中長小西
☎/03(3564)8225
中央区銀座1の15の14永野ビル4F
11時~18時30分
日曜休み
想いを紡ぐ:三人の発露―関島寿子・小川待子・留守玲―
▼1月11日~22日
→関島寿子(バスケタリー)、小川待子(陶)、留守玲(金属)のそれぞれ素材も表現方法も違う三者の代表作を同じ空間に展示する
昭和のくらし博物館
☎/03(3759)1808
大田区南久が原2の26の19
10時~17時
※金~日曜、祝日のみ開館
「スフとすいとんの昭和」展
▼~22年3月31日
→戦争はありとあらゆる面で人びとに多大な惨禍をもたらし、くらしのすべてはくらしのすべては戦時体制に投げ込まれてしまう。綿の代わりに「スフ(ステープル・ファイバー、代用繊維)」、米の代わりに「すいとん(小麦粉などを団子のように固めた代用食)」と生活物資の極端な欠乏、厳しい監視社会、空襲と、先が見えない絶望的な日々が続く。同展では、衣食住それぞれにおける代用品の誕生と使われ方、当時の社会情勢について展示し、戦争がいかにくらしを破壊するものであるかを検証する
杉野学園衣裳博物館
☎/03(6910)4413
品川区上大崎4の6の19
10時~16時
日曜・祝日、12月25日~1月6日休み
刺繍―様々な装いにみる装飾―
▼9月27日~1月31日
→数ある手芸の中でも「刺繍」は、数千年前に人間が針と糸を手にしたときに初めて生まれた手芸ともいわれ、その起源を辿ることができないほど長きに渡り人々に受け継がれてきた。同展では、様々な種類の刺繍が施された展示品を通して、アジアとヨーロッパそれぞれの地域や民族衣装に見られる刺繍の違い、同じ刺繍の技法であっても民族衣装に見られる刺繍と装飾としての刺繍の違いなどを比較しながら紹介する
ギャラリー懐美館 代官山
☎/070(5452)7230
渋谷区恵比寿西1の31の14グリーンマンション1F
11時~19時(最終日~17時)
会期中無休
CAELLOW POPUP STORE
▼1月14日~23日
→山㟢則之・寺内まち子による革、布にオリジナルのプリントを施したバッグや小物を展示販売
手紡ぎ小箱
▼1月28日~30日/12時~18時
→素材・色合い・手触りにこだわり、様々な種類、色の羊毛を混ぜてオリジナルの糸を紡いだ手紡ぎ糸を展示販売。編みサンプルも展示"
Bunkamuraザ・ミュージアム
☎/050(5541)8600
東京都渋谷区道玄坂2の24の1
10時~18時(金・土曜~21時、入館30分前)
1月1日休み。土・日曜・祝日、1月24日~30日=要オンライン予約
ザ・フィンランドデザイン展 ― 自然が宿るライフスタイル
▼12月17日~1月30日
→大いなる自然に抱かれた北欧の国・フィンランド。その美しい自然からインスピレーションを得て生まれたデザインは、世界中で愛されている。同展では、マリメッコやフィンレイソンのテキスタイル、カイ・フランクのガラス工芸の他、陶磁器や家具など、1930-1970年代にデザイン・制作された日本でも人気の高いプロダクトともに、同時代の絵画などもあわせて展示し、フィンランドのデザインを多角的に紹介
文化学園服飾博物館
☎/03(3299)2387
渋谷区代々木3の22の7新宿文化クイントビル
10時~16時30分(入館30分前)
日曜・祝日休み
民族衣装―異文化へのまなざしと探求、受容―
▼11月1日~22年2月7日
→世界では、それぞれの地域で多様な民族衣装が着られている。それは現代では誰もが理解しうる感覚であるが、情報が少なく世界が隔てられていた時代には、自分たちと異なる民族がどのような生活をし、どのような衣服を着ているのかを容易に知ることはできず、それを知ることは人々の好奇心を満たし、また重要な情報のひとつとなった。展示では、民族衣装が描かれた書物や、民族衣装の研究、フィールドワークなどに焦点を当て、ヨーロッパや日本において、アジアやアフリカの民族衣装がどのようにとらえられてきたのかを探る。またデザインやカッティングなどに民族衣装の影響を受けたヨーロッパのドレスを、元となった民族衣装とともに紹介する
次太夫堀公園
