浜田市野原町859の1
9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌平日休)
柚木沙弥郎の世界
▼3月12日~5月8日
→染色作品をはじめ、版画や絵本原画など、表現の域を超えて活躍する柚木沙弥郎の芸術の世界を紹介。染色家でアーティストの柚木は、現在 99 歳。精力的に作品を発表し、絶えず“挑戦”し続けている。60歳を過ぎてから取り組んだ「版画」の世界では、リトグラフをはじめ、モノタイプなど様々な技法に挑戦。70歳を過ぎてから制作を始めた「絵本」の世界では、宮沢賢治、まどみちお、村山亜土、谷川俊太郎など子ども達に親しまれている多くの絵本に携わった。現在も作品制作に挑み続ける姿はパワーに溢れ、私達に勇気を与えてくれる。“楽しくなくちゃつまらない”とワクワクする気持ちを大切に制作に向かう。同展では、約160点の作品を「染色」「版画」「絵本」「水彩とコラージュ」の4つの世界にわけて紹介し、生き生きとした色と形、独創的な沙弥郎ワールドを展開する
島根県立石見美術館
/0856(31)1860
島根県益田市有明町5の15
9時30分~18時(入館30分前)
火曜休み(5月3日開館)
竹久夢二と乙女たち あこがれの美人、ときめきのモダンライフ
▼4月9日~5月30日
→大正から昭和初期にかけて乙女たちの憧れの的となった竹久夢二を中心に、美人画のほか、書籍や楽譜を彩ったモダンなグラフィックデザイン、華麗な挿絵原画、かわいいグッズなどを紹介
萩博物館
/0838(25)6447
山口県萩市堀内355
9時~17時(入館30分前)
水曜休み(祝日の場合翌休)
百年の布―美しき襤褸の世界―
▼3月19日~6月19日
→先人たちは限られた衣料を長く使い続けるために布を補強・修繕・再利用する術を編み出してきた。繕いながら着続けられた衣服の中には仕立てられてから役目を終えるまで百年を超えるものがあったとされてる。使い古した木綿布を裂いて糸の代用とした「裂織」など先人たちの技術が詰め込まれた様々な衣類に宿る「美しさ」を通じて、モノにあふれた現代を見つめ直す
徳島県立博物館
/088(668)3636
徳島市八万町向寺山文化の森総合公園
9時30分~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)
太布(たふ)―樹皮から布をつくる手仕事―
▼3月15日~7月18日
→太布(たふ)とは,コウゾ、カジノキなどの樹皮を材料として糸を績み、織って作った布のことをいう。かつて、普段着、労働着などに使われた太布の製造技術が、現在「阿波の太布製造技術」として重要無形民俗文化財に指定され、阿波太布製造技法保存伝承会に受け継がれている。同展では、かつて製作された太布や太布の製造用具、製造技術を中心に紹介する
ミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)
/089(978)6838
松山市堀江町1165の1
9時30分~17時(入館15分前)
月・火曜休み(祝日の場合開館)
第16回えひめ工芸作家展
▼3月2日~5月8日
→愛媛を中心に現在活躍している工芸作家の作品を展示。陶磁、染織、金工、竹工芸などの作家が出品
福岡市美術館
/092(714)6051
福岡市中央区大濠公園1の6
9時30分~17時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
▼4月23日~6月19日
→デザイナーの皆川明(1967~)が設立したブランド、ミナ ペルホネン。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきた。皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張し、そのたゆまぬ歩みは、2020年に25周年を迎え、これからも続いていく。同展の「つづく」というタイトルは、文字通りブランドの時間的な継続性を示すものだが、それだけでなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもある。多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示し、ミナ ペルホネンと皆川明のものづくりとその思考を示す
熊本県伝統工芸館
/096(324)4930
熊本市中央区千葉城町3の35
9時~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)
創作ニット服二人展
▼4月26日~5月1日
→米村弘子、安田西都子の作品展示
帯匠・誉田屋源兵衛「継ぎにしもの」展
▼4月27日~5月1日
→京都で江戸時代から続く帯匠の作品展示
古布に遊ぶ時々堂生徒作品展
▼5月10日~15日
和綿と木とバッグ展
▼5月17日~22日
鍋島緞通展
▼5月17日~22日
→吉島伸一鍋島緞通株式会社の製品を展示
島原の手染め~染工房東村~
▼5月25日~29日
熊谷美南子帽子展
▼5月31日~6月5日
大分県立美術館
/097(533)4500
大分市寿町2の1
10時~19時(金・土曜~20時、入館30分前)
コシノジュンコ「原点から現点」
▼4月15日~5月29日
→コシノジュンコの創造の原点でもある大阪・岸和田の高校時代に描いたデザイン画や装苑賞の受賞作から、60年代のブティックの風景、70年に大阪で開催された万博のユニフォーム、「対極」というコシノジュンコがファッションを通じて創出した世界観や大分・久住を本拠地に国内外で活躍するDRUM TAOとの仕事など、現在までの活動の全貌を紹介。常にモードの先端を走り、新たな創造を繰り広げる、その活動の全貌を展観する
那覇市歴史博物館
/098(869)5266
那覇市久茂地1の1の1パレットくもじ4F
10時~19時
木曜休み
牡丹が描かれた衣裳/黒漆と螺鈿の漆器
▼4月29日~6月1日
→紅型衣裳は、国宝・琉球国王尚家関係資料から、「白地牡丹尾長鳥流水菖蒲文様紅型木綿衣裳」「黄色地牡丹尾長鳥霞文様紅型縮緬袷衣裳」「白地竹蝙蝠牡丹文様型染刺繍縮緬衣裳」などを展示