昭和のくらし博物館
☎/03(3759)1808
大田区南久が原2の26の19
10時~17時
※金~日曜、祝日のみ開館
「スフとすいとんの昭和」展
▼~22年3月31日
→戦争はありとあらゆる面で人びとに多大な惨禍をもたらし、くらしのすべてはくらしのすべては戦時体制に投げ込まれてしまう。綿の代わりに「スフ(ステープル・ファイバー、代用繊維)」米の代わりに「すいとん(小麦粉などを団子のように固めた代用食)」と生活物資の極端な欠乏、厳しい監視社会、空襲と、先が見えない絶望的な日々が続く。同展では、衣食住それぞれにおける代用品の誕生と使われ方、当時の社会情勢について展示し、戦争がいかにくらしを破壊するものであるかを検証する
杉野学園衣裳博物館
☎/03(6910)4413
品川区上大崎4の6の19
10時~16時
日曜・祝日、12月25日~1月6日休み
刺繍―様々な装いにみる装飾―
▼9月27日~1月31日
→数ある手芸の中でも「刺繍」は、数千年前に人間が針と糸を手にしたときに初めて生まれた手芸ともいわれ、その起源を辿ることができないほど長きに渡り人々に受け継がれてきた。同展では、様々な種類の刺繍が施された展示品を通して、アジアとヨーロッパそれぞれの地域や民族衣装に見られる刺繍の違い、同じ刺繍の技法であっても民族衣装に見られる刺繍と装飾としての刺繍の違いなどを比較しながら紹介する
Bunkamuraザ・ミュージアム
☎/050(5541)8600
東京都渋谷区道玄坂2の24の1
10時~18時(金・土曜~21時、入館30分前)
1月1日休み。土・日曜・祝日、1月24日~30日=要オンライン予約
ザ・フィンランドデザイン展 ― 自然が宿るライフスタイル
▼12月17日~1月30日
→大いなる自然に抱かれた北欧の国・フィンランド。その美しい自然からインスピレーションを得て生まれたデザインは、世界中で愛されている。同展では、マリメッコやフィンレイソンのテキスタイル、カイ・フランクのガラス工芸の他、陶磁器や家具など、1930-1970年代にデザイン・制作された日本でも人気の高いプロダクトともに、同時代の絵画などもあわせて展示し、フィンランドのデザインを多角的に紹介
スペース・ゼロ
☎/03(3375)8741
渋谷区代々木2の12の10こくみん共済coopホール(全労済ホール)
11時~18時(最終日~15時)
会期中無休
公募 裂織アート&クラフト2021展 生まれ変わる布たち
▼12月3日~7日
→裂織の今研究会主催の裂織公募展アート部門、ファッション部門、クラフト部門の入賞入選作品を展示
文化学園服飾博物館
☎/03(3299)2387
渋谷区代々木3の22の7新宿文化クイントビル
10時~16時30分(入館30分前)
日曜・祝日休み
民族衣装―異文化へのまなざしと探求、受容―
▼11月1日~22年2月7日
→世界では、それぞれの地域で多様な民族衣装が着られている。それは現代では誰もが理解しうる感覚であるが、情報が少なく世界が隔てられていた時代には、自分たちと異なる民族がどのような生活をし、どのような衣服を着ているのかを容易に知ることはできず、それを知ることは人々の好奇心を満たし、また重要な情報のひとつとなった。展示では、民族衣装が描かれた書物や、民族衣装の研究、フィールドワークなどに焦点を当て、ヨーロッパや日本において、アジアやアフリカの民族衣装がどのようにとらえられてきたのかを探る。またデザインやカッティングなどに民族衣装の影響を受けたヨーロッパのドレスを、元となった民族衣装とともに紹介する
次太夫堀公園 <次大夫堀公園民家園 消防展示小屋、旧秋山家住宅土蔵>
☎/03(3417)5911
世田谷区喜多見5の27の14
9時30分~16時30分(1月1日;10時30分~15時30分)
月曜、12月28日~31日休み
くらしの中の木綿
▼11月3日~1月1日
→木綿は、江戸時代から糸や着物などの布地、布団など、庶民の暮らしに欠かせない素材として親しまれてきた。同展では、主に世田谷地域の衣生活の観点から、木綿をとりまく文化を紹介する
巷房
☎/03(3567)8727
中央区銀座1の9の8奥野ビル
12時~19時(最終日~17時)
会期中無休
安川緑光展―注連縄からⅢ―
▼11月29日~12月4日
Ecru+HM(エクリュ+エイチエム)
☎/03(3561)8121
中央区銀座1の9の8奥野ビル4F
12時30分~19時(最終日~17時)
水曜休み
テーマ展「七変化」岡村奈緒・建元節子・奈良平宣子・林塔子
▼12月10日~18日