☎/03(3417)5911
世田谷区喜多見5の27の14
<次大夫堀公園民家園 消防展示小屋、旧秋山家住宅土蔵>
9時30分~16時30分(1月1日;10時30分~15時30分)
月曜、12月28日~31日休み
くらしの中の木綿
▼11月3日~1月1日
→木綿は、江戸時代から糸や着物などの布地、布団など、庶民の暮らしに欠かせない素材として親しまれてきた。同展では、主に世田谷地域の衣生活の観点から、木綿をとりまく文化を紹介する
ギャラリーおかりや
☎/03(3535)5321
中央区銀座4の3の5銀座AHビルB2F
11時~19時(最終日~17時)
会期中無休
17回蟻川工房のホームスパン展
▼1月26日~31日
→岩手県盛岡の蟻川工房に内弟子に入り31年になる伊藤聖子が代表を務める同工房のホームスパン作品展
新井画廊
☎/03(3574)6771
中央区銀座7の10の8
11時~19時(最終日~17時)
会期中無休
都竹麻里子展―染料と絵具の出会い―
▼1月10日~15日
→染料と絵具をメディアとして描いた絵画を展示
東京国立近代美術館
☎/03(5777)8600
千代田区北の丸公園3の1
10時~17時(金・土曜~20時、入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月28日~1月1日休み
柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年
▼10月26日~2月13日
→柳宗悦の没後60年に開催される同展は、各地の民藝のコレクションから選りすぐった陶磁器、染織、木工、蓑、ざるなどの暮らしの道具類や大津絵といった民画のコレクションとともに出版物、写真、映像などの同時代資料を展示し、総点数400点を超える作品と資料を通して、民藝とその内外に広がる社会、歴史や経済を浮かび上がらせる。今回とりわけ注目するのは、「美術館」「出版」「流通」という三本柱を掲げた民藝のモダンな「編集」手法と、それぞれの地方の人・モノ・情報をつないで協働した民藝のローカルなネットワーク。民藝の実践は、美しい「モノ」の蒐集にとどまらず、新作民藝の生産から流通までの仕組み作り、あるいは農村地方の生活改善といった社会の問題提起、衣食住の提案、景観保存にまで広がった。「近代」の終焉が語られて久しい今、持続可能な社会や暮らしとはどのようなものか―「既にある地域資源」を発見し、人・モノ・情報の関係を編みなおしてきた民藝運動の可能性を「近代美術館」という場から見つめなおす
伝統芸能情報館
☎/03(3265)7411
千代田区三宅坂隼町4の1
10時~18時
12月29日~1月2日休み
<情報展示室>舞台の花鳥風月―装いの美―
▼10月2日~1月27日
→近世から現代まで日本で成り立ち、展開してきた芸能には、表象としての「花鳥風月」が採り入れられ、舞台を彩ってきた。自然の風景を描く舞台装置、四季の花々をあしらった衣裳、鳥や蝶など自然界の生き物を表現した小道具、そして、舞台の装いにそれらの美を採り入れる役者の姿に、「花鳥風月」の精神性が見いだされる。同展では、文献や錦絵、楽屋の模様、衣裳や鬘、装身具、舞台写真等を通して、舞台の花鳥風月の世界を紹介
古代オリエント博物館
☎/03(3989)3491
豊島区東池袋3の1の4サンシャインシティ文化会館7F
10時~16時30分(入館30分前)
12月27日~1月3日休み
【クローズアップ展】北イラクのマイノリティを訪ねて
▼12月18日~1月31日
→現代中近東には、キリスト教を奉じるアッシリア人をはじめ、クルド人やヤズィーディーなど、今なお独自の文化習俗と信仰を守り続ける人々が暮らしている。同展では、彼らの実生活を撮影してきた田村公祐氏の写真や彼らの手で作られた衣装などを通して、中近東世界の多様性を反映するマイノリティの伝統文化を紹介する
弥生美術館
☎/03(3812)0012
文京区弥生2の4の2
10時~16時30分(入館30分前)
月・火曜(祝日の場合開館)、12月27日~1月3日休み ※オンライン予約必要
谷崎潤一郎をめぐる人々と着物~事実も小説も奇なり~
▼10月2日~1月23日
→小説家・中河與一が谷崎潤一郎の生涯を書いた作品「探美の夜」に添えられた田代光の挿絵(初公開原画数十点)を用いて、谷崎の人生を辿りつつ、谷崎文学の登場人物のモデルになった人々に焦点を当て、紹介していく。彼等が着用した着物や装飾品の数々も展示する。さらに、彼等をモデルとして創作された作品の登場人物の装いを、アンティーク着物で再現した。谷崎は着物にこだわりの強い作家で、衣裳は登場人物たちのキャラクター表現の一端を担っている。社会の枠におさまりきらず、世間から非難と好奇の目で見られることも多かった谷崎の生涯、モデルになった人々、そして悪魔的な文学の魅力を、着物と挿絵で堪能させる
伝統工芸青山スクエア <情報展示室>
☎/03(5785)1301
港区赤坂8の1の22赤坂王子ビル
11時~19時(最終日~18時)
12月29日~1月3日休み
2021年度 全国伝統的工芸品公募展優秀作品展 ~暮らしの中で輝く!伝統工芸品たち~
▼12月17日~1月6日
→伝統工芸品の作り手から作品を公募する「全国伝統的工芸品公募展」より、2021年度の開催にて入賞・入選した作品を展示販売する
サントリー美術館
☎/03(3479)8600
港区赤坂9の7の4東京ミッドタウンガーデンサイド
10時~18時(金・土曜~20時、入館30分前)
火曜休み(3月22日開館)
よみがえる正倉院宝物―再現模造にみる天平の技―
▼1月26日~3月27日
→正倉院宝物とは、奈良・東大寺の倉であった正倉院正倉に伝えられた約9千件におよぶ品々である。聖武天皇ゆかりの品をはじめ、その多くが奈良時代の作で、調度品、楽器、遊戯具、武器・武具、文房具、仏具、文書、染織品など多彩な分野にわたる。中には、西域や唐からもたらされた国際色豊かな品々も含まれるなど、天平文化華やかなりし当時の東西交流もうかがい知ることができる。しかし、1300年近くという長い時代を経て今日にいたる正倉院宝物は、きわめて脆弱であるため、毎年秋に奈良で開催される「正倉院展」で一部が展覧される以外はほとんど公開されていない。正倉院宝物の模造製作は、明治時代に奈良・東大寺で開催された奈良博覧会を機に始められた。明治時代後半より、宮内省正倉院御物整理掛のもとで、模造製作は修理と一体の事業として取り組まれたが、1972年からは宝物を管理する宮内庁正倉院事務所によって宝物の材料や技法、構造の忠実な再現に重点をおいた模造製作が行われるようになる。以来、人間国宝ら伝統技術保持者の熟練の技と最新の調査・研究成果との融合により、優れた作品が数多く生み出されてきた。同展は、これまでに製作された数百点におよぶ再現模造作品の中から、選りすぐりの逸品を一堂に集めて公開するもので、再現された天平の美と技に触れるとともに、日本の伝統技術を継承することの意義を学ぶ
東京都庭園美術館
☎/03(3443)0201
港区白金台5の21の9
10時~18時(入館30分前)
第2・第4水曜休み(祝日の場合翌休)
奇想のモード―装うことへの狂気、またはシュルレアリスム―
▼1月15日~4月10日
→20世紀最大の芸術運動であったシュルレアリスムは芸術の枠を超えて、人々の意識の深層にまで影響力を及ぼした。革新的な意匠を生み出し、時代を先駆けようとする優れたクリエーターたちの表現は、時にシュルレアリスムの理念と重なり合うものであり、モードの世界にもシュルレアリスムに通底するような斬新なアイデアを垣間見ることができる。一方、シュルレアリストたちと親交のあったエルザ・スキャパレッリは、シュルレアリスムの潮流のなかで示された特異な感覚を、モードの世界に積極的に取り込んでいった。またシュルレアリストたちは、帽子や靴、手袋といったファッションアイテムを霊感の源として、絵画や写真、オブジェといった作品のなかに生かした。衣裳へのトロンプ・ルイユ(だまし絵)的なイラストの導入や、内側と外側の意識を反転させたようなデザインなど、シュルレアリスムを契機として出現したユニークな発想力は、まさに「奇想のモード」として今日にまで影響を与え続けている。同展ではさらに、シュルレアリスムの感性に通ずるような作品群にも注目し、現代の私たちからみた<奇想>をテーマに、17世紀の歴史的なファッションプレートからコンテンポラリーアートに至るまでを、幅広く展覧する。シュルレアリスムがモードに与えた影響をひとつの視座としながら、その自由な創造力と発想によって、モードの世界にセンセーションをもたらした美の表現に迫る