→糸、布、革などを用い、変幻自在に立体的へと展開させていく…。4人の作家の個性溢れる楽しいテキスタイル作品を紹介
ギャラリーおかりや
☎/03(3535)5321
中央区銀座4の3の5銀座AHビルB2F
11時~19時(最終日~17時)
会期中無休
織・米山 みどり ストール展
▼12月1日~6日
漆:清水由美・草木染:佐藤麻陽展
▼12月21日~12月26日
ACギャラリー
☎/03(3573)3676
中央区銀座5の5の9阿部ビル4F
11時~19時(最終日~16時)
会期中無休
しめなわ展
▼12月6日~12日
→佐伯和子、さとうますよ、山根リエ子、吉田雅子
東京国立近代美術館
☎/03(5777)8600
千代田区北の丸公園3の1
10時~17時(金・土曜~20時、入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月28日~1月1日休み
柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年
▼10月26日~22年2月13日
→柳宗悦の没後60年に開催される同展は、各地の民藝のコレクションから選りすぐった陶磁器、染織、木工、蓑、ざるなどの暮らしの道具類や大津絵といった民画のコレクションとともに出版物、写真、映像などの同時代資料を展示し、総点数400点を超える作品と資料を通して、民藝とその内外に広がる社会、歴史や経済を浮かび上がらせる。今回とりわけ注目するのは、「美術館」「出版」「流通」という三本柱を掲げた民藝のモダンな「編集」手法と、それぞれの地方の人・モノ・情報をつないで協働した民藝のローカルなネットワーク。民藝の実践は、美しい「モノ」の蒐集にとどまらず、新作民藝の生産から流通までの仕組み作り、あるいは農村地方の生活改善といった社会の問題提起、衣食住の提案、景観保存にまで広がった。「近代」の終焉が語られて久しい今、持続可能な社会や暮らしとはどのようなものか―「既にある地域資源」を発見し、人・モノ・情報の関係を編みなおしてきた民藝運動の可能性を「近代美術館」という場から見つめなおす
伝統芸能情報館 <情報展示室>
☎/03(3265)7411
千代田区三宅坂隼町4の1
10時~18時
12月29日~1月2日休み
舞台の花鳥風月―装いの美―
▼10月2日~1月27日
→近世から現代まで日本で成り立ち、展開してきた芸能には、表象としての「花鳥風月」が採り入れられ、舞台を彩ってきた。自然の風景を描く舞台装置、四季の花々をあしらった衣裳、鳥や蝶など自然界の生き物を表現した小道具、そして、舞台の装いにそれらの美を採り入れる役者の姿に、「花鳥風月」の精神性が見いだされる。同展では、文献や錦絵、楽屋の模様、衣裳や鬘、装身具、舞台写真等を通して、舞台の花鳥風月の世界を紹介
古代オリエント博物館
☎/03(3989)3491
豊島区東池袋3の1の4サンシャインシティ文化会館7F
10時~16時30分(入館30分前)
12月27日~1月3日休み
【クローズアップ展】北イラクのマイノリティを訪ねて
▼12月18日~1月31日
→現代中近東には、キリスト教を奉じるアッシリア人をはじめ、クルド人やヤズィーディーなど、今なお独自の文化習俗と信仰を守り続ける人々が暮らしている。同展では、彼らの実生活を撮影してきた田村公祐氏の写真や彼らの手で作られた衣装などを通して、中近東世界の多様性を反映するマイノリティの伝統文化を紹介する
弥生美術館
☎/03(3812)0012
文京区弥生2の4の2
10時~16時30分(入館30分前)
月・火曜(祝日の場合開館)、12月27日~1月3日休み ※オンライン予約必要
谷崎潤一郎をめぐる人々と着物~事実も小説も奇なり~
▼10月2日~22年1月23日
→小説家・中河與一が谷崎潤一郎の生涯を書いた作品「探美の夜」に添えられた田代光の挿絵(初公開原画数十点)を用いて、谷崎の人生を辿りつつ、谷崎文学の登場人物のモデルになった人々に焦点を当て、紹介していく。彼等が着用した着物や装飾品の数々も展示する。さらに、彼等をモデルとして創作された作品の登場人物の装いを、アンティーク着物で再現した。谷崎は着物にこだわりの強い作家で、衣裳は登場人物たちのキャラクター表現の一端を担っている。社会の枠におさまりきらず、世間から非難と好奇の目で見られることも多かった谷崎の生涯、モデルになった人々、そして悪魔的な文学の魅力を、着物と挿絵で堪能させる
伝統工芸青山スクエア
☎/03(5785)1301
港区赤坂8の1の22赤坂王子ビル
11時~19時(最終日~18時)
会期中無休
江戸の粋 東京手描友禅 小倉貞右・隆
▼11月26日~12月2日
→200年前、京の都から江戸の町に伝わった東京手描友禅。町人の気風に合わせて表面は渋く地味に、隠れたところに洒落心を活かしながら変化を遂げていきた。その柔軟な進化は現代まで受け継がれ、時代の気風に合わせた新たな進化を見せている。会期中、糸目糊置き又は金彩加工の実演
墨田区伝統工芸保存会 技人展
▼12月10日~16日
→墨田区は東京の下町と呼ばれ、路地を歩けばどこからともなく「モノ作りの音」が聞こえてくるほど、職人が多い町として古くから栄えてした。そして江戸から続く職人の技を後世に伝えようと様々な分野の職人達が集まり、昭和53年(1978年)に都内でいち早く結成されたのが墨田区伝統工芸保存会。技人達が作り上げた作品の展示販売・製作実演・製作体験を行う。染織関連では、藍染(藤澤幸宏)、江戸小紋・江戸更紗(中條隆一・中條康隆)、足袋仕立て(石井芳和・石井健介)
ギャラリーコンセプト21
☎/03(3406)0466
港区北青山3の15の16
11時~19時(最終日~15時)
会期中無休
大金晶子展 森羅万象 ココデアナタハナニヲオモウ…
▼12月3日~8日
→制約の中過ごしたこの一年をlaboratory3としてテキスタイル表現する。真綿・繭毛羽という絹素材を中心にインスタレーションと纏いをカタチに各スペースで展示
青山 八木
☎/03(3401)2374
港区南青山1の4の2八並ビル1F
12時~18時30分
会期中無休
津田千枝子型染展
▼12月8日~11日
→絵画的な柄表現の型染を展示
日本民藝館
☎/03(3467)4527
目黒区駒場4の3の33
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
日本民藝館展―新作工藝公募展―
▼12月11日~24日
→陶磁器・織物・染物・木漆工・ガラス工・紙工・金工・竹工・藁工など、手仕事による伝統的な工芸品を中心に、日本各地で作られた新作工芸品の数々を展示・販売する、恒例の新作工芸公募展
岩立フォークテキスタイルミュージアム
☎/03(3718)2461
目黒区自由が丘1の25の13岩立ビル3F
10時~17時(入館30分前)
会期中の木・金・土曜のみ開館
カンタ——母からの贈り物
▼7月29日~12月11日
→「かつてのベンガル州で作られたカンタは、使い古しの白木綿を4、5枚重ね、農作業や日常の暮しの合間にコツコツと刺されて仕上がった廃物利用のキルトです。しかし糸でつづられた物語の様なデザインの楽しさはだれにも眞似が出来ない純な思いが伝わってきます。カンタを見て心動かされない人はめったに居ないでしょう。使い終った白木綿が更に輝きを増すやさしさに包まれ、布仕事の無限の樂しみです。只のボロ布が母の手で清められ再びよみがえった布です。特別な一瞬です。是非見て頂きたい一点ものの作品です」(岩立広子)
ℋの市立新撰組のふるさと歴史館
☎/042(583)5100(日野市ふるさと文化財課)
日野市神明4の16の1
9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)
~川風のおくりもの~日野に誕生した桑と蚕の研究所物語
▼10月2日~12月12日
→日本の近代化を支え続けた養蚕。市民の森スポーツ公園と仲田の森蚕糸公園の地には、かつて旧農林省蚕糸試験場日野桑園があった。明治45年(1912年)、蚕糸試験場の前身である原蚕種製造所の設置に伴い、川風に恵まれ良質の桑が育つ日野の地に附属の桑園が設置された。さらに昭和に入ると桑園が拡大され、新たな桑と蚕の研究室が日野に誕生した。昭和55年に現在の茨城県つくば市に移転するまで、日本の蚕糸科学技術研究の最前線として機能していた研究所でだった。同展では、日野に桑園が設置された経緯や日野桑園そのものについて、併せて保存修理工事が行われた第一蚕室についても紹介
東京家政学院生活文化博物館
☎/042(782)9814
町田市相原町2600
9時30分~16時30分
土・日曜、祝日、1月27日~1月7日、2月1日休み。要事前予約
新たな出発点―東京家政学院生活文化博物館の30年―
▼11月8日~2月4日
→開館30周年も過ぎ、これまでの展示活動を振り返り、過去の特別展にまつわる竹籠、秤類、江戸時代の版本、中央アンデスの染織品、料理標本(食品サンプル)、オートクチュールドレス、着尺地、打掛、民族衣装、レースなどの資料を展示