サロン・ド・フルール
☎/03(5485)8748
港区南青山5の7の25ラ・フルール南青山1F
11時~18時(最終日~17時)
会期中無休
暮らしのクラフトゆずりは
▼1月25日~30日
→青森・秋田・岩手3県をはじめ東北の手仕事を紹介
根津美術館
☎/03(3400)2536
港区南青山6の5の1
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
文様のちから―技法に託す―
▼1月8日~2月13日
→工芸品の文様は作品の外形と調和して、得も言われぬ魅力を醸し出す。作り手は、文様をあらわすために最も適した技法を考案・選択する一方で、技法の特性を生かした文様表現を行ってきた。技法と文様は生み出し、生み出される相対関係にありながら、しかも一体となって作品世界を作り上げる、いわば「相即不離」の関係にあるといえる。同館では、2010年以来となる染織品を主要なテーマとした展覧会。「文様から技法を探る」「技法から文様を探る」の二つのテーマを設け、染織品と共に陶磁器、漆工品、金工の作品を通して両者の関係に迫る。文様と技法が一体となって作り上げる作品世界を紹介する。「茶地立涌雪持松模様縫箔」(桃山~江戸時代・17世紀)、「紅浅葱段籠目草花模様唐織」(江戸時代・19世紀)などを展示
日本民藝館
☎/03(3467)4527
目黒区駒場4の3の33
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
美の標―柳宗悦の眼による創作―
▼1月10日~3月20日
→柳宗悦が蒐めた同館所蔵品は、時代や産地、用途などが異なりながら同一の美しさで通底している。柳はその美を「不二美」「美醜なき美」などと呼び、「美の標準」として広く真価を問った。同展では同じ美の源泉から多種多様な姿で顕れた「美の標準」を展観する。それらは初期の茶人達が見立てた井戸茶碗と同様、柳の眼による創作といい得るという視点からの所蔵品展
PLAY! MUSEUM
☎/042(513)9625
東京都立川市緑町3の1GREEN SPRINGS W3
10時~17時(休日~18時、入館30分前)
12月31日~1月2日休み
柚木沙弥郎 life・LIFE
▼11月20日~1月30日
→染色家でアーティストの柚木沙弥郎(1922年~)の、型染で布に模様を大胆に染めた染色作品をはじめ、版画や絵画、立体、絵本など、70年を超す創作活動は今日も続いています。近年ではIDÉEや京都のACE HOTELとのコラボレーションなど、世代を超えて注目を集めている。同展では、柚木の作品を見て、見つめて、ワクワクする場。「life・LIFE」、すなわち「くらし」と「人生」がテーマ。日々のくらしを豊かに彩ること。そしてコロナに見舞われた今日、人生をいかに大切に生きるか。いずれも「くらし」と「人生」を全身で感じ、謳歌する、1990年代から手掛ける愉快な絵本作品の原画約80点と、紙粘土と布で作られたユーモラスな約20点の人形たち、そして約50点の色とりどりの大きな布が織りなすダイナミックな展示空間を構成する
東京家政学院生活文化博物館
☎/042(782)9814
町田市相原町2600
9時30分~16時30分
土・日曜、祝日、1月27日~1月7日、2月1日休み。要事前予約
新たな出発点―東京家政学院生活文化博物館の30年―
▼11月8日~2月4日
→開館30周年も過ぎ、これまでの展示活動を振り返り、過去の特別展にまつわる竹籠、秤類、江戸時代の版本、中央アンデスの染織品、料理標本(食品サンプル)、オートクチュールドレス、着尺地、打掛、民族衣装、レースなどの資料を展示